多聞月記

シルクドゥソレイユのドラリオンをきっかけに中国雑技、サーカス好きになったおっちゃんの月記

中国雑技団の実質常設劇場 东图剧场 で《天地宝藏》を見る

2019-06-20 21:14:42 | 2019GW《天津,石家荘,北京》の旅
北京に来て必ず降りる駅「北新橋」
ここの地図上だとA口だけど,あるんかな.私はたいていB口を出て横断歩道を渡ってまっすぐ進むとあるのがこちらの劇場

一見図書館ですが,こちらには东图剧场 別名中杂剧场とも呼ばれる劇場があるんです.
この劇場は実質中国雑技団の常設劇場になっていて,少なくとも私が北京に行った時に,この劇場で前後一週間以内も含めた場合
公演がないってことはなかったです.正確には行った日に公演がないことがなかったんですけどね.
なので北京に来たら,せっかくだから中国雑技団の公演が見たいな~なんて思う人がいるかもしれませんが
そんな方は是非,地下鉄で北新橋に向かっていただき,この东图剧场 に足を運んでみてください.おそらく当日券もあるんじゃないかと思います.
チケット売り場は写真でいうと左側,少し建物がでっぱってますが,そこの左奥に壁沿いにあります.

さて,こちらの劇場.ほぼ毎日中国雑技団の公演がやっているんですが,昔は先日紹介した《未来星夢》がされていることもあったのですが
最近はもっぱら《天地宝藏》です.

待合室にもこんな感じ.
劇場内はいたって普通,超オーソドックスな劇場です.


ずっと公演をやっているので旅行社との連携も取れていて客入りは結構いいです.
中国雑技団にとっては団員に舞台を常に経験させることができるので,収益以上にメリットは大きいんじゃないかと思います.

さて《天地宝藏》ですが,このブログでも何度か紹介しているので改めて紹介することもないのですが
主人公のクラウンによる宝探しの旅を描いたストーリー仕立ての雑技ショーになっています.
子供が楽しめるようにって考えられてるんだと思うんですが,石家庄の河北省雑技団の《蔬菜总动员》ほどは良くも悪くもぶっとんでなくて
なんというか,真ん中らへんの立ち位置です.
公演では
软钢丝
柔术
空竹
球技
蹬伞
集体车技
などなど様々な雑技を披露してくれます.
中国にいるとめっちゃ普通に見られてて,希少性が少なくなっちゃうんですが,软钢丝(Slackwire)が見られるって
日本やと結構貴重な気がしますね.
綱渡り自体は木下大サーカスの坂綱やクロワッサンサーカスなどサーカス,大道芸で見ることはできるんですがSlackwireはないような。。。
なんでだろう.
そうそう最近はスポーツ的にSlacklineってのも出てきてますが,まあ見る芸としては正直イマイチかな.そもそも全くの別物ですしね.名前が似てるだけ。
演技でいうとジャンピングロープとかそういうのがスポーツ的になったイメージ。

今回写真で取り上げるのはこの演目

蹬伞です.
今,木下大サーカスが招聘している演目です.木下だと1組ですが,3組での演技.
傘って空間を大きくかいで飛ぶので,ジャグリング系の中ではかなり空間が美しく見える演目やと思ってて私は大好きです.
日本人もこういう足芸は本来は十八番のはずなんです.
そういう意味でも,最近テレビでも取り上げられた日本人芸人の嵐の演目(あれは蹬人ですが)はなかなかいい演目をチョイスしたな~って思います.
日本人による日本のサーカス復権にはふさわしい演目じゃないかと.
そういう意味では
ハッピードリームサーカスと木下大サーカスはそれぞれ別の角度からだけど,この足芸に力を入れてくれてるのは嬉しいです.
ちなみに木下は和の足芸も既にやってはいるんですけどね.
すごい足芸が日本でも普通に見られるようになったらいいな~って思います.
エアリアルとポールとジャグリングばっかに行かないでね~日本の方々.

そうそう話を戻しますが運がいいと
チャイニーズポール
めちゃくちゃ運がいいと十三人顶碗が見られたりするんですよ~
今回はありませんでした.
安定の《天地宝藏》 北京に来ればって感じになってます.

皆さんありがとうございました!
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中国雑技団 《未来星夢》 を見る!

2019-06-15 12:58:13 | 2019GW《天津,石家荘,北京》の旅
今回の旅行の中で当初中国雑技団の公演は《天地宝蔵》しか見られない予定でした.
実際,GWに入った時点でも中国雑技団の公演予定はそれだけ.
だったのですが,なんと北京に行く直前ぐらいになって中国雑技団にいる知り合いの方(といっても会ったことはないんですけどね,ただそれなりの立場の方みたい)が
アップしたWeChatでこちらの公演が急遽行われることが分かりました~\(^o^)/

その名も《未来星夢》 チケットには東図劇場ってありますが,これは急遽決まった公演なのでチケットがそこまで用意できてないだけみたいです.
ぶっちゃけネット検索でも出ないし,実はこの後に中国雑技団の友人と会うんですが,その友人にも「どうやって情報ゲットしたん?」ってびっくりされるぐらい
直前での決定やったみたいです.本当に細くても人脈って大切やな~って思います.
もちろん強い人脈が魅力的ですが,こういう公演情報だけなら浅くても広い人脈が理想やと思います.
そんなわけで見事に情報をゲットして,問い合わせたら,あまり告知も行き届く前だったので1日目と2日目合わせて3公演全て最前列ど真ん中で楽しめました~\(^o^)/
この《未来星夢》ですが劇場名こそ違うものの公演名が記載されたチケットがあることからも分かると思いますが
公演そのものは何度もやられている公演で,2劇場体制の時によく片方でされることが多かったです.
特徴は純粋に中国雑技団の代表的な演目を見られるという点.
演目と演目のつながりとかそういった部分は一切こだわってなくて,いわゆるサーカステントでサーカスを見る感じに
A⇒B⇒C・・・と演目をそれぞれ楽しむ感じです.
だからこそ中国雑技団のトップチームが調整に使ったり,逆に若手チームがお客さんの前での実践経験を純粋に積んでいくのにもつかわれます.
1つ言えることは
チームがどうあれ,モンテカルロサーカスフェスティバルを筆頭に様々な国内外のサーカスフェスティバルに派遣される
そのスタイルでの各演目を楽しめるというのがこの《未来星夢》というショーの特徴なんです.
なのでこのショーがあるって知った瞬間にチケット手配に動いてたのでした.

