多聞月記

シルクドゥソレイユのドラリオンをきっかけに中国雑技、サーカス好きになったおっちゃんの月記

今日本で見られる雑技 2017 〜ユニサイクル ウィズ ボウル〜

2017-02-21 20:36:20 | 今、日本で見られる雑技 2017

元宵节の雑技
いきなりリンクを貼ってみました。
久々すぎてちゃんと貼れてますかね?
リンク先はYoutubeです。

さて、このリンクの話になります。
今、日本でツアーショーをやっているシルクドゥソレイユのショーといえば
ご存知《TOTEM》なんですが
この中に雑技、しかもこの演技を代表する雑技団といえば
といいので出てくるレベルのこの演技の由緒正しい雑技団からやってきてる演目が
《ユニサイクル ウィズ ボウル》
中国語だと
《高車蹴碗》(中国の簡体字をうつと文字化けするのが悲しいぞ、Gooブログ!)
です。

どういう演目かというと
その名前の通り、背の高い一輪車に乗った女の子が5人登場し
お碗を足で蹴り上げて頭の上に載せる演技です。
動作は様々あり、1人で足に並べた5つのお碗を一気に蹴り上げて頭に載せたり、
お互いに向き合い相手の頭に向かって蹴り、相手がそれを頭でキャッチしたり。
背丈の高い一輪車での高度なバランスを維持しながら
お碗を相手が取りやすい場所に蹴る技術、それを手を使わずに頭でキャッチする技術
様々な雑技の演目の中でもかなりの高難度の演目と言われています。
東京公演を元雑技団員の友人と見に行った時も
「あの演目は本当に小さな時からやっていないと、一朝一夕にできるもんじゃない」
と言ってました。

ではその演目がどこから来てるかと言いますと
中国の内モンゴル雑技団という雑技団です。
中国でもこの演目が生まれ、発展していく過程で名前を見るぐらい
この演目に関わってきた雑技団です。
その話はまた別にしたいと思います。

そして、その雑技団から派遣されてTOTEMで今、演技を披露しているわけですが
実はこの動画は、そのトーテム日本公演と被ってます。
つまり
この雑技団にはシルクドゥソレイユに呼ばれる演技をするチームとは別に
まだ同等、それ以上の演技をするチームがいるということです。
すごいと思いませんか?
そんな内モンゴル雑技団の演技を是非最初のリンク先でご覧ください。
そして、もしこんな演目生で見てみたい!
って思ったら是非シルクドゥソレイユ「トーテム」へ!
今なら福岡、そのあとは仙台でまだ日本で見られますよ〜

ちなみにユニサイクル ウィズ ボウルですが
実はこんな技も存在したようです。
上下2段!

雑技ってすごい!
と思って調べるとさらにすごいものに出会える。
探すだけでもワクワクするんですよね〜
コメント (6)
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とある誕生日にふと更新

2017-02-20 20:33:31 | Weblog
またまたすごい久しぶりの更新です。
昔から見てくれてて、ちょくちょく覗きに来てくれてる方っておられるのでしょうか。
もしおられましたら、ありがとうございます。
月記と言いながら年記並みになっててすみません。
何気にプロフィールも社会人7年目という紹介で止まってました。
もうすぐ10年目が終わろうとしてます(^_^)

私自身はめっちゃ元気にやっております。
《相変わらず》
という言葉が似合う感じですね。

このブログをせっかくだから活用できないか
というのは少し前から思ってはいたのですが、一度更新を止めると
中々戻れない。。。

ご存知の方はご存知だと思いますが
10年前の夏にシルクドゥソレイユのドラリオンを見たのは私の人生での大きな転機になりました。
あの日、チケットを買い見に行き、その帰りに新しいチケットを買った。
そこからいろんなことが動き始めました。

ここ数年もまったく更新をしていなかったわけではないので分かっているかもしれませんが
私は今、もっぱら中国雑技系に走っております。
ドラリオンのショーを構成していた約半分が中国雑技だったのは大きかったと思います。
実は正直言うと
シルクのショーは
コルテオ、ZED、ヴァレカイまではかなりはまってたんですが
クーザ、オーヴォ、トーテム、マイケルジャクソンなどは
ショーそのものにははまらなく、逆に一部惹かれる演目があって
ショー全体より演目って感じになってます。
結果より一層雑技にはまっていく。そんな感じです。

そんな中、よく思ってたのが
雑技の情報を集めようと検索しても中々見つからないという事実です。
雑技ないかな〜と思っても何年も前のがヒットするだけだったり。
かと思ったら実は近くでやってたのを後で知ったり。
この演目はどういう歴史があるのかな〜と思っても情報がなかったり。
そんなことが多々あって、そのうちだったら自分で。。とも思いはじめ。。
でも私自身、詳しいかというとそこまで詳しいわけでもなければ
情報の精度も分からず、う〜ん
と思ってました。
ただ、やはりこういうのってやり出せば
間違いを指摘してくれる人も出てくるだろうし、何かを紹介してくれる方も
現れるかな〜なんてことを思い、ブログの再開を考え始めました。
実際、今、シルクドゥソレイユのショーを通じて出会った友人たちは
もともとブログを知ってくれてたという方が多かったですからね。
知らないからこそ書くというのも一つのきっかけとしてアリかなって思います。

さて、じゃあなんで今日かと思われると思います。
実は今日は私が初めて見たショーで私がもっとも惹かれたアーティスト、ワンビンの誕生日なのです!
いや、ホントそれだけの理由です。
私が初めてワンビンにハッピーバースデーというメッセージを送ったのは9年前。
ドラリオンがオーストラリアで公演をしてる時でしたね。
9年の間に。。。。
ドラリオン終わったり、ワンビンが参加する演目がモンテカルロサーカスフェスティバルで銀メダルを
獲得したり、そんなワンビンが引退したり、結婚したり、子供が生まれたり
そしてワンビン夫婦が日本に遊びに来て、そこで再会したり。
9年前、友達だった方に聞きたいです。
9年後の今にこうやって縁が続いてるって想像できました?
私は出来ませんでした。
そんな想像もできないことが、ちょっとしたきっかけから起きたりする。
そんなことを思いながら、だったらまた再開そてみようかな。。。と思った次第です。

今回からは
雑技の話
ショーの話
あと私自身が中国に行った時の過去やこれからの話も書きたいなって思ってます。
世間では中国嫌いを煽るニュースだらけ。
かくいう私も嫌いでした。だから気持ちはわかる。
ただ実際に旅行先でいろんな人に触れ合うと変わるものですね。
私は中国雑技が好き、その裏にある歴史も興味をそそられます。
そして同時に中国とそこに住む人たちが、少なくとも私と出会った人たちが大好きです。
こんな世の中だからこそそういう話も書けたらって思います。

というわけで
月記ぐらいになるようにはしたいと思います。

せっかくなのでワンビンもメンバーだった戦旗雑技団のチームが
モンテカルロサーカスフェスティバルで銀賞をとった時の写真です。
演目はバレエオンライトでした。
この大会のためにどのぐらい練習したか。
そういう話も夏に直接聞けたのでどこかで書きたいと思います。
コメント (2)
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