メキシコシティでも思いましたが,旅行社って何かあった時のことも考えて
飛行機に対して結構早い時間に連れて来てくれるんですよね~
そのおかげで空港内のお店とかをぶらぶらする時間があります.
とはいえ,朝早いと閉まっているお店が多いんですけどね~
開いてたお土産屋さん↓

ポストカードとかカンガルーのぬいぐるみとかいろいろありましたが・・・
目を引いたのはこちらっ!

東京のガイドブック.
オーストラリアからすれば東京は海外旅行で行くところですもんね~
大阪があったら絶対買って上げたのにな~(笑)
メルボルンの人が東京のガイドブックで最初に目に入るのがドンキホーテってのも
おかしな話ですけどね~
もうちょい表紙を考えたらいいのにって思いました.
東京のイメージとしては間違っては無いけど.
そんなお店をぶらぶらしつつ,やはり最後にオーストラリアで何か食べときたいっ!!
と思って売店へ
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こちらが私が最後にメルボルンで食事をしたお店になります.
バーとカフェが合体した感じですね.
そして注文したのがこちら↓
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お腹を満たすためのクロワッサン.
そして最後にオーストラリアらしい,恐ろしく甘いパンケーキも食べてやろうと思って
クリーム付きのホットケーキッ!!
甘すぎるのダメなくせに~ってお思いでしょうが
やっぱりね,その国の特徴となる味付けは合う合わないに関わらず味わっときたいんですよ.
そしてパンケーキを食べる.
・・・・・
・・・・
・・・
・・
・
何これ?????
クリーム,味がないんですけど(笑)
最後の最後でオーストラリア,やってくれました.
めっちゃ甘いのを想像させておきながら,実際にはな~~~んの味もないクリームです.
ハハハハ
最後の最後にまた舌に思い出を付けてくれましたよ.
美味しかった?って聞かれると不味かったって答えますが
食べてよかった?って聞かれると食べてよかったって思います.
なんだろう,想像してたのと全然違う味を渡された時の感覚はおもしろすぎます.
そんなことをしつつ時間を潰して,いよいよ飛行機の搭乗です.
乗る飛行機はこちら↓

エアバス330
え~~~
当時は2009年の4月だったのでまだ起きる前でしたが
あのエールフランス446便墜落事故と同じ機種ですね.ハハハハ
あと,エンジンが停止してグライダー飛行でなんとか着陸したって事故も.
しかし,飛行機選べませんからね~
しっかりと整備してしっかりと操縦してくれるって信じるしかありません.
まあそんな心配はこの時は墜落の前だったのでまったくなく
私の乗った飛行は実に快適でした.
機内食その1(朝ごはん)

ハズレでした(笑)
ヨーグルトとフルーツはおいしかったですけどね~
でも,やはり朝のフライトは料理よりも景色ですっ!!

この広大な大地がオーストラリアって感じですよね.
こんだけ広大なのに人口は2000万人をやっと超えたばかり.
人が住めるところが少ないみたいです.でも上から見る分には最高.
もちろん,無駄にビックトップ見えないかな~とか離陸直後はさがしてました(笑)
そして,本当にね,これを見ている時は寂しかった~
降りたい~~~今日もみんな公演やっているのに~~~~って.
まあ本当にここで降ろされたら公演どころじゃないですけど.

眩い太陽!
ソレイユですね.
まるでドラリオンが見送りに来てくれているみたいだ~~~って
まぶしい太陽を見つめていたら・・・
客室乗務員に「窓を閉めてもらってもよろしいでしょうか」
と言われてしまった(笑)
(窓といってもカーテン見たいな窓ですよ.与圧してる客席から実際の窓はあけられません)
朝出発のフライトでも基本長距離の飛行だと,睡眠時間になるみたいです.
もっとも・・・
太陽が入らない程度に小さくあけて,外を私は見てましたけどね~
飛行ルートが表示される画面を見ながら,そろそろオーストラリア大陸とのお別れか~
と思って見ていたら見えました.

