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シャムネコ大好きの「わがはいはネコである記」

ネコを部屋の閉じ込めておくのはよいか、わるいか?

2020年07月27日 | 日記


イヌの先祖はオオカミです。オオカミは、獲物をとにかくしつこく追い回し、相手が疲れてへたり込むまで追跡します。
このため、病気の獲物、怪我をしている獲物の方が早くへたり込み、確実に狩りが成功します。オオカミは、獲物が病気か、弱っているかなど的確に判断し、えものを選別してねらいを定めて追い詰めます。

最近の研究で、犬の中には、ヒトの尿の匂いなどで、その人がガンかどうか判別できるものがいることがわかってきました。この能力もオオカミの時代から受け継いだ能力なのです。

イヌを飼うときは散歩させなくてはいけないと言われています。この散歩は、草原などを毎日、何十キロもの距離を獲物を追いかけていた、ご先祖様の生活の名残なのです。散歩させないとストレスが貯まってきます。

ところが、ネコは待ち伏せ型の狩りをします。ネズミが出てくる穴を、辛抱強く、何時間でも待ち伏せしています。この習性がネコの生活の基本となり、一日狭いところでじ〜っとしていてもストレスなく過ごせるのです。ネコは家に閉じ込めておいてもまったくストレスを感じません。

もちろん、子ネコの時から、自由に外を歩かせていた場合は、やはり、広い範囲をパトロールする習性が付き、このネコを閉じ込めるとストレスを感じるでしょう。しかし、イヌほどではなく、閉じ込めておく生活にもすぐに順応してきます。ただ発情したネコは相手を見つけるため、発情中は、とにかく外に出たがりますが・・・

去勢、避妊したネコは発情しませんので、外に出る事は必要ではなくなります。ということで、ネコはイヌに比べて、室内飼いに適した動物なのです。部屋に閉じ込めておいてもまったく問題ないのです。