多聞月記

シルクドゥソレイユのドラリオンをきっかけに中国雑技、サーカス好きになったおっちゃんの月記

シンガポール旅行記 その5

2012-09-26 23:04:58 | シンガポール旅行記 ~ジュンルーとの再会

立シンガポール国立博物館
に後ろ側から入場.
昨日最後に登場した教会.そこをもしまっすぐ歩いて行っていたら

こちら側,真正面でした.
グル~~ってまわってきてさっきの教会が見えた瞬間『あ~~~~』ってなって
ちょっとした感動?ってか笑い?
こういうのを味わえたぶんある意味正解のルートだったかな(笑)

でも早すぎて博物館の中には入られなかったんですけどね.

国立博物館の裏にでかでかと広がってる公園があります.
それがフォート・カニング・パークという公園.


もともとはマレーの君主の居住地だったと言われていて,イギリス植民地時代には軍令部が
置かれていた・・・そう“マレーの虎”
山下陸軍大将がイギリスを破り,シンガポールを開戦からたった2ヶ月ちょいで陥落させた
日本側の歴史のまさしく逆側からの歴史がここにはあるわけですね.
そしてそしてそれをいろいろ展示したのが
元英国軍司令本部“バトルボックス”です.

本当に司令部への入口って感じがしますよね.
というか本物なんだと思いますけど.
ここから当時の司令部の様子を見に行くことができるんです.
やはり歴史というのは双方,さらにはそのまわりとたくさんのものが交わって
作られていくもので片側からだけ見てるのではなくいろんな方向から見ないと
その楽しさってのは半減しちゃいますよね.
今回はイギリス側から!
通信室

そしてそしてなんといっても大興奮の作戦室!!!

図上に日本軍や英軍の位置など情報いっぱい.
当時は日本軍はとにかく進んで進んで進みまくったからめまぐるしく変化する戦場が
ここで再現されそして作戦が立てられていたんでしょうね.
この他にもパージバル将軍以下の会議でいかにして降伏することが決定されたかなど
その過程がイギリス視点できっちりと描かれています.
なかなかここは歴史好きだったらおすすめできるスポットです.
“イギリス視点”というところがおもしろさのポイントだったりもします.
歴史に共通認識なんて必要ないんです.
いろんな立場からの見方があってこその歴史.それがおもしろさ.
それをいろんな立場からみながらそれぞれの中で解釈すればいい話なわけです.

ちなみに日本ではシンガポール陥落についてほとんど習わないですがこれは大きな意味があったと思います.
このシンガポールはまさしくイギリスにっていや,ヨーロッパにとってアジアの植民地支配の要ともいえる場所.
だからこそ当時の最新鋭戦艦『プリンスオブウェールズ』までもを派遣したわけです.
それは12月10日のマレー沖海戦において日本海軍の陸上攻撃機によって撃沈されます.
当時のイギリスの首相で後にノーベル文学賞をなぜか受賞するチャーチルも
プリンスオブウェールズを失ったことを大戦中でもっともショックだったこととしてあげてます.
他にもシャルルドゴールの言葉にも
『シンガポールの陥落は,白人植民地主義の長い歴史の終わりを意味する』
というのがあるぐらい.

ここシンガポールの作戦司令室.
まさしくここは世界の歴史が新しい段階に入ったその瞬間があった場所なんだと思います.


そんなことを考えてごちゃごちゃやってると時間はあっという間でした.
フォート・カニング・パークを後にし,いったんホテルへ.

バタバタして万一にも待たせるわけにはいかないですからね.


(おまけ)

やっぱ軍のポスターはこ~でね~とね(笑)
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シンガポール旅行記 その4

2012-09-24 22:40:22 | シンガポール旅行記 ~ジュンルーとの再会
今日ちょっといいもの見ました.
小学生の少年が一人で歩いてたんですが,手ぶくろを付けて片手にはビニール袋.
なにしてんのかな~と思ったら,ゴミを拾いながら登校してました.