オーストラリアの最後の海岸線です.
これで本当に,本当にオーストラリアとのお別れです.
メルボルンという街,一つにしかいませんでしたが,ドラリオンだけでなく
メルボルンという街からも本当にたくさんの思い出をもらいました.
ありがとう,オーストラリアとそこに住み皆さん!!
また行ける機会があったらって本当に思ってます.今でも!
そんなことをしていると,次は昼ごはんです.

えっと・・・またハズレです(笑)
行きと違ってよくハズレます.
このね,ポテトがいまいちでしたね.あとケーキが付いていたんですが
ここではやはりオーストラリアらしい恐ろしく甘いケーキを食べられました.
空港で肩透かしをしつつここではがっつりオーストラリアです.
お昼が終わったらやはりまたお休みタイム~
もちろん寝るわけもなく太平洋の島々を眺めます

本当にね,綺麗な島々が多かったです.
上から天気がよかったおかげで上から島々と人々が生活している街までくっきりと
見えて,降りてはいませんが,ちょっとその人達の生活を感じた気分になってました.
そして地図を見ながら思いました.
約65年前は私や私よりも若い年齢の人達がこの空で命をかけた戦いをしてたんですよね.
その空をこうやって何の心配もなく平和に楽しみながら飛んでいる.
いい時代になったな~って.
坂井三郎の『大空のサムライ』とか思いだしてました.
さてそんな平和な機内で私はすごいことに気付きました.
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空いているエコノミークラスはファーストクラスに勝る(笑)
こんだけ横になって寝られるってすごいですよね~
もっとも,安定飛行とはいえ,たまにシートベルトサインが出るんですが
もちろんこの人達は熟睡してて無視.
これには客室乗務員の方もちょっと困ってました(笑)
ちなみに,私はっていうと外を見ている以外には映画『チェンジリング』を見てました.
これはすごい映画でしたね~
舞台はロスなんですが,
ある日,自分の子供が行方不明になるんです.
そして警察に通報して子供の無事を祈りながら待つ母親.
そんな時,警察から子供が見つかりましたっ!という知らせが.
歓喜しながら迎えに行ったら,そこに居たのは知らない子供.
戸惑う母親.
違います・・・というも,「5ヶ月もたてばかわりますよ~」と言われ
思わず,子供だと認めてしまう.
しかしこれは,当時腐敗して人気がなかった警察が,マスコミ対策で
人気を得るためのパフォーマンスだったんです.
もちろん子供は違う子供.
子供はただ家出してた子供で,ウソをついていただけなんですがそれを警察が利用した.
もちろん母親はすぐに我にかえって自分の子供じゃないことに気付きます.
それで警察に相談したりいろいろ手を尽くすのですが
逆に,『自分の子供を認識できない精神異常者』として精神病院に入院させられてしまう.
などというなんとも恐ろしい話なのですが,
なにが恐ろしいってこれ,実話なんですよね.
フィクションじゃない.すんげぇ怖かったです.
腐敗した公権力がどれだけ怖いかっていうのもよく分かります.
もちろん実話通りにこんな茶番,最終的にはちゃんと暴かれますけどね.
ただ・・・実話通りなので子供は出てきませんでした(涙)
なんか旅行記からずれてしまいました(笑)
まあとりあえず,太平洋の島々に加えて気になってた映画も見られたっていう最高の
フライトでした.となりも誰もいないっていう最高の席だったしね.
約9時間かけて香港に到着.
行きと違ってここではすぐに乗り換えです.
もうちょい待ち時間欲しかった~~
いろいろ海外での買い物とかにも慣れてきて,空港での食事とかやりたかったんですけどね~
香港の空港ってすんごい飲食店多いんですよ!
まあ,マカオ遠征とかでも来られるかもしれないからいいけどね.
ってマカオ遠征だったらやっぱり空港ではのんびりしないじゃないか~~~~
そして,香港で乗り換えて,次は関空に向けて出発です.
こちらはっていうとすんごい混んでた.
そして中国人ばっかり.
私の中での中国人はドラリオンのおかげでかなり株が上がっていたのですが・・・・
ここで一気に下がりました.
突然やってきて,チケット見せろ!
みたいなしぐさ.
思わず間違っているのかって思ったけど,間違ってなどない.
チケットを見ながら何か言ってる.
だいたいしぐさと雰囲気でわかりましたけどね.
家族で乗っているみたいだけど,席がバラバラだから変われ!みたいな.
だけどそれが人にものを頼む態度かっ!
中国語も分からないので,中国語分からんって言って,無視したら諦めてました.
・・・・
と思ったらまたやってきた.
そしてなぜかちょっとだけ低姿勢になってた
私あっち,変わってもらえないかな・・・みたいな.
しゃあないから変わってあげました.
そしたら申し訳なさそうにしながら一応お礼言ってました.
まあ,家族でいっしょにいたいってのは分からないでもないからいいですけどね.
移動した先の席は前に席がない席.
先頭じゃなくて,前が客室乗務員席のところですね.
そこに座ると横があいてました.これはこれでラッキーです.
となりが空いているって飛行機では楽ですからね~
が,そこでまた中国人.
となりの中国人が突然立ち上がって誰かを呼んでいる.
たぶんね,ここが空いているからこっちに来いって言ってたんだと思います.
これもきっと家族.
しかし・・・・
あんたらには決められた席に座るとか『指定席』とかいう概念はないんかいっ!
結局,私は親子に挟まれてました.ハハハハ
あとトイレ.『使用中』ってなっているのに無理にあけようとする.
それぐらい分かろうよ!!
そして鍵閉めずにトイレで用を足そうとするから,後からの人があける.
あけられた方も怒ってるかもしれないが,開けた方はその100倍イヤだったはず.
中国人のイメージだだ下がりでした.
もとに戻ったともいうけど.
やっぱりシルクにいる中国人って特別なんだと思います.
いろんな国でいろんな文化に触れていろんな国のそれぞれの良さを体験するから
ああいう風になれるんでしょうね.
いろいろ教えられているだろうし.
でもラッキーなことが二つ!!
(その1)
目の前に座った客室乗務員がめっちゃ綺麗だった~~~~(笑)
中国人らしい,愛想のない人なんですけどね~でもそれが魅力になる感じの綺麗さでした.
離陸する時に荷物を載せている上の棚の扉が閉め方不十分だったみたいで
開いたのですがそれを見て,私が「あっ」という表情をしたら
後ろを振り向いて確認.
「あ~なんだその程度かよ」
みたいな感じで視線をすぐに戻す.それも綺麗でした(笑)
いや~~~素晴らしい席替えでしたね~
(その2)
右側の息子さんの方は英語ダメだったんですが,左側のお父さんの方は英語が話せたこと.
中国人のイメージは最悪にまで落ちましたが,やっぱり機内は楽しくすごしたい.
ということで『仕事ですか?レジャーですか?』って声をかけてみたら
結構話をする中国人で,その後もずっと3時間のフライト中話してました.
中国の昆明の話とかも聞かせてもらいました.
日本人が多く住んでいるし安全んだよって.
あと色が変わる湖を是非見てもらいたいって.
雑技の話とかもしましたね.
日本では雑技ってなんていうの?って聞くから『ざつぎ』っていったら
中国語とほぼ同じで笑ってました.
ちなみに彼らは,関空ではツアコンみたいな人が待っているみたいで
その人と関西を中心に楽しむらしいです.いい旅になってたらいいな~
ということで結果的には最後のフライトも楽しんでました(笑)
そしてこちらがこの旅行最後の食事↓
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牛肉パスタ,めちゃくちゃ美味しかった~~~~!!!
最後の最後でアタリでした!素晴らしいっ!!
そして飛行機は無事に関空に到着.
待っていたのは・・・
マスクをしたスタッフばかり.そして一人づつ体調チェック.
アメリカ側からじゃないんで,体温測られたりとかはなく,普通の問診なんですけどね.
だけど異様な光景でした.
ホント,美味しい時期に帰ってきたと思います(笑)
