多聞月記

シルクドゥソレイユのドラリオンをきっかけに中国雑技、サーカス好きになったおっちゃんの月記

中国雑技団の一般公開

2017-03-31 21:34:20 | Weblog
3月31日に中国雑技団の一般公開が行われたみたいですね。
その様子がアップされております。



よく日本で中国雑技団という名前が使われてますが、2つのパターンがあります。
一つは中国の雑技団をとりあえず中国雑技団とよんでおこうという場合、
そしてもう一つがこちらの本家本元の中国雑技団です。
私も建物の前までは行ったことがあります。


でもここまででした。
なので一般公開に参加できた人がめっちゃ羨ましいです!
中ではここ数年でモンテカルロサーカスフェスティバルで金賞を受賞した3つの演目を
はじめ、演技の披露、そして写真をみると体験もやってたみたいですね。
ほんまにめっちゃ行きたかったです。
そしてそして

こんな中国雑技団記念品まで!
言い値の倍で買うから売ってくれ〜〜〜
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今、日本で見られる雑技 2017〜空竹〜

2017-03-18 19:07:21 | 今、日本で見られる雑技 2017
今日から東京タワーで催されているイベント台湾祭
こちらでも中国雑技の演技が見られるもようです。
台湾に本拠地を置き、海外公演も行っている舞鈴劇場メンバーが来日されるみたいです。
この舞鈴劇場というのは雑技の中でも空竹、カタカナでディアボロと呼ばれるものに
特化した芸術集団で、独自にショーをクリエイトして劇場公演までやっている団体で
私も是非一度は見てみたいと思っています。
たとえば。。。
奇幻旅程というショーをやってます。
(リンク先はYoutubeです)
あと、独自ブランドでディアボロの販売も行ってますね。

この記事を書いている時点で土曜日の部はもう終わってしまってますが
明日、明後日とまだまだショーを見ることができますので
近郊の方は是非この機会に見に行ってみてください。
私は行けないので、感想を聞かせてくれたら嬉しいです。

なお空竹についてはまた別途書ければいいな〜と思ってます。
北京には空竹博物館というのもあって、去年旅行ついでに足を運びました。

ちょっと分かりづらい場所なんですが、地下鉄の駅からは近いですし
雑技やディアボロが好きで北京に行く機会があれば抑えといて損はないですよ〜
空竹の歴史、作り方から
伝統技術として中国ゴマ製作をされてる方お手製のコマを展示、そして実際に販売してます。
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シルクドゥソレイユ《アバター》

2017-03-13 12:00:20 | Weblog
シルクドゥソレイユがなんでアバターとコラボしたのかは知りませんが
そこにショーがあるなら見たいと思ってしまうのが情というもの。。
ましてやそれが台北に来るとなれば!
シルクドゥソレイユ アバター台湾公演公式サイト

日程は7月6日から18日までで全18公演
座席、値段や詳しい日程はこんな感じです↓

台湾ドル。。。全然分からん。
そろそろ人民元で統一して欲しいところなんですが
まあしゃあないっす。
人民元なら一ヶ月の給料以上は持ってるんですけどね〜(笑)

さて、問題はチケットが買えるかどうかです。
チケットの販売開始は3月15日、こちらのサイトから購入できるみたいですが
なんせ、アリーナショーなのでどの席にするかも含めて分からなすぎる状態です。
マイケルジャクソンなんてハズレ席は本当にハズレでしたからね。

私は7月16、17日あたりを狙っていきたいと思っています。
買えるといいな〜

なおこのアバターのショーはうわさでは。。。
最終的には杭州の常設ショーになるという話があります。
ホンマかどうかは全くわかりません。
ただ杭州にシルクの常設ショーができるのは複数筋から話を聞くので
本当だと思います。
台北も行きやすいですが、杭州も上海から高速鉄道ですぐなので
とても便利な場所な上に評判がすごくいい観光地なので楽しみにしてます。
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今、日本で見られる雑技 2017 〜蹬鼓〜 in ポップサーカス

2017-03-12 16:09:40 | 今、日本で見られる雑技 2017
蹬鼓
(リンク先はYoutubeです)

日本のサーカスで現在テントを貼って公演をしているはたった3つしかありませんが
そんな中でも雑技は活躍してくれてます。
今回はその中からポップサーカスの演技を紹介したいと思います。
ポップサーカスは10年前と比較して良くも悪くも大きく変わったサーカスです。
良くも悪くも。。そこは好みの問題になります。
私は昔の方が好きです(笑)
ただ、方向性は分かりやすくて、確かに言ってる方向でやってるとは思います。
《ワールドサーカスフェスティバル》
ポップサーカスのショーのコンセプト。
その中でアジアのメインアクトとして現在いるのが《蹬鼓》という演目です。
漢字が全てを表しているので、なんとなく分かると思いますが
シルクドゥソレイユ日本公演風にいうと
フットジャグリング ・ウィズ ・ドラム
でしょうか。
蹬技と呼ばれる足でいろんなものを扱う演技の一種で
主に太鼓を足で蹴り上げキャッチする、回す、などの演技です。
それを大人数でやりとりしたり、《蹬人》(イカリアンゲーム)の要素を加えたり
あとは座布団を手で回すのを加えたりして一つの演技が構成されます。
シルクドゥソレイユファンの方にとってはOVOの蟻さん達の演技でおなじみだと思います。
蹬技はいろんな種類がありますが、私の印象では
蹬鼓を演じるのは主に女性アーティストのイメージです。
ポップサーカスでも少女達によるびっくりするような蹬鼓が見られます。

