多聞月記

シルクドゥソレイユのドラリオンをきっかけに中国雑技、サーカス好きになったおっちゃんの月記

沧州 吴桥旅行 思い出日記②

2017-05-02 22:02:36 | 旅行記 〜雑技の故郷 沧州 吴桥 旅行〜


おはようございます。
私は中国で公園を散歩するのが大好きです。
それはThe 観光地!みたいな有名な公園だけでなく、ガイドブックには公園とだけあるようなところまで。
そこには中国ののほほんとした緩やかな朝があったりします。


公園でお腹の底から声を出して大合唱!
いいと思いませんか?
健康への一番の毒はストレスと言いますが、こうやってるとストレスも吹き飛びそうですね。
歌詞カードも置いてあって、誰でも参加できるのもいいです。
中国語を勉強して私も加わってみたいです。

楽器の演奏。
青空の下で好きな楽器を思いっきり演奏する。
そんな風景も中国では見られます。
日本だとやれ迷惑だ、やれうるさいだの文句がでて
マナーがどうこうと互いを縛りあう習性が発動しますが
私は日本のマナーお化けな部分が実は大嫌いで、中国に来るとホッと心が落ち着きます。
中国って自由がないように思われがちですが、
政治活動、宗教活動等をせずにやっていくぶんには
日本よりもよっぽど自由でいい国だと感じます。
日本に来る中国人も増えてますが、それをきっかけに日本も中国の良さを取り入れていってほしいですね。
中国で公園といってもマンションの敷地内にあるような小さなものから
街中にどーーーんとある大きなものまで様々ですが、この公園はその中では中の上ぐらいでしょうか。
大きくなると遊園地?と思ってしまうぐらいいろいろあります。
この公園だと

こんな感じです。
劳动节期間ということもあって親子も多くて
みんな子供が可愛くて大好きなのは万国共通だな〜って思います。


大きな池をぐるっと取り囲むようにあるこちらの公園。
天気もよくて一日中まったり過ごすのもいいかな〜なんて思いつつも、次の目的地へ。


こちらは北京西駅といいます。
でっかいですよね〜
北京では北京駅と並んで2大ターミナル駅と呼ばれる大きな駅なんですが
地下鉄はもちろん、中国各地に出て行くことができます。
私もこの日はそうやって北京から旅立つ1人です。
さあ、駅で一服でもしようかな〜なんて甘い考えを打ち砕く現実がこちら


中国版GWラッシュ!!!
中国の列車は地下鉄以外は基本ホームに降りれるのは列車が到着した後か、そのちょっと前。
それまでは待合室があってそこで待機することになります。
1つも待合室にだいたい直近2-3本の列車なんですが、GWともなればご覧のとおりです。
正直油断してました。
ちなみに自分が向かうべき待合室は電光掲示板で列車番号を探して確認します。
飛行機みたいな感じですね。
待合室間違えると、飛行機と違って待ってくれませんので悲劇が起きます。ご注意ください。
すごい混雑でしたがこんな腹ごしらえも


羊肉のパイです。
中国ってなんでこんなに食事がうまいんやろ〜〜〜
実感のB級グルメです。
あと買ってはないですがこんなものも

誰が買うのか。。そうしてなによりどうやって食べていくのか気になります。
尻尾から?頭から?みたいなね。

列車が到着!


列車の到着が近づくと電光掲示板に表示されて、最後の改札が始まります。
ホームに降り立ち改めて中国の大きさを感じるのが列車の長さ。
列車の旅が大好きなら中国ってすごいおすすめだと思いますね。
いろんな列車があるし、今や日本では高級列車化してしまった寝台列車もまだまだ現役です。
あっそうそう
指定席の場合、その指定された車両から乗車することになるので、そこは手間取らないようにしないとダメですね。
車両ごとに車掌さん的な人がいてチケットをチェックして乗車になります。

車内の様子。
結構きれいでしょ。
日本人って中国=汚いってイメージがある人が多いと思います。
私もそうでした。でも実際は実は結構綺麗です。車内も快適です。
北京から沧州の途中にはこちらの駅も