座席配置はこんな感じ

本来が映画館みたいな感じなんです.
おそらく舞台挨拶とかもできるこの映画館の中では大きなホールです.
そして劇場内では始まるまでは中国雑技団を紹介するビデオを楽しむことができます.


中国雑技団について簡単に紹介すると
1950年8月にソ連から10月革命勝利33周年記念イベントに中国が招待されたのをきっかけに
周恩来総理の指示のもと全国から選りすぐりの46名の雑技芸人が選ばれ約ました
彼ら彼女らは2ヶ月の練習とリハーサル経て10月20日の夜に毛沢東などそうそうたるメンバーの前でショーを披露し
彼ら一つ組織として結成することが決定されました.そして周恩来総理が中華雑技団命名.
これが中国雑技団の始まりになります.この団体はソ連をはじめ東側のヨーロッパ諸国で公演を行ったそうです.
始まり方の特徴としては特定の地域を中心に結成メンバーが選ばれたのではなく全国から選ばれたことでしょうか.
ちなみに今の中国雑技団という名前になるのは1953年になります.
中国雑技団ですが,結成当初から世界中で活躍したかっていうとそうではなく
1950~1966年間は全国の一流の芸人から技を学びながら若手を育成する期間になっており,また文革の10年間はやはり大混乱の時期だったみたいですが,
そんな中で1972年西アジア,北アフリカ7か国訪問で海外公演を行っています.
1976年に文革が終わり,そこから復興がはじまり,1987年から2006年までの19年間が改革の期間と言われています.
この間に雑技学校の設立,芸術性強化など様々なことが行われています.
そして2006年に民営化され中国雑技団有限会社となります.
ということで中国雑技団が世界中の国際大会で成果を出していくのは意外と最近で1980年代中旬からになります.
初めてのモンテカルロサーカスフェスティバル制覇は2004年で武漢雑技団をはじめ,いろんな雑技団より遅れてのことになります.
ただし!
こっからはすごい演目をどんどん送り出しているんですけどね.
また後日紹介しますが,長い年月をかけただけあって,施設とかバックアップ体制など組織力もぴか一です.

そんな中国雑技団が世界の大会に派遣したものに近い形で演技を披露してくれるがこの《未来星夢》です.
では今回の公演で見られた演目を紹介したいと思います.

对手顶


广州战士杂技团の肩上芭蕾のような演目で,2010年にイタリアの国際大会で銀賞を受賞しています.
広州戦士雑技団の演技は戦士紅星芸術団に引き継がれていてますが,こちらの中国雑技団の方はより力強くなっています.
足を前後に開脚した女性の後ろから頭を超えて足を持ち,そこから一気に持ち上げて片手で女性を支える動作などは
雑技団員として徹底的に基礎的な身体を強化してるからでしょうね.より雑技感がアップしてます.

转蝶(花盘)


この演目は何年か前に来日したパンダマスターでも披露された演目ですね.
この演目自体は実はそれほど国際大会で目立った活躍をしているわけじゃありません.
ささっと調べた範囲ですが,2012年に北朝鮮でのサーカスフェスティバルで銀賞を受賞したぐらい.
ただこの演目の面々はたいがい別の演目をやります.
蹬伞であったり空竹であったり.雑技の演目ではこの演目のように大人数の演目がちょくちょくあるんですが
そういうメンバーは往々にして複数の演目をと鍛えています.
サーカスを見ていてよく思うのがステージの大きさに対して一人や二人の演目ばっかりだとちょっと寂しく感じるんですよね.
こうやって大人数で複数の演目をすることで,平均すると一つのステージに出る人数がそこまで多くなくても
ステージ全体を芸人で埋め尽くした壮大なショーができる.それもまた中国雑技の魅力です.
この辺は身近なものだと宝塚歌劇団を思い起こしてみてください.大劇場での公演をささえるのは圧倒的な数の力です.
80人近くがワンショーに出るんですからね.あの数の迫力はなかなかのもんです.
雑技では複数の演技を掛け持ちする団体芸の芸人でそんな迫力を出してます.

男子技巧- 协奏・黑白狂想
今回,この公演のニュースが飛び込んで一番興奮したのがやっとこさこれが目の前で生で見られると思ったから!!!