(ポップサーカスでは現在、カーテンコールに限って写真撮影が許されてます。
素晴らしい判断!あっちなみにドリームサーカスは演技中もOKやけどね(^O^) )
なお、この演目は真正面から見るのが王道ではありますが
どの方向から見ても楽しめる演目だと思うので、チケットを買う時は
深く考える必要はないかな〜と思います。
距離をとって見ないといけない演目じゃないので、後方にする必要はありません。
彼女達の一挙手一投足、表情も含めて全てを楽しみたいって方は
プレジャーボックスの7〜11、特に9がベストかな〜って思います。
私はっていうとあと数回行きますが
1日だけそういう席を抑えました(笑)

他の国のサーカスの子供ってたいてい親も芸人でいっしょにって
パターンが多いですが、中国の場合は《団》の一員として招聘され参加しているので
もう親元を離れて立派に働いているっていう状態です。
是非、そんな彼女達を応援してあげてくささい。
演技をご覧になられた時は暖かい拍手をお願いします。

ポップサーカスのHP
姫路公演: 4月9日まで。姫路駅東・キャスティ21
姫路駅を姫路城側に出て、しばらく歩いて右に曲がってまーーーーっすぐです。
15分ぐらいでした。

ちなみに電車からも見えます

和歌山公演: 4月22日から6月11日まで。イオンモール和歌山
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新疆ウイグル自治区 生産建設兵団雑技団 《春之韻 - 女子造型》

2017-03-04 15:13:38 | 世界で輝く雑技
新疆ウイグル自治区 生産建設兵団雑技団 《春之韻 - 女子造型》
(リンク先はYoutubeです)


2月21日、スペインのカタルーニャ地方のフィゲラスという都市で開催された
サーカスフェスティバルで見事金賞を獲得した演目です。
中国にいくつ雑技団があるのか。
実は雑技団員に聞いても、とある団長に聞いても
答えが出てこない。。。ぐらい多いです(笑)
ただ、多すぎる上に、これまで国や人民解放軍など公的機関が運営していた
ものがことごとく民営化になっていっているので数としては減少傾向です。
さて、そんな多い雑技団の中で、国内での雑技大会などを経て
様々な演技が海外でのサーカスフェスティバルに臨む機会を得たりしています。
(ただ、別に国内大会が予選というわけじゃないと思います)
このあたりの正確な選考方法とか決定方法は私も全く知りません。
特に今はほとんどの雑技団が個別の団体なだけに、余計にわかりません。
ただかつて、モンテカルロサーカスフェスティバルに出場した演者の話だと
国際大会に向けた練習は過酷を極めるもののようです。
(その話はまた別に)

さてそんな中、スペインより嬉しいニュースが届きました。
新疆ウイグル自治区の雑技団が見事に金賞を獲得!!!
こんな海外で成果をあげる雑技の演目を少しでもこれから紹介していけたらって思います。
美しさと力強さを兼ね備えた、生命力溢れる演目になっています。
私はこういう演技がかなり好きです。
ウイグル文化を分かっていないのですが、紹介される記事では
ウイグル少数民族の音楽や舞踏を取り入れた演技構成になっているもようです。

雑技の雑を中国語の辞書で調べると
多種多様である、入り交じる など意味が出てきます。
その名前が指すとおり、雑技は長い中国の歴史の中で様々なものが混ざり合い
形成された一つの集大成であり、今もなお様々なものを吸収し進化し続ける技そのものです。
中国には56の民族が存在しますが、その多種多様性もまた雑技を発展させた要因なのでしょう。

ちなみに今年もモンテカルロサーカスフェスティバルでもウイグルの雑技団が大活躍しました。




大会の知名度的にもメインにこっちを紹介してもよかったのですが
あえて春之韻を選んだのには理由があります。
もちろん私の趣味が大きい。
そしてもう一つはこの演技はもともと李西寧先生が監督された演目だということです。
李西寧先生といえば、かつてドラリオンで雑技団側の最高責任者で
戦旗雑技団の昔の団長さんです。
なんやかんやいって、私も含めてドラリオンに思い出をもつ人が多いと思うので
そういった繋がりを優先してみました。

なお動画は本当は大会での映像を見つけたかったのですが
残念ながら見つけられなかったので、大会の直前に武漢の雑技の世界大会での演技の動画です。


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