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シャムネコ大好きの「わがはいはネコである記」

シャムネコがやってきた

2015年09月12日 | 日記

屋上のプランターにブルーベリーを植えて2年、今年はたくさん花をつけて、実がいっぱいなった。収穫を楽しみにしていたのですが、実が色づくものから次々なくなってゆく。
あれーおかしいな?!かみさんに収穫したのか?と聞いたら、知らないという。

おかしい、おかしいとおもっていたら、犯人は鳥です。どうもヒヨドリのようです。なんとかしなくてはと、よく行く、三鷹の東八道路のところにある、郊外型の何でもありの大型スーパー「Jマート」に、鳥よけの網を買いに行くことになった。
ここは、土日にゆくとレジャーランドのように、ファミリーがいっぱいで、車も満杯であるけれど、今日は平日なので、空いている。

園芸用品、草花、大工道具、修理用具、台所用品、カーテン・・・・・あらゆるものがあり、品数も多く、見て歩くだけでもけっこう楽しい。かみさんはここが好きで、一旦入ってしまうと、2時間くらい見て歩き、両手いっぱいにいらんものをたくさん買い込んでくる。

私は、目的のものを買い込んで、ペットコーナーの犬猫などをからかって、すぐに、車に戻ってしまう。車で、一眠りしたり、本を読んだり、ラジオを聞いたりして、かみさんが戻るの待っている。

でもこの日は違いました。ペットショップに行ったら、なんとシャム猫がいたのです。
今は亡きチョロに似ているシャム猫です。

先日は、スコティッシュフォールドに衝動的に、買い気満々になってしまったかみさんをなんとかなだめて、思いとどまらせたのですが・・・

今度は、私が買い気の衝動に突き動かされ、どうにも止まらなくなってしまいました。
かみさんも「また、ネコを飼うならシャムネコね!」なんて、言ってはいたんですが、いざとなると、シャムネコ以外も飼ってみたいなどと言い出したりして・・・

私は、今は、いかにシャムネコは手に入りにくくなっているか、ネットで探してもブリーダーはおらず、流行を追う日本のペット業界は、はやりものの品種しかブリーディングしていないこと、シャム猫に出会うなんて、こんなチャンスは二度と訪れないことなど、いつも無口な私が饒舌な説得を繰り返し、「ちょっと抱かせて下さい」などと積極的行動に出た。

というのも、我々の成り行きを気にしている、歳のいった母娘がそばを離れず、どうもこのシャム猫に気があるようなそぶりなのである。
抱いてみれば、決心がつくと思い、抱かせてもらったのであるが、やはり、母性本能が一気全開したらしく、かみさんもその気になり、購入決定! 
返品?にかんする契約書を交わし、いよいよ我が家のネコになりました。

そばでうろうろしていた母娘は、うなだれて去っていった。
なんだかしらないが、「勝った、勝った」という気分にもなった。

持ち帰り用の箱に入れて、車に。
かみさんは買い物どころではなくなり、思わぬ成り行きに、ほんとに買っちゃってよかったのかしら??といつになく反省しきりである。
鳥よけの網を買いに来て、ネコを買っちゃったのだから、予想外の展開に混乱している状態である。

帰りにどこかで食事をなんて思って出てきたのであるが、それどころではなく、とにかく一目散に自宅に戻った。
家に着き、箱を開けたら、ちょっと不安で、おびえたようなシャムネコの赤ちゃんが顔をあげた。

しばらく、開けたままほっておいた。
すると、ネコの気持ちが落ち着き、箱の中から顔を出し、あたりの様子を探り出したので、箱から出してあげた。

初めてみる、環境に、へっぴりごしで、おそるおそる辺りをかぎまわる。
この探検が終わるまで、大きな音を立てないように、じっと見守っていた。
一通りかぎ回り、辺りの様子がわかってくると、少し落ち着きだした。

ひもでじゃらすと、じゃれてきた。だいぶ慣れてきたようだ。
トイレをセットし、えさを用意してやる。お腹がすいていたのか、夢中で食べた。
お腹がいっぱいになり、気持ちもゆったりしてきたのか、盛んにじゃれついた。
ひとしきり遊んでやると、どっと疲れが出てきたのか、私の足の上でコックリをはじめた。
うう・・! かわいい! いとおしい! 寝顔がなんともいえない。

前飼っていたシャムネコのチョロがきたのもこのくらいだった。
こんどのネコは、2006年5月2日生まれ、血統書なし、128,000円である。
生後約2ヶ月と1週間である。値段は展示してあるネコの中では最低であった。
アメショー、ロシアンブルー、アビシニアン、スコティッシュフォールドなどがいたが、みんな15万円以上。やはり、シャムは、今は人気ないのかな?
でも他より安くてよかった。

こうして、待望のシャム猫がまた我が家にやってきたのである。