いや~もうめっちゃ興奮した!
この演技をど真ん中最前列で見られるという幸せ!日本公演だとたいがい某価学会系列が取っちゃうんでできな幸せ!
北京に来て良かった~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
雑技の神様ありがと~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
えっと,この演目はこのブログでも何度か紹介しましたが,第35回パリの世界サーカスフェスティバル(←日本語でなんて書けばいいの~)や
第39回モンテカルロサーカスフェスティバルなど金賞,一等賞以外を受賞したことないぐらいの演目です.
倒立系の技を5人の男性(モンテカルロ時は+女性1人立ったけど,正直別にいらんと思った)で次々に繰り出します.
今回は急遽決まった公演というのと劇場の広さもあって,道具を持ち込めておらず最後のムーブメント等,じゃっかん技を出し切れてませんでしたが
シングルハンドバランシングで,音階順にならんだ音の出るスティックをピアノのように弾く,弾くというにはシングルハンドバランシングで
飛ぶんですが,音楽を奏でる.この演目の名前をまさに表したシーンがあるんですが,そこはバッチリと披露してくれました.
これ,誰か大道芸でもなんでもいいけお日本人コピーできませんかね?
いや,マジで外でやれば盛り上がることこの上ないと思うんです.
奏でる音楽も,いろいろあって,ドレミの歌や,誕生日の歌とか.大道芸なら誕生日の人がいないか聞いてみて,その人へ!みたいなこともできる.
ただし
これだけ世界的な場所で披露されているにも関わらず,あまり他でされてないのには理由もあると思います.
はっきり言って,きつそうです.
実はこの演目のオリジナルキャストはこのブログでもなんどか取り上げている陈磊なんですが,彼は既にソロで海外に活躍の場を広げていて
中国雑技団には居ないのです.なので今やっているのは後任なのですが,やはり曲の最後の方は限界ギリギリ感が半端ないです.
ただこのぎりぎりの中で時には失敗,時には成功!この挑戦する姿勢とそれを手に汗握りながら応援しながらドキドキしながら楽しむ
そんな感覚もまた雑技やサーカスの楽しみなんですよね~
やっぱり雑技好きだ~~~って実感する瞬間です.

柔术

柔术(コントーション)そのものとして国際大会に出ることはあまりないんですが,この技術を基本にいして《双人滚杯》や《顶碗》などいろんな形になって国際大会で賞を受賞してます.
コントーション自体も非人間性と言いましょうか,人でないような動きという意味で非常に観客を惹きつける演技でいろんなサーカスで取り入れられている演目ですね.
日本でおなじみのシルクドゥソレイユではモンゴル勢がものすごいシェアを持ってるイメージです.私も動画でしか見たことないですがOのコントーションとか好きです.
が,どんなステージでも中々この写真ぐらいの距離で見られることもないんじゃないだろうか.
なんて思う瞬間でした.

集体空竹(グループディアボロ)



こちらはもう説明不要なぐらいの演目ですね.中国ゴマ,空竹,ディアボロいろいろ呼び方はありますが,中国でも長く演じられた演目です.
国際大会でも最近だと第37回モンテカルロサーカスフェスティバルでの金賞など書ききれない実績があります.
(まあ実際には書こうと思えば書けるんですけどね~)
ディアボロ自体は世界中というかそれこそ日本でもめちゃくちゃやってる人も多いし,それこそソロでシルクドゥソレイユを含む世界中の
ステージで活躍している人がいます.が,あくまでディアボロという分野の中で技を競い合い,生み出してやっている感じなのに対して
中国のディアボロはディアボロという一つの道具を使って雑技の基本動作を加えてよりアクロバティックないうなれば
サーカスの演目に仕上がている感じがします.身体動作がより加わった感じですね.
あと技と技の間の時間がこれだけの人数でやるので除かれて,よりスピード感のある演技になります.
日本でも体操とかそういう世界をある程度極めてからディアボロに入るともっと面白くなるんじゃないかな~なんて思うですが
実際にどれぐらいおられるんでしょうかね.なんかイメージだとそういう分野からの人はティッシュとかリングとかそっちに行っちゃう気がします.
ただこういうお互いに別角度から一つの道具を使うってのも進化には面白いと思ってます.
ディアボロという一つの道具を極める人たちと
ディアボロを用いて様々なよりアクロバティックな演技を極める人たち.
1つの道具の可能性を進化させていく上で,こうやって両サイドから攻めている状況は結構いいかもしれません.

十三人顶碗


·
数ある中国雑技団の演目の中でもこの演目は中国雑技団に新しい歴史を刻んだ演目とも言える演目です.
2004年に中国雑技団が初めてモンテカルロサーカスフェスティバルでゴールデンクランを受賞した演目がこの演目なのです!
私もめちゃくちゃ好きな演目で,日本公演のパンダマスターにはこれのトップチームが参加しているという情報があって
それだけでも見られるだけ見たい!!!って思ったほどです.
頂碗はどちらかというとコントーション的な静かな動きの中で人々を惹きつける演目ですが,この演目ではバンキン的な要素を加えた
アクロバティックな,それでいて足では常にお椀を重ねて持ち続けているバランス,なんというか雑技のいろんな魅力が一つの演目に集約されているんです.
Youtubeにもいっぱい動画が上がっているので興味ある人はこの演目名で検索してみてください.


本当に最高の時間をありがとうございました!と叫びたいです.
2日間で3公演見ることが出来ましたが,私の旅行プランがもしも逆回りに北京⇒石家庄だとみられなかった
もってるぞ!私!!!というのも実感しちゃう奇跡の観劇に感激です.
また北京行きたいな~~~~~

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番外編 というか中国で見たテレビ番組再び

2019-05-27 21:02:49 | 2019GW《天津,石家荘,北京》の旅
中国旅行での楽しみの一つがホテルで見るテレビ番組なのは以前書いたと思いますが,
石家庄でも実はいろいろ見てました.
旅行先でテレビ?って思うかもしれませんが,日本じゃなかなか見られないのでこれもまた貴重な海外の過ごし方やと思うんです.
そんなテレビ番組で思わず写真を撮りまくってしまったのがこちら.

分かりますか?そうです!上刀山のような雑技で刃物の上を歩いていくという技.
刃物は引くときに切れるので刃物の上で滑るような移動をさせなければ切れないというのを利用した演技だと
日本の本で読んだことがあります.そうなんです.日本でも昔やってたんです!
今サーカスや大道芸をやられている方~是非やってほしい!!
上まで登ってくると寝転ぶんですが,ただ寝転ぶんじゃありません.

