多聞月記

シルクドゥソレイユのドラリオンをきっかけに中国雑技、サーカス好きになったおっちゃんの月記

静岡大道芸の季節

2017-10-31 20:54:58 | サーカスニュース
今年で26年目なんだそうですね。
静岡大道芸。私は去年初めて見に行きました。
今年はなんと!初めて泊まりで行きます。
が、

ざーっと見ると。。。
そこまで興味をひくものもなかったり(笑)
とはいえ、昨年のチャンピオン《リー ウェイ》が再来日!
もう静岡に着いてて、今日は市長と一緒に観光してたみたいですね。
リーウェイは確かに今の中国でも屈指のアーティストなので、
もしもまだ見たことがないって人がいればこれはビックチャンスですよ。

私は今回は特にどの演技っていう目的を決めるのではなく
いろんなところでいろんな芸人が芸を売っているっていう
昔、中国の庙会などで見られた雰囲気を疑似体験するような感じで行こうかなって思ってます。
掘り出し物というか、意外と好みのものに出会えたりするかもしらないですしね。

静岡大道芸に関しては公式サイトをご覧ください。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

情報がまわるネットワークがある幸せ

2017-10-30 21:00:44 | サーカスニュース

先日亡くなられたサーカス芸人さん。
私自身、ほぼ知らない方ですが、ワシントントラピス始め、すごい演技ですね。
動画でもいいので見てみたいもんです。いえ、もう動画でしか見られないわけですが。

このニュースはアメリカのサーカスファンFacebookページでまわってました。
これを見て思ったのは、こういう訃報までまわるファンネットワークが羨ましいということ。
日本でサーカス芸人が亡くなってその情報がまわってくるのは事故ぐらいだと思います。
そういう意味で、情報を受け取りリリースできる、その手段が確立されてるのがいいな〜と。

例えば昔の雑誌の一コマ

日本が誇るサーカス芸人という話になった時、ある年代以上の方では
必ずといっていいほど名前があがるヘンリー安松さん。《やっさん》だったかな。
昔、古き良き時代のポップサーカスにワシントントラピスがあって大好きでしたが
往年のサーカスファン曰く「いや、ヘンリー安松さんでしょう」と。
ただこの方が今どうしているか、もしご存命だとすると90を超えていますが
そうでないなら情報が出ていない。
その情報を持っている人はいるんだと思いますが、それを持っている人と
発信する人との間にコネクションがない。
情報を持っているとすればサーカスをやっていて、それなりの立場の方でしょうか。
そういう方としっかりとコネクションがあって、情報を出せる方ってのが
日本にはまだいないんでしょうね。
国際サーカス村の方が一番それに近い気もします。
香川の方はサーカスの演技を道具として使うことの方の発信が中心ですし。

では中国の場合はどうか。
中国には雑技ファンが情報発信をしている公式サイトがあります。
これは時としてすごく役に立つんですが、ただ立たないことも多い。
例えば、人民解放軍系の3つの雑技団がすでに活動を終えてしまったことは
情報として出てない。私は元そこの団員さんと繋がりがあったので聞けましたが
それがないファンはやはりまだ知らないでいると思います。

雑技やサーカスの情報がもっと上手く共有できるようになればいいな〜と思う今日この頃です。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

江苏省杂技团 のちょっと見てみたいハンドバランシング

2017-10-29 19:57:01 | 杂技の雑記
江苏省と聞いてもピンとこないかもしれませんが、省都が南京市と聞くとイメージできる人も多いのではないでしょうか。
その江苏省の雑技団、江苏省杂技团で最近省内の大会を中心に評判の演技を紹介します。
それがこちら






最初の写真を見るとごく普通のハンドバランシングのようですが
途中からこれが歯車のようなハンドバランシングになります。
演目名は《问天鸟——高台倒立》
演じておられるのは王梦尘 さんです。
この演目と彼女が省内の大会で文化奨優秀演目奨を受賞したみたいです。
雑技の全ての演目の基本となる《倒立》を中心に様々な演技を組み合わせ、
そしてそこに誰もが興味をひくような舞台設定。
これは是非この目で演技を見てみたいですね。
ちなみにこの道具は

こんな感じで1つの絵としても完成されているので
ひょっとしたら将来、大型雑技ショーのメインをはることになるかもしれないですね。
楽しみです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

台湾の雑技学校

2017-10-27 19:21:01 | 杂技の雑記
同じ中国でもこれまでもほとんど触れてなかった台湾の雑技。
実は台湾では雑技って言葉ではなく特技と呼ばれたり、他の呼び方が使われます。
それは多分歴史的に台湾は中華人民共和国もしくは中華民国の一部で
実効支配しているのが中華民国政府で、さらに雑技という統一名を決めたのが
周恩来、要するに中華人民共和国だからじゃないかと思います。
さて、そんな学校のHPがこちら
国立台湾戏曲学院です。
はい、台湾では戏曲という大きなくくりでその中に様々な学部としていろんな芸を学ぶ部があり
その中の雑技がどれかといいますと