廊坊、ドラグーヌの会社の基地がある場所ですね。
HanShowもこの街で練習、リハーサルを行なってショーになっていったんですよ〜



沧州駅に到着!
いや〜やっぱホーム、長いっす。
初めて降り立ち街っていうのは、ワクワクと緊張がやはりありますね。

駅前ではとにかく声をかけられます。
ホテルの案内、目的地までの運転、観光案内などなど。
今のところ、基本無視するようにしてます。
私が流行りのYoutuberとかなら言われるままに行ったらこうなったって
動画をあげてもいいんですけどね(笑)
たぶん中国で何か被害うけるなら駅前、空港前がやっぱり多いんじゃないでしょうか。
ただ、私の感覚では基本相手の目的って本来のお金より多くお金が欲しいってだけ。
なのでようはお金渡しちゃえばなんとかなります。
そんな体験談もそのうち書きますね。
さて、今回駅からホテルまでは歩いて行けました。そういうホテルを選んでました。

やはり観光はこうやって街を歩くのが一番楽しいですね。

訂正!路線バスも楽しいです(^◇^)
中国はそれなりの街だと路線バスが本当に便利です。
しかも1元とか2元とか。安すぎるやろってレベルなので乗りまくれます。
ただ、お釣りや両替はできないので小銭を用意しましょう。
中国旅行に際して、100元札だけを大量に両替してもっていくってのはやめた方がいいです。

さて、今回は雑技の故郷を訪ねる旅なわけですが
吴桥というのは市ではなく、沧州市の中にある1つの県です(中国は市の中に県があります)。
なのでここも市というレベルでは立派な雑技の故郷で街中では今まで中国のどこでも
みたことがないようなものも!




本当に雑技ファン、サーカスファンなら絶対にこの街に一度は遊びに来るべきですね。
しかもしかも



雑技の名をもつ公園まであるじゃないですか〜〜〜〜
この日は沧州に来るだけの目的だったんですが、思わぬ収穫に大興奮でした。



おまけやけど、水餃子がめっちゃ美味かった。
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沧州 吴桥旅行 思い出日記①

2017-05-01 21:02:43 | 旅行記 〜雑技の故郷 沧州 吴桥 旅行〜
メーデーですね〜
劳动节ですね〜
こうやって日本でゴールデンウィークを過ごすのも久しぶりな気がします。
7月台湾、8月北京と未定地(呼和浩特、济南、沈阳などが候補と2ヶ月続けて中国旅行が
入るのでGWは見送ったんですが、いざ見送ると寂しいもんですね〜
そんなわけで去年のGWの思い出を旅行記として振り返ってみようと思います。

目的地は雑技好きなら一度は行っておきたい町《吴桥》
一般的に中国で雑技も故郷と呼ばれている町ですね。
町という漢字を使ってますが、本当に小さな町、というか村で
日本からネットで予約できるホテルがないレベルです。
なので計画は作りにくかったですね。

まずは北京へ!
関空から北京には中国国際航空がお気に入りです。
吴桥は北京から少し下った沧州市の一部分で、北京から沧州、
そこで一服してから吴桥という計画です。

北京に到着すればあとはホテルでまったり〜と
という予定だったんですが、いざ空港に到着すると時間的に結構余裕が。。。
何に対して?
それはこちら

中国雑技団の常設ショー《嗨!北京》
ある外国人が雑技を見てる時にステージにイタズラで上がってみたら
そのままタイムスリップしてしまうお話。
原始時代から現代に向かっていろんな時代の巡っていくんですが
その過程で様々な時代での雑技に出会っていきます。
本当に楽しく、そしてなにより興味深く見られるショーで北京で見られるショーの
中でもトップクラスに好き、誰かにオススメするなら一番に話すショーですね。

旅行のガイドブックとかにも出てなくて、お客さんも基本中国の方が多いです。
あと、圧倒的に団体客が多いですね。
なので窓口に直接買いに来る私は珍しいみたいで、約半年前にこのショーを見てたんですが
スタッフの方が「また来たの〜」って感じでおもしろかったです。
せっかくなのでショーの雰囲気もどうぞ















私が北京に行けば必ず見にいきたいショーですね。
宮殿での雑技、庶民の間での雑技など雑技が時代とともにあった形も表してて
雑技を表現するための雑技のショーって感じがなによりいいです。
ちなみに時間的に余裕があるといってもしれてて
スーツケース引きずりながら直接行ったのでした。

そしてこういう行動力って大切で
その途中で見かけたのがこちらのポスター

こんなショーやってるんや〜〜
と現地でびっくりしたのでした。
日本には来ないけど世界をまわってるサーカスのショーなんて山ほどあるわけですが
まわってるのを捕まえるのって結構難しいんですよね。
シルクドゥソレイユみたいにしっかり情報を出してくれてるのはむしろ珍しい。
今回の出会いは奇跡でした。
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