生殖期に性ホルモンを分泌する、大触覚の間にできる
コブ状のつぶつぶを頭瘤(とうりゅう)と言います。
種類によっては出ないカタツムリもいるそうです。
飼育上では、四か月の冬眠から覚めたばかりのミスジマイマイが
食べることより先に頭瘤を出し、発情している個体がいました。
ヒダリマキマイマイ成貝。
(2008-08-28)
2007年11月生まれのオナジマイマイ幼貝。
秋の終わりに孵化したかたつむりの冬越しの管理は難しく、
飼育上では冬眠させると死んでしまうことがあります。
画像のオナジ達はうまく膜を張っていたので、
屋外置にしましたが、みな元気でした。
昨年撮った画像です。
(2008-04-29)
同じグループの卵から同日孵化した幼貝。
極端に大きい卵、小さい卵は孵化しないこともあります。
小さい個体の方はほぼ普通サイズの卵より少し小さい
くらいでしたが、大きい個体の方は1.5倍くらいの大きさでした。
孵化2日目。
(2008-10-13)

室内置のミスジマイマイの子たちが冬眠から目覚めていました。
昨日一昨日と湿度があがり、室温12℃、室内湿度67~70%。


この個体は冬眠中に、殻が大きく成長していました。
ミスジの殻の成長はとてもわかりやすいです。
(色が変わっている部分)
冬眠中に殻の成長がストップする、などの記述や、
冬眠中に殻が成長する、などいろいろと目にします。
家のミスジは冬眠から覚めると殻が大きくなっています。
はじめて卵から育てたヒダリマキは、冬越しを冬眠させなかった
ため、7か月で成貝にしてしまいました。冬眠をしないほうが
成長が早いのは、一目瞭然ですが。

11月の下旬から3か月。えさを与えてしまったので、
再冬眠はしないでしょう。
(2009-02-25)