ネコの足先には肉球があります。ポヨポヨとも呼ばれますが、ネコにとってこの肉球はすごく大事なものなのです。
ネコは暑いときでも汗をかきません。砂漠地帯に住んでいたネコの祖先にとって、水は大切なもので、汗として飛ばしてしまうのはもったいなかったのです。
暑いときは、日陰に隠れて昼寝です。夜涼しくなると狩りに出掛けました。
汗をかかないネコでも、からだの4箇所だけ汗をかきます。
それは、手と足の先の肉球(ポヨポヨ)のところです。
あしのポヨポヨ
木登りの上手なネコは、ポヨポヨのところに汗をかいて滑り止めにするわけです。
そして、ネコのポヨポヨには神経が張り巡らされ、とても敏感なのです。
これは、今歩いているところの状態を敏感に感じるためなのです。
ポヨポヨをやさしくなでるように触ると、ネコはいやがりませんが、
ここをきつくいじると怒ります。
ここは、とても敏感なので、きつく触ると痛く感じるのです。
ポヨポヨは足音を消す役目もしています。音を立てずに獲物に近づくためにも
この消音装置のポヨポヨはとても大切なのです。