あと税関ではスーツケース開けられました.
男の一人旅を怪しんでました(笑)
初めての海外なんですか?
それで一人ですか?
すごいですね~
って.でも旅行代理店使ってるから,苦労はしてないんですけどね~
もちろんあっさりとクリア.
関空に着いたら,その後は行くと同じく船で神戸空港へ.
ただし・・・行きは船の時間をチェックしてきてたけど,帰りはそんなの飛行機しだい
だったんでやはり船はおもいっきり待つことになりました.
これだときっとバスの方が早かったですね.
神戸空港からモノレールの乗り換えとかじゃまくさいし,このあたりは
次の旅行とかでは考えなければなりません.
ただ,安いんですよね~船たいてい空いているし.
そして船で神戸空港に移動,そこからモノレールでさらに三ノ宮駅へ移動・・・
ホント,帰ってきてしまったんです・・・
はぁ~~~~
楽しすぎて,帰ってきた時はウツでした(笑)
家に帰ってきたら10時ぐらいだったと思います.
その後は荷物を少し整理して就寝.
なんせ,次の日からは仕事が待ってましたからね~
ただ,旅行の興奮が残っててまともには寝られませんでしたけどね.
これが次の日のいきなり夕方から工場出張→
電車移動→爆睡→田舎の駅で一駅通り過ぎる→何もない田んぼの道を1時間ぐらい
歩き続ける
っていう悲劇につながったんですよね~(笑)
まあそれはまた別の話ですけど.
ということで,その1を書いたのが5月2日ということで半年以上かけて
とびとび書いてきたメルボルン旅行記も『55』をもってこれで一区切りです.
(また思い出して書いてないことがあったら,
時系列無視で『その56』って加えたりするでしょうけどね)
本当にですね,今思い出してもたくさんの思い出があります.
順位を無理矢理つけると・・・
1位ジュンルーがコーチの反対を押し切ってでも見せてくれたハンドバランシング
2位ジュンルーのハグッ!
3位ワンビンのブリッジ技
4位バレエオンライトの新しいムーブメント
5位タンコンヤンが会っていきなり『ビューティフォー!』
はい,ドラリオンだけでしたね~(笑)
いえいえ,もちろんジョークも込みで見て下さいね.
メルボルン自体が楽しくなかったらこんなに書いてませんよ.
メルボルンという街そのものが好きでした.
この街でドラリオンをやってくれたことに感謝です.
ドラリオンって本当にいろんなものを私にくれました.
感動とかそういうものだけじゃなくて,こういう街との出会いとかもね.
ドラリオンを中心としたこういったもの全てが好きです.
思った以上に長くなってしまいましたが・・・・
原因は何かって考えたらですね,最初の頃にホントにしょうもないことだけで
1話を使ってるんですよね~計画性がないんです(笑)
その長い旅行記にお付き合い頂いた皆さん,ありがとうございました.
私が何年かたった後でもこの思い出を鮮明に振り替えられるようにって
思いで書いていた旅行記なので読みにくいところも多々あったと思いますが
読んで頂きありがとうございました.
そしてっ!
幸運なことに!
メルボルンに行ったのは私だけではなかったのですよね~(笑)
おかげでこの後のメルボルンの話を私はこれから楽しむことが出来ちゃいます.
いったい誰だろ~いったい誰だろ~
楽しみにしてますよ!お二方~(笑)
次回よりっ!
といっても明日からではないですが・・・
メキシコシティ旅行記にいきたいと思います.
こちらも思い出満載です.
でもその前にもう一度,
メルボルンと,私に関わってくれた皆さん,そしてドラリオンとそこにいる皆さん
本当に本当に楽しい思い出をありがとうございましたっ!!
一人旅とはいえ,いろんな方のおかげで初めての海外で最高の旅行が出来ました.
この大切な思い出を私は決して忘れないと思います.
忘れたら自分で旅行記見直します(笑)
本当にありがとうございました!
飛行機に対して結構早い時間に連れて来てくれるんですよね~
そのおかげで空港内のお店とかをぶらぶらする時間があります.
とはいえ,朝早いと閉まっているお店が多いんですけどね~
開いてたお土産屋さん↓

