多聞月記

シルクドゥソレイユのドラリオンをきっかけに中国雑技、サーカス好きになったおっちゃんの月記

ホイール・オブ・デス

2012-07-04 23:26:35 | Weblog
これな~んだ?

ホイールオブです.
なんか違う(笑)

とまあ冗談はさておき
なんの疑いもなく“ホイール・オブ・デス”(Wheel of Death)と呼んでたんですが
ハッピードリームサーカスだと“大車輪”というふうに名前なんですけど
パンフレットには英語名ではホイール・オブ・デスと書かれてるし
ホイールオブデスが一番普及してる名前なのは間違いないんだと思います.

ただ気になってちょろちょろ~っと検索したりしてみたら
もともとは1930年代初期のアメリカ生まれで“Space Wheel”と呼ばれてたみたいですね.
このSpaceってのは“Space frame”からきているみたいで
私はそのスペースフレームってのが何なのかが分かってないんですが
いわゆる骨組みだけの構造?みたいな感じかな~と調べながら思いました.
たしかにホイールオブデスで使われるホイールは例外なく骨格だけの造り.
何気なくみてたあの構造には実はホイールオブデスの原点といってもいいような理由が
隠されてたんですね.

そしてこのSpace Wheelと呼ばれた演目なのですが,致命的な事故が多く
1970年代に“Wheel of Death”の名前で再び登場するまではマイナーな
演目になってたようです.
たしかに命綱なしの演目で,中はともかく外側を歩くと何も守ってくれませんからね.

Elvin Baleさんがちょうどその頃に活躍してた人みたいですね.
目隠しをしたり,なんと肩に人をのせてまわったり!!!
すごいですね.

そんなホイールオブデスなんですが
“Death”というのが家族向きじゃないってことで
“Wheel of Steel”という名前が2007年ごろから使われるようになったみたいですね.
全てのものに歴史があって,サーカスもまたその演目も例外ではなく歴史があるんですね.

最後はベロノックさんのWheel of Steelでしめときます.
ホイールオブデスもクラウンアクトになっちゃった~みたいな(笑)
Bello Nock Monte Carlo


ちなみに日本でホイールオブデスが見たい!って思うと
木下大サーカスとハッピードリームサーカスで見ることができます.
ともに目隠しで歩くってのはやりますよ~~
見せ場っていう意味では今はハッピードリームサーカスのChenLei君がオススメかな.
ファミリーサーカスらしい盛り上げ方をしてくれます.
そして実際に乗ってみたい!!
ってなるとハッピードリームサーカス.

少々雨が降ってても乗れますよ~~
私も一度だけ乗ったんですが,乗ってみて初めて分かる感覚もあるので
サーカスでホイールオブデスに興味をもった人は是非挑戦してもらいたいですね.



あ~どうでもいいことだけど
ケンタッキーの食べ放題忘れてた~

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