すごい!こういう演技が全然日本で見られないのが本当に残念なんです.
中国やとテレビでも見られて,あと地方の伝統芸能的に似たようなものが伝承していたり
あと呉橋の雑技大世界というテーマパークでは上刀山という演目が天気が良ければ見られます.
ちなみに

バッリバリに割った瓶の上を大人を肩車して歩く!!
いや,本当にこの3つの1つだけでもすごい大道芸になると思うんですけどね.
そしてさらにさらに最後にはこちら

喉につっかえた鉄棒を

曲げる!!!!
あっこれは見たことありました(笑)
さきほど少し書いた呉橋の雑技大世界で.そっちでは槍を使ってましたね.
他にももう少し身近な雑技だと

高い一輪車に乗ったうえでの水流星!これは日本でもやろうと思えばできそうですね.
あとこの方がやった演技で,あっこれは本当に誰でも挑戦出来ておもしろい!って思ったのがこちら

箸の上で思いっきりお茶碗を回転させて~

投げて~キャッチ!!こういうのは子供がついつい家に帰って真似したくなる
そういう親近感も生まれる技で,まさに大道芸のつかみとかでもいいと思うんです.
日本の芸って,ディアボロとかジャグリングとかすごいのかもしれないけど,結局一つの系列の中でやってるだけのようで
こうある程度見ると飽きちゃうんですよね.ワクワクしないっていうか.
そんなに大道芸を見に行ってるわけじゃないけど静岡とか行くとよく思います.

なおこのテレビ番組はこういう芸,たとえば歌とかダンスとか人それぞれなんですが,披露して
そこからタイムをゲットして,そのタイムでサスケには程遠いですが,そういうアトラクション的なものに挑戦.
クリアすると希望したお金がゲットできるってものです.
見ていて思うのは。。。。
こういう雑技とか体張った芸人に有利すぎるやろ~(笑)
肺活量が凄そうなふとった男性とかあっけなく散ってました.
どうですか?
中国でバラエティ番組見るってのも楽しいと思いませんか?

<おまけ>
ホテルのテレビがいわゆるテレビ番組も見られるんですが,ネット通信のようで映画やドラマも見られるような感じだったんです.
んで,どんなんがあるんかな~って思ってたら日本のドラマ《アンナチュラル》があるじゃないですか!
中国語タイトルは《非自然死亡》 石原さとみは 石原里美。。。ネットで調べたら本名の漢字はまた違うみたいですね.

正直にいうと知らないドラマでした.へ~みたいな.
日本のドラマだから日本のセリフがどう字幕で訳されるか見ると勉強になるな~と思って何気なくつけてみたら
おもしろくて,全10話すべて見てしまったのでした~
そして思った.
石原さとみって名前は知ってたけど,それ以外ドラマを見たり,テレビで見たりしたことがなかったので
どんな人か知りませんでしたが。。。結構きれいでした.
そんなことを知ったホテルでのテレビ番組でした.
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石家庄市博物館 そして北京へ!

2019-05-26 21:02:27 | 2019GW《天津,石家荘,北京》の旅

石家庄には河北省博物館とは別にもう一つ博物館があります.
と,知ってる風に書いてますが,近くの公園を散歩してた時にたまたま見つけただけです.
博物館を見つけたら宝探し!これ,私の旅の鉄則です.
中はこんな感じ

内容は河北省博物館よりもより石家庄に焦点を当ててる感じで,最近の石家庄の発展具合
たとえばホテルの近くにある「北国商城がオープン!」みたいなのもあります.
歴史的には石家庄と聞いてひょっとすれば日本人の中でも名前が浮かぶかもしれないこの方

趙雲さんです.中国っておもしろいもんで,今の中国は嫌いだけの中国の長い歴史は好き!って多いこと多いこと.
こんなこと言うのもなんですが,恐らく今の中国はこれまでの中国の歴史の中で最も民主的で発展した政治システムで運営されてる中国やと思いますけどね~
なんて少し脱線してしまいましたが,
なんと!私は三国志をほとんど知らないのです.
理由は。。。信長の野望派だったから~天変地異を起こせる!?なんじゃそれ~邪道や~と三国志を毛嫌いし,信長の野望ばっかやってました.
最近もスマホで信長の野望・創造を暇があったらやってて,月々の通信量のうち(100GB契約)このゲームだけで37.88GB(5月26日午後8時半時点)使ってるありさま( ̄∇ ̄;)
いや~月々100GBで3日10GBとかしょうもない縛りがない契約最高!!4000円ぐらいやしね.
なので私は今の中国好きやけど別に昔の中国にはそこまで興味はない派.例外的に雑技に関連する分野だけ興味ある人です.
ってことで趙雲さんの出番終わり!!


石家庄が民間芸術や非物質文化遺産の保護に積極的に取り組んでますっていう紹介.
とはいえ雑技は見つけられません.

そんな民間芸術の様子や文化を再現してくれてる展示です.

これ↑はちょっと面白そうですよね.
もう既になくなってしまったそうですが,食器とか陶器を楽器のように使った芸でしょうかね.
そして雑技が全くなかったかというと

はい,もう最近作った感ありありですが,こういうのやってるよ~って感じのものが一応ありました.
あるだけでも嬉しい!!

ちなみに
この博物館には昼休みがあって,スタッフの人数が少ないのでその間は閉館します.
レストランとかでもよくある,ランチとディナーの間の休憩時間みたいな感じです.
なので突然バン!って昼なのにバン!って電気を消されますが,また夕方に来れば開いてるので心配ないです.
こういう営業時間をキッチリして,休むべきは休むって感じが好きなんだよな~なんて実感してました.


というわけで石家庄のお話は今回までです.
時系列は少し入れ替わってるんですが,まあこんな感じの石家庄でした.
歩き回るというよりは,大好きな中国の雰囲気の中でまったり~と過ごした.そんな石家庄休日の日々でした.
そして舞台はいよいよ北京へ!

中国の高速鉄道の駅ってめっちゃきれいで広いんです.
しかも改札を通るのは時間がきてからなので,ホームを間違えるって心配もない.
さらに日本だと切符を入れて問題がなければ改札は開きっぱなしですが,中国だと切符を入れて,受け取らないと開きません.
これが本当にいいシステム!おかげで切符を取り忘れるってことがないんですから.日本もこうしたらええのに~
さらに外国人ならパスポート,中国人だと国民カードみたいなのを使ってるので,治安という意味でも本当に安心感があります.
日本の新幹線とかスキだらけでしょ?
なので実はこういうシステム的な部分も私は中国の方が大好きだったりします.
やっぱり何時だれがどこに行ったとかそういうのは記録されてる方が絶対いいと思うんですよね~
そんなもん本人が何もしなければ,集められたってただの行動履歴ですからね.
高速鉄道に乗るたびにそんなこと思います.
(車内)

1等席!2等席との差額はわずかで,2×2の4列になって前後も気持ち広く感じるので私は圧倒的1等席派!
その上にビジネスシートがあったりしますが,それは値段がぐんと上がるので一回しか使ったことないです.
(車窓から)

ロケットの公園!?
めっちゃ気になる~~~~
石家庄から北京だと飛行機はないですが,飛行機と高速鉄道の二択なら私は高速鉄道を選ぶことが多いです.
やっぱりこういう景色を楽しめますからね.

というわけで次回からは北京編に入っていきます!
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河北省雑技団 杂技音乐儿童剧 《蔬菜总动员》 観賞!!

2019-05-25 16:07:46 | 2019GW《天津,石家荘,北京》の旅
雑技を見ようと思ってきた中国で雑技を見るのはなんと6日目(笑)
いえ,これもまた雑技ファンの宿命みたいなもんなんですよ~
なんせ公演予定とか結構直前まで出ないですから.こっちは憶測で予定を立てるしかない.
本当は5/1に直前になって重慶雑技芸術団の公演情報をゲットしたので日帰りで行こうかと思ったのですが
航空券が直前&労働節ってこともあってが鬼高でやめちゃいました.
さて,そんなこんなを経て見た雑技は今回のメインの目的である河北省雑技団の公演
その名も【杂技音乐儿童剧《蔬菜总动员》】です.日本語にすると【雑技ミュージカル《野菜総動員》】.


お客さんの入りはチケットを買いに行った話でも書いたように上々でした.ほぼ満席.
それほど大きなシアターではないですが,どこに座っても楽しめるっていう意味ではちょうどいい大きさ.
関西の人しか分からないかもしれませんが,ABCホールみたいなもんです.

今回見た《蔬菜总动员》ですが,河北省雑技団が作った雑技ショーの中でも人気があり評価も高いショーです.
ストリーを簡単にいうと,というかどう説明しようと簡単なんですが,それこそ子供向けの雑技のショーとしては大切なことだと思います.
いろんな野菜さんたちやカエル,蜂などが暮らす楽園のような世界で,みんなが「私が一番だよ~」とか言いながら
ワイワイ楽しく遊んだりしてるところに,害虫が現れて,それを一致団結して追い払う.そんなお話です.
特徴はミュージカル調になっていて,全編で歌が流れてます,実際にも歌ってるかもしれませんが,基本は口パクやと思います.
ただきっちり歌詞にあってるので歌をちゃんと歌える練習はしているんだと思います.
雑技そのものはものすごい技が繰り出されるというわけではないですが,随所にいろんな雑技が組み込まれていて
子供向けのミュージカルを楽しみながら,自然と中国の雑技を見られて,子供にとって雑技を楽しみながら見られるいい機会になってると思います.
あと途中と最後には子供たちも一緒に盛り上がれるような演出がされていて
ただ「見る」だけでなく,物語の中を楽しめる部分があるのもいいですね.
河北省雑技団が初めて作った子供をターゲットにした雑技のショーで雑技の新しい可能性を試す意味でも制作時から重要な位置づけだったようです.
同じ音楽を何度も使うなどして,音楽が子供たちの印象に残るようにしたり,明るく楽しい舞台になるように
演出,照明含めて舞台技術を工夫したり,舞台を楽しく見て,楽しく遊び,楽しく思い出を得て,楽しく学ぶそういうショーです.

では写真で舞台の様子を見てみましょう.最近話題のHuaweiのP20proで撮ってるんですが
いや~本当にぎりぎりセーフだったというか買っててよかったHuawei!!なんて実感してました.
去年の時点でアメリカが本気で潰しにきてるのは分かったので,P20proを買っておいたのですが正解でした.
いくらこっから独自でっていってもきっと時間がかかるでしょうからね.私,意外と球際に強い?
ちょっと逸れちゃいました.


オープニング曲はショーの最中いっぱい流れるし,本当に頭に残りやすいそして楽しい曲です.
害虫ブラザーズ登場!


個人的にこの一体化と分離した状態,ヒーローもんの合体!を思い起こしてしまって
かっこいい~~~って思ったんですが,そこはあまり活かされてませんでした.
この世界のリーダーのような妖精さんの登場!



エアリアルフープがここでは演じられます.
やってることはそうでもないですが,妖精さんの美しく空を飛ぶイメージは十分に再現出来てて,世界に入りやすいです.
妖精さんと野菜さんたちの楽しい時間が始まります.
まずはみんなで仲良く遊ぶ様子がスキッピングロープで表現されます.



ここから誰が1番?っていう子供同士でもよくありそうな話題から
いろんな野菜たちがいろんな技を披露してくれます.こういう日常で誰もが経験するようなきっかけから入っていくのもいいですね.








どうですか?いろんな雑技がちょこっとずつ,ものすごい大技があるわけじゃないけどやられてますよね.
広くいろんな雑技に触れてもらうっていうのは子供向けではいい狙いかもって思います.
そして“見る”ばかりが続かずにここいらで小休止が入ります.


風船を使った客席にも入っていくパフォーマンス.
ここでお客さんもステージに上がってもらってのいじりがあったり
当然のように風船にも子供たちは大はしゃぎ!!だからって無法状態になったりはしないんですよ.意外ですよね(笑)
子供って長時間じっとしてるのって苦手やと思うんですよね,なのでこういう座席を離れることもできるタイミングを作るのは大切かもしれません.
そしてそこからまたステージを戻す役目を昆虫たちがやります.

笛を吹きながら更新して登場する警備員風の虫が席に戻るように言うんですが
ただ偉そうにスタッフが言うのではなく,コミカルな雰囲気を持たせて子供たちは笑いながら席に戻っていきます.
ちょっとしたことだけどいい演出ですよね.
ここからは再び野菜や動物たちの自己アピール雑技!



人数も多くないですが,見せるべきポイントはしっかり見せてる皿回しですよね.

これも演技内容とカエルって設定があってて好きです.ナイスチョイス!
どれになにをさせるかってのは一つのテーマだったと思いますが,いい感じにはまってます.

そして全員揃って,だれが一番だった?私でしょ私!いいえ私よ~なんてやり取りが繰り広げられ,
じゃあみんなに決めてもらいましょう!ってなったところで害虫ブラザーズ登場!

からの
全面対決!

野菜と害虫なので途中不利になるのですが,そこにカエルさんたちが登場!

形勢逆転で虫たちは《今日はこの辺で許しといたろ~》って感じの捨て台詞で帰っていきます.
実は実際になんて言ったかは分からなかったんです.2回見たんですけどね.ただ捨て台詞にどっと笑いが起きてたので勝手に予想して書きました.
そしてみんなで仲良くフィナーレへ!曲は劇中にも使われたオープニング曲!



途中からは子供たちも踊りに参加します!




最初は少なかった子供たちも,
私もいいんだ!って分かると次々と参加していきます.
なんかこういう時間っていいと思いませんか?すごく単純で使い古された技法だとは思うんですが
ステージと客席の壁がなくなって,一つの世界になった感じ.
新鮮味はないと思うけど,じゃあ日本の3つのサーカスで今これを取り入れてますか?
小さなサーカス団体もあくまで自分たちの世界と客席は途中からみがあっても,ここまで一緒にはならない.
実は,石家庄で河北省雑技団で見られる公演がこれしかないって知ったときは少し残念だったんです.
だってこのショーには河北省雑技団を代表する大技的な雑技の演目が何も入ってないんですから.
ただ雑技の神様っているんだな~って思ったんですが,私は他ではないこのショーが見られてよかった!って本気で最後思えました.
日本や世界で新サーカス,ヌーヴォーシルクなどいろいろ言われてますが,こういう子供たちが一体感を得られるような
ショーがここにあるんだってのを知ることができましたから.そういうショーを雑技団が工夫して作って,それをしっかり評価してくれている.
そういう雑技界のことも改めて好きになりました.
願わくば,この日こうやって雑技を楽しんだ子供たちが,大きくなった時にまた別の角度からの雑技も見てみたいって興味をもってもらえたらと思います.

河北省雑技団の皆さん,素敵なショーをありがとうございました!!!

と,これだけじゃないんですよ~






見てくださいよ.この終演後に笑顔にステージに集まってくる子供たちとそれに笑顔で答える雑技団員の皆さんの様子を.
お金?もちろん無料ですよ.
写真を撮りたいって人がいる限り最後の最後まで笑顔で子供たちと接してくれてました.
もちろんこのショーが子供をターゲットにしているっていうのもあると思います.
ただだからといって,最後の最後ショーが終わってまでも子供たちが少しでも思い出を持ち帰り思い出せるようにする計らい.
河北省雑技団.めっちゃ好きやで~~~~~~~!!!!

以上!
皆さんももし石家庄に行かれることがあったら河北省雑技団の公演をチェックしてみてください.
もしも行くんだけど分からないって方は連絡いただけたら,可能な限り調べて見ます.
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不思議なぐらい大行列ができてるタピオカドリンク。。。中国行けばいいのに(笑)

2019-05-24 21:50:22 | 2019GW《天津,石家荘,北京》の旅
先日,元町から三宮に歩いてた時にすんごい思ったんですが
いつの間にタピオカドリンクのお店がこんなに増えてんね~ん!!
確かにニュースとかでも凄い取り上げられてるし,中国から入ってきているお店も多い.
ただ。。。高いんだよね~その上でそこまで並んで飲むようなもんかな。。。
なんて思うのはやはり中国でぱっぱっぱっぱ~って買えて飲めるのを体験してるからかな.
そうなんです.
もちろん本場の中国にもそこら中にいろんなお店があります.
ちょい大げさに書くと
《ショッピングモールなら各階に最低1店舗はある!》
そんな感じです.
私も今回の旅行中に結構飲んでて,あんまり写真は撮ってないんですが,あるだけでも


こんな感じ.
結構中国でも人気でよるになるとタピオカは無くなってたりします.
他にはプリンとか小豆とかいろんなものいれることできるんですけどね.

そんな中,私のお気に入りのお店はこちら
一点点(点は『黒占』で一つの漢字です)

中国国内でめっちゃチェーン店展開しているんですが,どこでも大人気.
甘さとか細かくいろいろ設定できるのが楽しいです.
とはいえ日本ほど並びません.なのでタピオカドリンク満喫したかったら中国に行ったら本当に気軽に
いろんなお店のタピオカドリンクを楽しめますよ~
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もう一度食べたかった味との再会! とおまけ

2019-05-23 20:24:52 | 2019GW《天津,石家荘,北京》の旅
河北省の省都は石家庄ですが,河北省でもう一度行きたい街ってきかれると沧州市かな~って思います.
石家庄,めっちゃいいんですが,意外なほど雑技との繋がりを発見できない街で,その理由はちょっと前に書きましたが
位置関係だと思ってます.沧州市の呉橋県といえば,もうほとどん山東省でもいいんじゃね?って位置ですから.
沧州市の中心部から呉橋県も何気に結構時間がかかって,バスで3時間か4時間ぐらいかかったイメージです.
バスよりも。。。火車っていう列車を使った方が万倍も便利なのを呉橋から沧州市の中心部にどうやって帰ろうか考えてた時に知りましたけどね.
そんな呉橋とは結構離れている沧州市なんですが,雑技の故郷をその市内に(日本でいうと県以上,近畿とか九州とかの地域以下の存在)かかえているだけあって,
沧州市博物館にはしっかりと雑技のための常設エリアがあって,そこで雑技の歴史をより視覚的に見て楽しむことができます.
呉橋県にも雑技博物館を作る予定って聞いてるんですが,まあできてないんちゃうかな(笑)
あと,雑技大世界っていうテーマパークに博物館はあるんですが,ぶっちゃけレプリカだらけなのがしらけます.
だって雑技の故郷での雑技の博物館なんだからそこは本物が欲しいですよね.
なので立派な雑技の常設展示をもっている沧州市はもう一度行きたい!
そしてそれだけでなく,もう一つ理由があってそれが《驴肉火烧》という小吃です.
ロバ肉のパイみたいな感じのものなんですが,これがめちゃくちゃ美味しい!沧州市で食いまくった思い出があります.
石家庄で,せっかくだから省都なんだから驴肉火烧の有名店でもあるんちゃうかな~
とこれもまたアプリ《大众点评》から調べたところありました~

評価も高くては行ってみたら,手際すら魅力的~

もうワクワクしながら待ってゲット!!!

う~んもう思い出す!やっぱりめちゃ旨い~
こんな名物があるってだけでも河北省最高です!!!

(おまけ)

スーパーで見かけた营养快线,营养快线,そして营养快线の山!!!
スーパーなんですが日本と同じで街中よりもちょい安く買えちゃいました~
この一番大きいの.本当は持って帰りたかったんですが,このあと今回の旅行ではいろんな買い物も予定してたので諦めました.
それは正解だったと後で知るんですが。。。
それでもやっぱりこれも欲しかった~~~~~~~~
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石家荘で出会ったお気に入りのレストラン! 河北菜を満喫した3日間

2019-05-22 21:16:21 | 2019GW《天津,石家荘,北京》の旅
今回,ホテルの立地が最強だった話は既に書きましたが,最強だった理由の目の前にある石家庄最大級のデパート
北国商城.その中には超人気の河北菜のお店があったのです!
と,書くとまるで自分で調べて知ったように感じる方もおられるかもしれませんが,そうではなく
河北省雑技団にいる友達に教えてもらいました.
そのお店がこちらです!《小放牛》

どうですか?すごい人気でしょ.
ただこの待ち時間も全然苦じゃないんです.
あと何人で自分たちかってのが分かるように整理券を配布してくれているし,フルーツとかドリンクが無料で頂けたりして
何気に待ってる間もお得な気持ちになれるサービスになってます.
夜の営業が5時ぐらいからだったので,その5時に行くのが一番てっとりばやくてお勧めですけどね.
そんな小放牛ですが,なんとあまりにはまってしまい,3日連続で夜に通ってしまいました(笑)
では3日間で食べた河北菜を紹介しま~す
・河北神仙鸡

小份っていう小さいサイズでも十分すぎるボリュームなんです!
・河北烤猪蹄

豚肉のジューシーさがですね,なんか映画で見た中華料理の豚肉のジューシーさのイメージと通りで
映画見ながら食べたいな~って想像した味に出会えた感激でした.
・家做土豆丝

こちらはいわゆる土定番の中華料理ってやつですね.
どこに行っても食べたくなります.
・白洋淀石锅嘎鱼

魚がめちゃ旨かった~~~~~
正直食いきれない。。。と思いながらだったんですが
気が付けばここまで↓はいけました.だって美味しいからゆっくりゆっくりとずっと食べられたんです.


・白洋淀荷叶糯米排骨

もち米料理~中には豚のスペアリブが入ってます!こういう中華を日本で食べたい!!!
で,ここから実は2日目で注文の仕方を変えています.
1日目,美味しいので食べるに食べれたんですが,さすがに終わると苦しかったんです.食べ過ぎで.
でも3日間しかいないしいろいろ食べたい。。だけどお残しはやりたくない。。。
そうするとハーフサイズってお願いしたらいいんだよ~って中国の友達がアドバイスをくれて
メニューにはないんですが,お願いするとOKやったんです.ってわけでこっから全部ハーフサイズです.
確かにこれまでも,お店の方から「大きいのでハーフサイズにしますか?」とか聞いてもらったりしたんですよね~
こういうメニューにはないサービスを受け入れてくれるのがいいサービスですよね.
なお値段もちゃんと半額になります.2/3とかけち臭いことではなく,ちゃんと半額でした.
・承德坝上羊肉

こいつは羊肉大好きな私らしいチョイス!へへへ安定のおいしさなんですよ~
・一定要吃的炸牛奶

こいつはデザートっぽい料理ですね.

・承德坝上炖牛肉

じゃがいもと牛肉を2時間かけて煮込んだ料理.2日目には売り切れてて,3日目でのリベンジで食べられました~
最後の日だったのでお気に入りを組み合わせてみました

もっともっと食べたい気持ちはあったんですが,ここはやはりおなかと相談になっちゃいます.

とにもかくにも河北菜を堪能出来て,しかもサービスも最高のお店でした.
最近,海底捞が日本展開していますが,この小放牛も日本で展開してほしい!!
ちなみに着席と同時にフルーツのちょっとした盛り合わせが出てきて
さらに注文が確定したらこのような砂時計が置かれます.

入店から2時間制?いえいえ,そんな日本のようなけちなことはされません.
これは注文した食事が30分以内そろわなかったら無料にしますっていうサービス.
まあ普通30分以上かかることなんて,たいがいのお店でないですが
むしろ注文したものを忘れたりとかそういうミスをしないっていう宣言に思います.
そんなに追い込まなくても。。。とは思うんですけどね.
なお全てクリアされてました.

2日目なんかは帰りにフルーツのお土産までくれて,ほんまに最高のお店です.
どれぐらい中国国内で展開しているかは知らないのですが,少なくとも石家庄には何店舗かあります,
もし行かれることがあったら,ぜひ小放牛で河北菜を楽しんでみてください.
4人ぐらいで行くのがちょうどいいと思います.
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ホテルとホテルまわりの散歩

2019-05-19 13:44:00 | 2019GW《天津,石家荘,北京》の旅
石家庄で宿泊したホテルは《ホトンホテル》というホテルだったのですが
普段のジンジアンジーシンよりもお高いホテルで奮発したのですが,それでも税金とかもろもろ込みでも一泊5000円しないホテル(通常は2000~4000円で探すんですけどね).
せっかくのゴールデンウィークで一番長く宿泊する場所なので,ちょい高いとこでも~と思って検索してたらいいホテルでした.
外観は夜ですがこちら

このでっか~いホテル.ここの26階だったので

窓からも遠くがはっきり見えます.
部屋の中も

広さもばっちりですね.こういうホテルに5000円未満で泊まれちゃうのは中国の魅力です.
しかもこのホテル,サービスも満点でチェックインの手続きの時に座る椅子はマッサージチェアで,お菓子とお茶がでて
毎日部屋には置手紙とともにフルーツとか酸梅湯とかが日替わりで置かれているし

こんな感じに各フロアに水とお菓子が置かれてて自由にもっていけるんです.
このミネラルウォーターが何気にありがたい.
私は歯を磨くのもミネラルウォーターを使いますからね~(笑)
中国で友達の家に泊まった時とかは普通に水道水使っててそれで今のところ問題ないのでたぶん大丈夫だと思うんですけどね.
日本の流行語でいうと《直ちに健康に影響ない》ってやつです.
石家庄はそんなに出張で行く日本人も旅行で行く人も多くはないと思いますが,行かれることがあったらここはおすすめです.
予約にはこちらのTrip.comさんが便利です.
さて,このホテル部屋の中もいいのですが,立地も最高なんです.
北国商城駅という地下鉄の駅からほぼ直結というぐらい近い上にまわりがすごい便利.
この駅名《北国商城》は石家庄でも有数のショッピングモールというか百貨店なんです.

それがこんな感じに目の前に.その百貨店の向かい側にあるのも大きなショッピングモールということで,さらにさらに
ホテルの逆の向かい側には



こんなのどかに過ごせる公園があるんです.中国の空も5月にもなると青いでしょ(笑)
まあ皆さんがイメージする中国っぽい風景というと

細い橋の下で遊戯船がちょい混雑(笑)
でも喧嘩とかはなくて,うまく順番に抜けてましたけどね.
私は最近は旅先で観光地をバンバン訪れるよりもこうやってのんびりと公園とかショッピングモールで過ごすのが好きです.
そしてその公園を歩いていると

恐竜がいるんです!!草食の恐竜が!!
なんかこの恐竜の配置が絶妙やな~なんて思っちゃいました.
ちなみにここも

ショッピングモールです.

ちょっと面白い内装のショッピングモールで,子供向けのゲームセンターとか体験ゾーンが充実してました.

というわけでホテルもその周りも休日を満喫するには最高の場所でした~!
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河北省博物院

2019-05-17 21:33:24 | 2019GW《天津,石家荘,北京》の旅

中国に来たらそこの博物館に行きたい!
それが省都で省の名前を持った博物館ならなおさら!!
というわけで立派な建物の河北省博物院です.
こちらも地下鉄の駅名にもなってるぐらいでアクセス抜群です.
石家庄,これという観光地があるわけじゃないですが,休日をゆっくり過ごすにはすごい向いてると思います.
私が博物館ですることはただ一つ《宝探し》
私にとっての宝はもちろん《雑技》一択!!
ではレッツゴー!!

こいつは北京にあるやつですね.お出迎えご苦労!
まずはこちら

抗日ってことで戦争ですが,ここで忘れちゃいけないのは戦争には軍がつきもんで,軍には慰問団がつきもんなんです.
ということで雑技ではないですが

文工団による広場での公演のようです.
こういうところで,雑技が見たかった~.もちろん当時はまで雑技って名前じゃなかったと思いますが.


こういうの見るとお墓の中に描かれてたり、、、と期待感アップですがハズレでした.

雑技の技には武術のようなものに由来するものもあります.
そうなればここでも期待度アップ!!!
アップ。。。アップアップ。。。いえ決しておぼれてません.

一見皿回し~
でもただの灯です.



壁画っちゅうのは期待度がマックスになるキーワードなんですよ~
あえていうと,この動物を捕まえるための武器かな.


というわけで残念ながら今回は宝物を見つけることはできませんでした.
まあこういうことのが実際には多いんです.
ただまれに想定外に収穫が多いこともあって,その代表が山東省博物館でした.
たしかに山東省も雑技団や雑技は有名なんですが,河北省の方が一応雑技の故郷を含んでるんだから,もうちょいね~
と思いつつ地図を見るとなんか悟りました.

河北省の全体図.ぱっとみるとまるで海が入り込んでるって誤解するかもしれないですが
真ん中らへんの空間は海や湖ではなく,北京と天津です.どっちも直轄都市なので河北省ではないみたいです.
で,呉橋県がある沧州市は端っこの方で,呉橋県はその中でも端っこ.
いうなれば中国政府がちょい線をずらせば山東省だったんじゃない?って位置なんですね.
そう思うえば山東省博物館のが雑技が豊富なのは分かる気がしました.

おまけ

すぐ隣は図書館です.
検索してみると

あるじゃ~ん雑技の本.
でも書庫にあるのを出して読ませてくださいって頼むのはハードルが高かったです(;^ω^)
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