ポストカードとかカンガルーのぬいぐるみとかいろいろありましたが・・・
目を引いたのはこちらっ!
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東京のガイドブック.
オーストラリアからすれば東京は海外旅行で行くところですもんね~
大阪があったら絶対買って上げたのにな~(笑)
メルボルンの人が東京のガイドブックで最初に目に入るのがドンキホーテってのも
おかしな話ですけどね~
もうちょい表紙を考えたらいいのにって思いました.
東京のイメージとしては間違っては無いけど.
そんなお店をぶらぶらしつつ,やはり最後にオーストラリアで何か食べときたいっ!!
と思って売店へ

こちらが私が最後にメルボルンで食事をしたお店になります.
バーとカフェが合体した感じですね.
そして注文したのがこちら↓

お腹を満たすためのクロワッサン.
そして最後にオーストラリアらしい,恐ろしく甘いパンケーキも食べてやろうと思って
クリーム付きのホットケーキッ!!
甘すぎるのダメなくせに~ってお思いでしょうが
やっぱりね,その国の特徴となる味付けは合う合わないに関わらず味わっときたいんですよ.
そしてパンケーキを食べる.
・・・・・
・・・・
・・・
・・
・
何これ?????
クリーム,味がないんですけど(笑)
最後の最後でオーストラリア,やってくれました.
めっちゃ甘いのを想像させておきながら,実際にはな~~~んの味もないクリームです.
ハハハハ
最後の最後にまた舌に思い出を付けてくれましたよ.
美味しかった?って聞かれると不味かったって答えますが
食べてよかった?って聞かれると食べてよかったって思います.
なんだろう,想像してたのと全然違う味を渡された時の感覚はおもしろすぎます.
そんなことをしつつ時間を潰して,いよいよ飛行機の搭乗です.
乗る飛行機はこちら↓

エアバス330
え~~~
当時は2009年の4月だったのでまだ起きる前でしたが
あのエールフランス446便墜落事故と同じ機種ですね.ハハハハ
あと,エンジンが停止してグライダー飛行でなんとか着陸したって事故も.
しかし,飛行機選べませんからね~
しっかりと整備してしっかりと操縦してくれるって信じるしかありません.
まあそんな心配はこの時は墜落の前だったのでまったくなく
私の乗った飛行は実に快適でした.
機内食その1(朝ごはん)
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ハズレでした(笑)
ヨーグルトとフルーツはおいしかったですけどね~
でも,やはり朝のフライトは料理よりも景色ですっ!!
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この広大な大地がオーストラリアって感じですよね.
こんだけ広大なのに人口は2000万人をやっと超えたばかり.
人が住めるところが少ないみたいです.でも上から見る分には最高.
もちろん,無駄にビックトップ見えないかな~とか離陸直後はさがしてました(笑)
そして,本当にね,これを見ている時は寂しかった~
降りたい~~~今日もみんな公演やっているのに~~~~って.
まあ本当にここで降ろされたら公演どころじゃないですけど.
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眩い太陽!
ソレイユですね.
まるでドラリオンが見送りに来てくれているみたいだ~~~って
まぶしい太陽を見つめていたら・・・
客室乗務員に「窓を閉めてもらってもよろしいでしょうか」
と言われてしまった(笑)
(窓といってもカーテン見たいな窓ですよ.与圧してる客席から実際の窓はあけられません)
朝出発のフライトでも基本長距離の飛行だと,睡眠時間になるみたいです.
もっとも・・・
太陽が入らない程度に小さくあけて,外を私は見てましたけどね~
飛行ルートが表示される画面を見ながら,そろそろオーストラリア大陸とのお別れか~
と思って見ていたら見えました.