というわけで、台湾では民族技芸学系と分類されるみたいですね。
これはここのHPで初めて知りました。
ちなみに学校の入り口は。。。

こんな感じ!いいですね。
(ちなみに写真の女性はフェアリーパン こと庞逍さんです。
ロシアのエアリアルの大会での活躍を以前紹介した方です。

中華人民共和国と中華民国は未だに別政府という形を崩しませんが
こと雑技や芸術分野では結構交流がされてて、中国雑技団に研修に来てたりもするんですよ。
ちなもに

こんな感じで学生が日本で芸をすることもあります。

台湾って中国の中でも日本人が比較的行く省なので、こういう入口的に入りやすいところからでも
中国雑技に興味をもってもらえたらと思います。
だからってショーのスケジュールとか全然把握してないんですけどね(^_^;)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

浙江曲艺杂技总团 創立20周年記念公演開催

2017-10-26 15:42:46 | 杂技の雑記
1997年8月28日に正式に結成された浙江曲艺杂技总团が10月25日に創立20周年を記念して
式典とそれを祝うショーを行ったみたいです。

曲芸雑技総団!?と思われるかもしれませんが、漢字の通り
浙江评弹团、浙江滑稽剧团(浙江曲艺团)、浙江杂技团から構成される団体です。
なので20年といってもそれは統合団体を設立して20周年であって、それぞれはもっと長い歴史を持っています。
人民解放軍の文工団みたいなものですね。
今回のショーは2016年からプロジェクトが始まり
それぞれの良さを融合した1つのショーを作ろうとしたもののようです。

浙江评弹团




浙江滑稽剧团(浙江曲艺团)



浙江杂技团







さて、ここが雑技中心のブログってのもあるんですが
実際にもこの組織の中で最大規模を誇っているのが雑技団です。
しかも中国雑技の中でも屈指の実力を誇ってます。
例えば、傘を使った演目。《梦系西湖·伞技》という演目なんですがつい最近国際大会を制しました。
そして下で男性2人が支えている土台の上に棒を立て、その上で左右に2人の演者が揺れている
正式名称《文明记忆·脖支造型》という演目。こちらは先日金菊奨を獲得してます。
それ以外の演目も本当にすごい!
もちろん20周年ということで雑技団の中でもトップクラスの演目を並べてきてますが
これだけのトップクラスの演技が1つの雑技団の中に存在する。
これが中国の雑技団の実力であり底力なんだと思い知らされます。

この中のどれか1つでも実際に見られるなら、そこに見にいきたいと思える演目ですね。
220周年本当におめでとうございます!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

汉秀 (Han Show )のステージに日本人が!?

2017-10-25 20:34:26 | 杂技の雑記

武漢のハンショーでこんな↑発表会があったみたいです。
無視してもいいんですが、なんとそこで日本人の名前が!!
それがこちらの小野りささん

ご存知ですか?
私が追いかけているフィールドとはだいぶ違うので、私はよく分かってないんですが
ボサノバの女王と呼ばれている方のようです。
大切なのはこうやって日本人歌手がハンショーのステージに立つということ!
これが日本人が武漢、ハンショーに行くきっかけになったらいいな〜って思います。
他にも実は日本つながりで


宮崎駿さんの映画音楽のコンサートもあるみたいです。
日中をつなぐ架け橋になるといいな〜

小野リサさんの公式サイト⇨http://onolisa.com/
なお小野さんは12月26日
宮崎アニメの音楽の方は12月31日、1月6日、20日
のようです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

雑技団も年末年始に向けて始動! 広西雑技団 《瑶心鼓舞——蹬鼓》 の挑戦

2017-10-24 21:17:24 | 杂技の雑記
中国の年末年始なので旧正月の話です。
中国では大晦日から新年にかけて春晩という番組が放送されます。
よく中国版の紅白とかいう人もいますが、はっきりいってそんなレベルの番組じゃないです。
中国ですから、言うなれば国家プロジェクト級の大番組です。
私自身も毎年めっちゃ楽しみにしてます。
さて、そんな春晩ですが、それまでに《我要上春晚》というこの番組出場を目指す番組があります。
そこへの挑戦を表明したのが広西雑技団です。
広西チワン族自治区の広西雑技団は金菊奨に出場したり
様々な国内外の大会で賞を取るなど中国を代表する雑技団の1つです。
そんな雑技団が春晩に臨む演目が《瑶心鼓舞——蹬鼓》
フットジャグリングです。シルクファンの方なら、OVOの蟻んこの演目を思い出してもらえればイメージできると思います。
とにかくいろんなジャンルのいろんな才能豊かな人が出場を目指してくるので
結果は予想できませんが、1つでも多く勝ち進んで欲しいですね。
そうすれば。。。
動画が手に入りやすくなる(笑)
では演目の雰囲気を写真でどうぞ。