タバコを吸う人は世の中にたくさんいます.
私はそれが悪いことだとは思いません.
タバコを吸って吸殻を携帯灰皿にちゃんと処理する人もたくさんいます.
でも
他人のポイ捨てタバコを拾うことを習慣にしているスモーカーってどれぐらい
いるんでしょうかね.

実は私が通勤しているエリアは本当に歩きタバコとポイ捨てが多い.
それを子供が拾いながら歩いてました.

携帯灰皿をもって吸殻はきちんと処理.
そこにさらに一歩進んでポイ捨てされてる吸殻も処理.
そういうスモーカーさんが増えると少しはタバコへの印象も変わるんじゃないかなと思います.

ともあれこういう子供に出会うとこちらも幸せな気分になり
そしていろいろ自分自身のことも考えさせられます.

さてと
シンガポールですが,シンガポールもなかなか掃除が行き届いている社会でした.
特に私を魅了したのがこの自転車!!

掃除道具一式が入ってて時に後輪の横あたり.
わかるかな・・・
ホウキがさしてあるんです.
出てるホウキがまるでバイクからジェットでも出てるようなそんな感じにみえて
かなりかっこいいって私は一目ぼれしました.
このお掃除自転車セット・・・日本にも欲しいな~

こういう掃除をされる方が結構いるのとあとは厳しいルールのおかげでしょうかね.
シンガポールは綺麗です.
とはいえ・・・

タバコの吸殻は結構落ちてるんですけどね(笑)

朝食を食べて一服したあとは一旦オーチャードロードへ.

いわゆる繁華街.
デパートとか施設充実&MRTステーションもあってと抜群のロケーション.
もちろん,このあたりで泊まるとなると高い.
12月末までのZED東京遠征
3月末の福岡遠征
そして4月末のマカオ.
さらにさらに来年の1月の昆明の飛行機&ホテル代を先払い.
これだけくると,ホテルにバババ~~~ンと・・・とはいかなかったんですよね.
ただジュンルー曰く
『今泊まってるホテルで十二分に贅沢!』
とのことでしたけど.


これもまた小さな国ならではでしょうかね.
クラッシック調の建物の上を近代ビルがまたいでいる.
さらにビルの上にはやはり緑!!

だけどこうやってビルの上とかを有効利用しているんですが
じゃあ公園がないかっていうと全然そんなことはないんですよね.
オーチャードのど真ん中にまさしく花と緑の公園があります.


イスタナパークという公園.
繁華街のど真ん中にあって,結構人に行き来があるんですよね.
だからこそ価値がある公園て思います.
何気ない日常生活の中で意識することなく通る場所.
そこにこういう花と緑の公園がある.
シンガポールがちょっと好きになった時でした.

そのキャラクターがどうかは不明

マーライオンからマーを抜いた・・・ただのライオン.

プレスビテリアン教会

こういういかにも分かりやすいものを見つけると目印にして行き先へのルートを
考えるんですが,まっすぐ行けばいいものをグル~~~~~~っとこの後大回りするルートを
とってしまうのでした.

今だから言えますが
このまままっすぐ進めばシティホールとかにも歩いていけるんですよね.
本当に中心部はコンパクトです.

ではでは時間もきたので今日はここまで.
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シンガポール旅行記 その2

2012-09-22 16:40:20 | シンガポール旅行記 ~ジュンルーとの再会
昨日の続きで参考までに
日本で両替した場合,1$69円でした.
空港で1$64.4円ぐらい
街の両替商でレートがいいかな~ってところで1$64円.
逆に最悪のところだと69円.
なので空港で両替ってのはむしろ迷うぐらいならアリです.
あと街中の両替商は言い値で両替するんじゃなく
たとえば・・・
日本円はいくら?
って聞いたら
1.55$(=100円)
とか言ってきます.
そういう時に1.56?とかふってみるとほぼすんなりOKとなりますので.
ぶっちゃけ60円とかの話なんですけどね~
でもなんとなく気分がいい(笑)
実際どこまで交渉できるかは私も試してないのでわからないです.
毎回私は10000円で1$多くもらうようにはしてました.
銀行ではきっと無理で街中の両替商ならではだと思います.