オーストラリアの最後の海岸線です.
これで本当に,本当にオーストラリアとのお別れです.
メルボルンという街,一つにしかいませんでしたが,ドラリオンだけでなく
メルボルンという街からも本当にたくさんの思い出をもらいました.
ありがとう,オーストラリアとそこに住み皆さん!!
また行ける機会があったらって本当に思ってます.今でも!
そんなことをしていると,次は昼ごはんです.
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えっと・・・またハズレです(笑)
行きと違ってよくハズレます.
このね,ポテトがいまいちでしたね.あとケーキが付いていたんですが
ここではやはりオーストラリアらしい恐ろしく甘いケーキを食べられました.
空港で肩透かしをしつつここではがっつりオーストラリアです.
お昼が終わったらやはりまたお休みタイム~
もちろん寝るわけもなく太平洋の島々を眺めます
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本当にね,綺麗な島々が多かったです.
上から天気がよかったおかげで上から島々と人々が生活している街までくっきりと
見えて,降りてはいませんが,ちょっとその人達の生活を感じた気分になってました.
そして地図を見ながら思いました.
約65年前は私や私よりも若い年齢の人達がこの空で命をかけた戦いをしてたんですよね.
その空をこうやって何の心配もなく平和に楽しみながら飛んでいる.
いい時代になったな~って.
坂井三郎の『大空のサムライ』とか思いだしてました.
さてそんな平和な機内で私はすごいことに気付きました.

空いているエコノミークラスはファーストクラスに勝る(笑)
こんだけ横になって寝られるってすごいですよね~
もっとも,安定飛行とはいえ,たまにシートベルトサインが出るんですが
もちろんこの人達は熟睡してて無視.
これには客室乗務員の方もちょっと困ってました(笑)
ちなみに,私はっていうと外を見ている以外には映画『チェンジリング』を見てました.
これはすごい映画でしたね~
舞台はロスなんですが,
ある日,自分の子供が行方不明になるんです.
そして警察に通報して子供の無事を祈りながら待つ母親.
そんな時,警察から子供が見つかりましたっ!という知らせが.
歓喜しながら迎えに行ったら,そこに居たのは知らない子供.
戸惑う母親.
違います・・・というも,「5ヶ月もたてばかわりますよ~」と言われ
思わず,子供だと認めてしまう.
しかしこれは,当時腐敗して人気がなかった警察が,マスコミ対策で
人気を得るためのパフォーマンスだったんです.
もちろん子供は違う子供.
子供はただ家出してた子供で,ウソをついていただけなんですがそれを警察が利用した.
もちろん母親はすぐに我にかえって自分の子供じゃないことに気付きます.
それで警察に相談したりいろいろ手を尽くすのですが
逆に,『自分の子供を認識できない精神異常者』として精神病院に入院させられてしまう.
などというなんとも恐ろしい話なのですが,
なにが恐ろしいってこれ,実話なんですよね.
フィクションじゃない.すんげぇ怖かったです.
腐敗した公権力がどれだけ怖いかっていうのもよく分かります.
もちろん実話通りにこんな茶番,最終的にはちゃんと暴かれますけどね.
ただ・・・実話通りなので子供は出てきませんでした(涙)
なんか旅行記からずれてしまいました(笑)
まあとりあえず,太平洋の島々に加えて気になってた映画も見られたっていう最高の
フライトでした.となりも誰もいないっていう最高の席だったしね.
約9時間かけて香港に到着.
行きと違ってここではすぐに乗り換えです.
もうちょい待ち時間欲しかった~~
いろいろ海外での買い物とかにも慣れてきて,空港での食事とかやりたかったんですけどね~
香港の空港ってすんごい飲食店多いんですよ!
まあ,マカオ遠征とかでも来られるかもしれないからいいけどね.
ってマカオ遠征だったらやっぱり空港ではのんびりしないじゃないか~~~~
そして,香港で乗り換えて,次は関空に向けて出発です.
こちらはっていうとすんごい混んでた.
そして中国人ばっかり.
私の中での中国人はドラリオンのおかげでかなり株が上がっていたのですが・・・・
ここで一気に下がりました.
突然やってきて,チケット見せろ!
みたいなしぐさ.
思わず間違っているのかって思ったけど,間違ってなどない.
チケットを見ながら何か言ってる.
だいたいしぐさと雰囲気でわかりましたけどね.
家族で乗っているみたいだけど,席がバラバラだから変われ!みたいな.
だけどそれが人にものを頼む態度かっ!
中国語も分からないので,中国語分からんって言って,無視したら諦めてました.
・・・・
と思ったらまたやってきた.
そしてなぜかちょっとだけ低姿勢になってた
私あっち,変わってもらえないかな・・・みたいな.
しゃあないから変わってあげました.
そしたら申し訳なさそうにしながら一応お礼言ってました.
まあ,家族でいっしょにいたいってのは分からないでもないからいいですけどね.
移動した先の席は前に席がない席.
先頭じゃなくて,前が客室乗務員席のところですね.
そこに座ると横があいてました.これはこれでラッキーです.
となりが空いているって飛行機では楽ですからね~
が,そこでまた中国人.
となりの中国人が突然立ち上がって誰かを呼んでいる.
たぶんね,ここが空いているからこっちに来いって言ってたんだと思います.
これもきっと家族.
しかし・・・・
あんたらには決められた席に座るとか『指定席』とかいう概念はないんかいっ!
結局,私は親子に挟まれてました.ハハハハ
あとトイレ.『使用中』ってなっているのに無理にあけようとする.
それぐらい分かろうよ!!
そして鍵閉めずにトイレで用を足そうとするから,後からの人があける.
あけられた方も怒ってるかもしれないが,開けた方はその100倍イヤだったはず.
中国人のイメージだだ下がりでした.
もとに戻ったともいうけど.
やっぱりシルクにいる中国人って特別なんだと思います.
いろんな国でいろんな文化に触れていろんな国のそれぞれの良さを体験するから
ああいう風になれるんでしょうね.
いろいろ教えられているだろうし.
でもラッキーなことが二つ!!
(その1)
目の前に座った客室乗務員がめっちゃ綺麗だった~~~~(笑)
中国人らしい,愛想のない人なんですけどね~でもそれが魅力になる感じの綺麗さでした.
離陸する時に荷物を載せている上の棚の扉が閉め方不十分だったみたいで
開いたのですがそれを見て,私が「あっ」という表情をしたら
後ろを振り向いて確認.
「あ~なんだその程度かよ」
みたいな感じで視線をすぐに戻す.それも綺麗でした(笑)
いや~~~素晴らしい席替えでしたね~
(その2)
右側の息子さんの方は英語ダメだったんですが,左側のお父さんの方は英語が話せたこと.