ちなみに広西チワン族自治区は日本の熊本県と友好関係があるみたいです。
熊本県民の方とかこれをきっかけに注目されてみては?
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ハッピードリームサーカス 神戸公演へ

2017-10-22 17:58:07 | Weblog
イオンモール神戸北。。。
そこは神戸ではなく三田です!!
厳密には知らんけど、神戸の人の認識であそこは神戸じゃないっす(笑)

まあなにはともあれ、数年ぶりの神戸公演です。
イオンモールへは三宮からバスで30分ぐらいでしょうか。
乗ってしまえば着いちゃうのでそこまで遠さは感じないです。
場所はこれまでいろんなサーカスがやってたのと同様に駐車場です。
アスファルトなのが雨でもいいですね。

台風が近づいているってことで、今日は1公演のみ。
その1公演目になんとか間に合いました!
おそらく公演が終わったらテントを降ろす作業でしょうね。
金曜に向けて準備して、日曜にテントを下ろし、月曜にもう一回準備する。
お疲れ様です。。。としか言いようがない。

公演の方も久々のドリームサーカス、楽しんで来ました。




前回の神戸公演から加入したエアリアルストラップに新しいクラウンなど
様々なアクロバット演目目白押しです。
なかでもドリームサーカスならではと思うのが彼女


ドリームサーカスは会長の方針もあって、若く才能ある人たちには
積極的にステージを経験してもらいながら育てていくということで
本当に若いメンバーが輝いいていたります。
彼女もその1人。
会長の方針に若いアーティストも応えている好循環。
若いゆえに成長もしていく。その様子を長く楽しめるっていうのもいいですね。

ハッピードリームサーカス神戸公演は12月11日まで水曜日以外は毎日やってますんで
是非見に行ってみてください。
(明日はテントの再立ち上げなので公演がありません。ご注意ください)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

年末年始の旅行先決定!! 中原雑技博物館がある 河南省濮阳市へ!

2017-10-21 20:32:48 | Weblog
結構ギリギリまで悩んで居たせいで、航空券が高くなっちゃいました(~_~;)
52000円もします。。。
金菊奨を見たせいで、あっちも行きたいな〜こっちも行きたいな〜
でもそもそも雑技が見られるんかな〜とかいろいろ思っていると、決められなくて。
ただ流石に10月も中旬なので決めました。
中国の河南省、濮阳市に行ってまいります!
濮阳市って聞いて、あーーーあそこか〜ってなる人はまずいないと思います。

ここです。
河南省でも端っこの方です。
これまで河南省は何度も行きましたが、その中では一番遠いんじゃないかって思います。
飛行機が深夜0時を過ぎて到着するので、不安いっぱいです。
ここに決めた理由はこちら

雑技の博物館があるんです!!
実は濮阳市は吴桥と並んで雑技の故郷ととして挙げられる街の1つなんです。
知名度でいうと国際大会もやってる吴桥だと思いますが、こちらも博物館を建てたりして
アピールしてます。中国は広く、歴史も長いのでどっちが故郷でどっちかが故郷じゃないって
いうわけではなく、どっちも故郷なんだと個人的には思ってます。
ただ互いに切磋琢磨してくれた結果、博物館は立つはそしてこちら

《水秀》という常設ショーをやってくれている劇場は立つはと
雑技ファンとしては良いことづくめなんです。

ちなみに水秀は現代ショーですが、博物館のあたりでは

写真の下半分のような昔ながらの演目もやってくれているようで、個人的にめっちゃ行ってみたい場所でした。

河南省自体も久々ですし、本当に年末年始が楽しみです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

福建省での雑技大会のお知らせ 一般公開されます!

2017-10-20 22:19:20 | 杂技の雑記

正確にはこちらの大会の雑技部門になります。
そして雑技部門の演目が発表になりました〜

2つの団体からの出場のようですね。
そしてこの大会なんですが、タイトルにも書いた通り、一般公開されます。

しかも安い!!!
1元16円として、ワンコインしない値段で見られちゃうんですよ。
しかも注目したいのが《倒立技巧》というもの。
実は福建省雑技団が先日の金菊奨に送り込んだ演目ではないかと思うのです。




もしも、お仕事とかで福建省、特に福州市などに行かれる方がおられたら
このワンコインで見られる大会はものすごいお得なショーになると思います。
いるなら是非見るべきです!

私は。。。いない(~_~;)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする