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ドラリオンのリウジエが育った雑技団でもある四川省の自贡市杂技团が雑技を学ぶ生徒を募集してるので
ちょこっと内容を見てみたいと思います.
残念ながら今回は募集年齢と住んでいる場所に制限があるため,これを読まれている方はそもそも応募できないのですが
中国の親が子供に雑技を学ばそうと思ったときにだいたいいくらぐらい払うのかな~ってのに
興味がある人もいると思うので取り上げてみました.
まずこの雑技団ですが成立が1954年ということで雑技団の中では比較的歴史が長い部類に入る雑技団です.
2012年以降は有限会社という形になっていますが,これまでの60年を超える歴史の中で国内外を問わず様々な
大会での実績があり,最近話題にもなったスペインの国際サーカスフェスティバルでのその大会での唯一の金賞を受賞したこともある雑技団です.
ではそんな雑技団で子供を学ばそうと思うといくらぐらいいるのか.
既に写真に書いてありますが
小学生で5年間の訓練で年間4000元
これが雑技芸人を目指そうとするコースになります.
四川省の自貢市がどの程度の位置づけの都市なのかは分かりませんが,私が11月に行った大連で見たリクルートチラシだと
だいたい月給ぐらいでした.なので大雑把な感覚で言うと日本人にとっては20万~30万といったところでしょうか.
雑技団の学校に住みこんでのトレーニングになると思うのでその中での生活費等がどう扱われるのかで
大きく変わりそうですが,月平均2万前後の習い事でプロが目指せるのは,現役の子供を持つご両親だとどう感じますかね.
某サイトによると
例えば日能研で4科目コースで
4年生約45万,5年生約65万,6年生約108万なんて紹介があったので、、、ありっちゃありなんでしょうかね.
あと今回の募集で目をひいたのが,もう一つのコースの方です.
こちらでは雑技芸人を目指すというのではなく雑技を通じて身体能力を鍛えたり,アーテイストとしての基本を身につけたりと
例えるならフィギュアスケートを習う学生がバレエも学ぶ,ダンスも学ぶといったそういった感じのサブ的位置づけで雑技を学ぶコースで
こちらは一期600元,だいたい1万円ぐらいですね.この1期がどのぐらいの期間をさすのかは分かりませんが
1万円ぐらいで雑技を気軽に学べるみたいです.日本人の感覚にすると3万~5万といったところでしょうか.
実はこういうコースは珍しくのかな~と思ったのが大連市雑技団に行った時でした.
行ったときは残念ながら雑技団の練習はやってなかったのですが,まさに地元の子供たちが親に連れられてやってきて
練習をしている感じでした.みた感じバレエのような感じでした.
雑技団も単なる雑技芸術を作り,磨き上げ,伝承するだけでなく,こういった形でのビジネスをしてお金を稼いでいかないと
いけない時代なんだな~なんてのを実感してました.
どうあれ,地元の人が雑技団と触れ合う関係はとてもいいと思います.
ちなみに
専門の試験があって,その結果によってはディスカウントされるみたいです.
雑技団も今の時代,いい人材を発掘するのは大変なんでしょうね.
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