中国人のイメージは最悪にまで落ちましたが,やっぱり機内は楽しくすごしたい.
ということで『仕事ですか?レジャーですか?』って声をかけてみたら
結構話をする中国人で,その後もずっと3時間のフライト中話してました.
中国の昆明の話とかも聞かせてもらいました.
日本人が多く住んでいるし安全んだよって.
あと色が変わる湖を是非見てもらいたいって.
雑技の話とかもしましたね.
日本では雑技ってなんていうの?って聞くから『ざつぎ』っていったら
中国語とほぼ同じで笑ってました.
ちなみに彼らは,関空ではツアコンみたいな人が待っているみたいで
その人と関西を中心に楽しむらしいです.いい旅になってたらいいな~
ということで結果的には最後のフライトも楽しんでました(笑)
そしてこちらがこの旅行最後の食事↓
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牛肉パスタ,めちゃくちゃ美味しかった~~~~!!!
最後の最後でアタリでした!素晴らしいっ!!
そして飛行機は無事に関空に到着.
待っていたのは・・・
マスクをしたスタッフばかり.そして一人づつ体調チェック.
アメリカ側からじゃないんで,体温測られたりとかはなく,普通の問診なんですけどね.
だけど異様な光景でした.
ホント,美味しい時期に帰ってきたと思います(笑)
あと税関ではスーツケース開けられました.
男の一人旅を怪しんでました(笑)
初めての海外なんですか?
それで一人ですか?
すごいですね~
って.でも旅行代理店使ってるから,苦労はしてないんですけどね~
もちろんあっさりとクリア.
関空に着いたら,その後は行くと同じく船で神戸空港へ.
ただし・・・行きは船の時間をチェックしてきてたけど,帰りはそんなの飛行機しだい
だったんでやはり船はおもいっきり待つことになりました.
これだときっとバスの方が早かったですね.
神戸空港からモノレールの乗り換えとかじゃまくさいし,このあたりは
次の旅行とかでは考えなければなりません.
ただ,安いんですよね~船たいてい空いているし.
そして船で神戸空港に移動,そこからモノレールでさらに三ノ宮駅へ移動・・・
ホント,帰ってきてしまったんです・・・
はぁ~~~~
楽しすぎて,帰ってきた時はウツでした(笑)
家に帰ってきたら10時ぐらいだったと思います.
その後は荷物を少し整理して就寝.
なんせ,次の日からは仕事が待ってましたからね~
ただ,旅行の興奮が残っててまともには寝られませんでしたけどね.
これが次の日のいきなり夕方から工場出張→
電車移動→爆睡→田舎の駅で一駅通り過ぎる→何もない田んぼの道を1時間ぐらい
歩き続ける
っていう悲劇につながったんですよね~(笑)
まあそれはまた別の話ですけど.
ということで,その1を書いたのが5月2日ということで半年以上かけて
とびとび書いてきたメルボルン旅行記も『55』をもってこれで一区切りです.
(また思い出して書いてないことがあったら,
時系列無視で『その56』って加えたりするでしょうけどね)
本当にですね,今思い出してもたくさんの思い出があります.
順位を無理矢理つけると・・・
1位ジュンルーがコーチの反対を押し切ってでも見せてくれたハンドバランシング
2位ジュンルーのハグッ!
3位ワンビンのブリッジ技
4位バレエオンライトの新しいムーブメント
5位タンコンヤンが会っていきなり『ビューティフォー!』
はい,ドラリオンだけでしたね~(笑)
いえいえ,もちろんジョークも込みで見て下さいね.
メルボルン自体が楽しくなかったらこんなに書いてませんよ.
メルボルンという街そのものが好きでした.
この街でドラリオンをやってくれたことに感謝です.
ドラリオンって本当にいろんなものを私にくれました.
感動とかそういうものだけじゃなくて,こういう街との出会いとかもね.
ドラリオンを中心としたこういったもの全てが好きです.
思った以上に長くなってしまいましたが・・・・
原因は何かって考えたらですね,最初の頃にホントにしょうもないことだけで
1話を使ってるんですよね~計画性がないんです(笑)
その長い旅行記にお付き合い頂いた皆さん,ありがとうございました.
私が何年かたった後でもこの思い出を鮮明に振り替えられるようにって
思いで書いていた旅行記なので読みにくいところも多々あったと思いますが
読んで頂きありがとうございました.
そしてっ!
幸運なことに!
メルボルンに行ったのは私だけではなかったのですよね~(笑)
おかげでこの後のメルボルンの話を私はこれから楽しむことが出来ちゃいます.
いったい誰だろ~いったい誰だろ~
楽しみにしてますよ!お二方~(笑)
次回よりっ!
といっても明日からではないですが・・・
メキシコシティ旅行記にいきたいと思います.
こちらも思い出満載です.
でもその前にもう一度,
メルボルンと,私に関わってくれた皆さん,そしてドラリオンとそこにいる皆さん
本当に本当に楽しい思い出をありがとうございましたっ!!
一人旅とはいえ,いろんな方のおかげで初めての海外で最高の旅行が出来ました.
この大切な思い出を私は決して忘れないと思います.
忘れたら自分で旅行記見直します(笑)
本当にありがとうございました!