とかなり話が飛んでしまいました.
空港からホテルへのエアポートシャトルに乗ってしまったらあとは
ただタクシーに揺られるのみ.
お客さんが私を含めてもたったの2人だったので快適そのものでした.

“眠らない街”ではなくシンガポールはどっちかっていうとビジネスの街なんで
早朝はそれほど賑やかではなく街は静まり返ってました.
マカオよりは雰囲気好き!
マカオは好きな部分と嫌いな部分があるんです.

ホテル到着が6時30分前.
チェックインが2時以降だったのでせめて荷物だけでも預かってもらって~
と思ったらなんとチェックイン出来ちゃった!!
本当は2時以降だけど今回は部屋を用意するって.
ラッキ~~
しかも説明された部屋はなんと27階!!
このホテルに泊まったことはあるか?
と聞かれて
ない
と答えたのがよかったんですかね(実際ないけど).
空いてる部屋の中でいい部屋をあてがってくれたのかな~なんて思いました.
ホテルは初めての5ツ星ホテル!
でも近くにMRTの駅が一切ないので街中の3ツ星ぐらいとそう変わらないお値段です.
どっちがいいかっていうと・・・
MRTが近いと便利ってのは否めないな~と思いました.
ただこのホテルも川沿いで散歩には最適ないいホテルなんですよ.

さてさて
部屋をあてがわれたので早速スーツケースを置いたりいろいろ整理するために部屋へ.
エレベーター,キーを使わないと動かないやつだ~
さすが5ツ星!

エレベーターを降りてから部屋までもなんか今までのホテルみたいなボロさがない!
部屋の中↓

広い~~~
ここに1人ですからね.
やはりダブルベットよりベット×2ですね.
片方のベットを物置として使えます.
クローゼットの中↓

傘!!!
傘を置いてくれてるホテルなんて初めてでした.
やはりスコールのシンガポールだけのことはあります.
他にもアイロン台とアイロンだったり金庫だったり冷蔵庫が満タンだったり.
あっ
でも冷蔵庫は満タンで喜んだのは最初だけで自分のものが入れられないという
現実にぶち当たった時に空のがいいってことに気がつきました.

そして27階からの景色

川沿いの部屋ではなかったんですがそれでもシンガポールの街の片側が一望できます.
いい部屋だ~~~~
・・・
・・
アリがいること以外は(笑)
後で起きたことなんですけど,ジュースを流しに捨てたらそこにアリがあつまったりしてて
まあ全部流してやりましたけど,部屋にアリが住んでるのは確かみたいでした.

ジュンルーからはシンガポールについた時にメールを確認したら
『ホテルに着いたら部屋番号教えて.ロビーから電話してもらう』
って入ってたんですが・・・朝の7時にメッセするのもね.
ということでとりあえずは観光がてら散歩でもすることにしました.


ホテル“グランド・コプソーン・ウォーターフロント”でした.
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シンガポール旅行記 その1

2012-09-20 23:59:55 | シンガポール旅行記 ~ジュンルーとの再会
今回のシンガポール旅行は今までの旅行とはある点においてこれまでとは
全く異なるものでした.それは『ショーがないということ』

メルボルン⇒ドラリオン
メキシコ⇒ドラリオン
台北⇒ヴァレカイ
マカオ⇒ハウスオブダンシングウォーター
そしてシンガポールは・・・
ジュンルーとの再会
それが一番の目的.
本当はシンガポールにもショーはあったんですけどね~
終わっちゃいましたから.

ジュンルーって聞いてピンと来る人って今ここをご覧になってる方で
どれぐらいいるんでしょうかね.
ドラリオンのシングルハンドバランシングと言うのが一番わかりやすい?
ちょっと名前そのもの出してレポ書いちゃうことに抵抗あったんですけど
もうドラリオンが日本を去って何年も経ったのでいいかなと.
今むしろジュンルーでピンとくる人でここに来てる人はきっと私のように
ジュンルーが好きでしょうからその元気な姿を知ってもらうのは悪くないかな~という
結論で書いてます.
でもレポ的にはまだまだジュンルーは登場しませんけどね(笑)

シンガポールへの飛行機といえばシンガポール航空!!
世界でもナンバー1に何度も選ばれたことがある会社.
機体は新しいのを使い,サービスは超一流.男女ともにスタイル抜群の客室乗務員.
そりゃそんな噂を耳にしてたら乗らないわけにはいかないですよね.
しかも早割で取ると3万円とかなんです.
そこにサーチャージとかもろもろ加わって7万弱ぐらいにはなるんですけど
全然アリな価格ですよね.

出発が23時30分関空というのもありがたい.
仕事終わってから海外旅行に出発できるので有給休暇を無駄に使わなくてすみます.
ただし!!

関空が暇すぎるのが珠にキズ.
チャンギ空港とかを見習え~~~~!!!と言いたい.
ホントね,何もすることなく待ってるだけでしたよ.
シンガポールのガイドブックとかいろいろ確認してましたけどね~

でも機内に乗り込んだらそこには最高のお出迎えが

・・・
冗談です.
これは機内で見る映画の一つです.
私が選んだ『愛(Love)』というスーチーやらビッキーチャオやらが主演の映画のワンシーンです.
スーチーがこんな感じで待ってたら最高やね.

さすがにこういう美人さんがいるわけじゃないですが・・・
それでもやはり世界一の会社です.
おしぼりくれたりドリンクの種類がアルコール含めて豊富だったり.
最後の方で揺れて朝食サービスがなくなったのを除くと素晴らしい~~
安全面への配慮もすごく感じられるんですよね.
離陸して安定するまではビデオサービスが開始されなかったり
逆にイヤホン回収も早いのですが、そういうのは私には逆に好感です.

ちなみに私は朝食ゲット~~

ホットケーキがなかなかいけてました!!

機内では映画を観ようと奮闘するも寝てしまい・・・
いやむしろ深夜便だからねるべきなんだけど
1本しか映画見られなかったです.

そしていよいよ降り立ったチャンギ空港!!!

朝5時前.
さすがに閉まってるお店も多いけどそれでも関空よりは絶対に楽しい.
それを満喫する時間はなかったんですけどね.

空港からホテルは私はエアポートシャトルと言われるタクシーを使いました.
空港から街中まではそこそこあるんですが
方法としては
・MRT
・タクシー
・バス
・エアポートシャトル
MRTが一番便利なんだけど私の場合はホテルがMRTの近くじゃなかったので
スーツケースもあるし初めての場所ということでパス
バスじゃないですよ,パスです.
バスは慣れないといきなりは怖いし難しそう.
タクシーは高いんだけど便利.高いといっても日本よりは圧倒的に安いし.
が!
エアポートシャトルはすべてをクリアしてます.
値段がまず9$とタクシーの1/4以下.
さらにホテルを言えばホテルまで送ってくれるんです.
簡単にいうと30分おきに出発する乗合タクシーです.
朝早かったこともあって2人だったのもあり,この方法が最高でした.


左がシャトルを買うためのカウンター
そして右が胸に貼っておくシール.

ちなみに両替なんですが空港が意外といいレートでした.
日本国内が最低で空港は街の両替商とそれほど変わらいかいいかってところ.
シンガポール旅行を考えてるなら日本では両替不要です.
空港でまず両替,あとは街中の両替商で土日でもOKです.

・・・
と日をまたぎそうなんでとりあえずここまで~
コメント (4)
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