田舎で暮らしてます。 (My country life!)

都会の喧騒を離れ、北関東の田舎で可愛いペット達と暮らし始めた中年夫婦の日記です。

納豆トーストの復活

2012-07-26 01:55:18 | 体と健康
「『がん』を自分の力で治す 自然治癒力を上げる代替療法」ごま書房新社を読むと、代替療法でガンと闘った人たちの真実という記録の中に超吸収アガリクスが頻繁に取り上げられている。ガンの治療というか、がんを抑えつける免疫力を高めるうえでは相当な効果があるという。それとは別に多くの患者さんたちが食生活の重要性につれて触れている。共通するのは野菜を中心とした献立とたんぱく質を肉類からよりも、魚から摂取するということ。また、ヨーグルトや納豆といった発酵食材も毎日欠かさずとるという人が多い。牛乳と大豆という違いはあれ、両方とも乳酸菌や納豆菌による発酵食品である。アガリクスもきのこであるから、菌と言う点では共通性がある。高価な健康食品を毎日摂取できるような経済環境にはないが、ヨーグルトや納豆であれば比較的負担が少ない。毎日の朝食にヨーグルトと納豆を食べても食費は100円程度である。缶コーヒー1本の金額にも満たない。納豆はどこのスーパーでも3個パックで98円とか78円程度で購入できる。ヨーグルトは納豆より若干高いが、それでも4個パックで購入すると1個当たり40円以下である。
そんな訳で今後の朝食は、いちごジャムやマーマレードの代替品として納豆を食べることにする。ヨーグルトは退院後に何日か便秘に悩まされたこともあり、毎朝欠かさず食べてきている。納豆は、これから欠かさず食べることにする。毎回別なメーカーの納豆を購入しても暫くは同じ製品をたべなくてすむほど、実に納豆の種類と供給元の数は多いようである。各メーカーの納豆を残らず試食してみるのも面白いかもしれない。そのうち納豆のエクスパート、納豆博士くらいにはなれるかもしれない。納豆万歳!妻はトーストの上に鎮座する納豆の群れを冷ややかな目で見る。何も言わないが、その目は否定的である。顔には、『まずそう!』という文字が読み取れる。この粘々感を除けば、英国人が朝食で毎日のように食べているBAKED BEANSと変わらないではないか。英国で学生生活を送った際にも、その後ロンドンで2年弱働いていた時代にも、ベークトビーンズは典型的なイングリッシュブレックファーストのパーツをなすものとして口にしていた。納豆とトーストを一緒に食べることに違和感はない。納豆には白米がベストの組み合わせであると誰が決めたのか? これにキノコ類を加えれば免疫力アップにつながることは間違いない。夕食のおかずに食材としてキノコ類が増えてきている。これは自分の直感だが、ブナシメジやえのきだけなどよりも雪国マイタケなどのキノコが免疫力アップに優っているように思える。知人から漢方薬として用いられるサルノコシカケでガンが治ったという話を聞いたせいかもしれない。形状から言えば、マイタケはサルノコシカケに近いだろう。この知人は、サルノコシカケを我が家に伝わる秘伝のガン特効薬とまで言い切ったのだから、サブリミナリー効果で潜在意識の中に、なぜかマイタケもガンに良いとのイメージが構築されたのかもしれない。いずれにしても、ヨーグルトを欠かさず食べ、妻がキノコ類を料理に使う頻度が増えてから便秘の苦しさから解放されている。ガンはともかく、整腸作用には大きな貢献をしているようだ。
食材を変えることによる、免疫力を高める努力は続けなければならない。免疫賦活療法という選択は正しいと確信している。

命のカウントダウン

2012-07-08 07:51:58 | 体と健康
腰痛から始まった検査入院は、前立腺がんの発見となり1カ月の入院生活から自宅療養、そして放射線治療も済ませた。内分泌治療の効果だろうか、腰や大腿骨への痛みが殆どなくなっており全く普通の生活に戻っている。6月4日に職場復帰してから、あっという間に1カ月が経ってしまっていた。癌の告知をされた時には、余命については明確な説明がなかったのだが家族には残り2年もないかもしれないと知らされていたようである。長生きできるとは思っていなかったものの、2年弱というのは予想外であった。退院後の体調から判断しても、あと5年や10年は生きられると勝手に思い込んでいたのだが、担当医の意見は異なっていたようである。数日前に妻から真相を聞かされた時には流石に驚かざるをえなかったが、あまりとりみだすことなく冷静に受け止めていた。思えば、昨年亡くなった義母について、癌を本人に隠すのは良くないと感じていたのだが、まさかこんな短期間に癌の告知が自分ごとになるとは想像だにしなかった。身内に癌で亡くなった叔父や叔母が殆どいなかったこともあり、自分が癌になることは正直あまり考えていなかった。両親が脳梗塞で倒れ、長期入院の後で亡くなっていたので、高血圧や脳梗塞については注意をはらっていた。塩辛いものが苦手だったこともあり、食生活で言えば関西や西日本などのうす味の料理を好んでいたせいもあり、血圧が高くなることはなかった。まさか癌の告知をうけるとは考えてもいなかった。しかも早期発見ではなく、前立腺がんは骨への転移がすすんでおり除去手術などの物理的な治療はできない段階にきているようである。あとは、体の中の癌がこれ以上の悪さをしないようにホルモン治療などをすすめるようである。転移部分での痛みは全くない訳ではないが、幸いにも前立腺そのものでは殆ど自覚症状がない。ときどきではあるが、歩いた時に左足の関節に軽い痛みを感じる程度である。退院時に悩まされた痛みどめの薬の副作用による便秘も解消されているようで辛い思いをしないですんでいる。いくつかの薬のおかげで毎日を普通に過ごすことができている。この国の医療水準に感謝である。
さて、カウントダウンの話しであるが末期がんで余命を知らされることでもなければ、人は自分の死後について深く考えることは少ないようである。平均寿命が年々伸びている日本では、60歳はまだ若いと誰もがおもっていても不思議ではない。昨日は会社の同僚が実の母親がなくなったと淡々と語っていた。彼の母親は99歳だったそうである。最近はテレビやラジオなどの報道でも独り身の老人が生きている間に自分の葬式の準備を始めているなどという番組が目立つようになった。身寄りのない人たちは、家族がいる場合と異なり、そういったことに関心が強くなるのであろう。過去40年近く収め続けた掛け金をとりもどすのは難しいい状況となってしまった。こうなったら、意地でも年金をもらってやろうと思う。息子の大学生活も始まったばかりである。父親としての責任がある、せめて卒業までは親として金銭的な支援をしなければならないだろう。残念ながら今の職場では高収入は望めない。入社した際の契約年俸は2回も引き下げられた。少ない仕送りで、息子は苦学生として勉強に励んでいる。親が裕福で仕送りがたくさんあるという学生は少ないのであろうが、我が家の場合は明らかに平均以下である。つい最近、生活費を送金する際にも金の工面ができず息子には大きな迷惑をかけてしまった。その時聞いたのは、お昼の食事も節約して菓子パン一個ですませているという話である。妻は息子と話しながら、携帯電話を手に涙をこぼしていた。惨めな学生生活をさせて申し訳ないと息子に心の中で謝っていた。女はこんなとき泣けるから良い。男は悲しくても泣くことができない。父親としての弱さを見せてはならないとまでは言わないが、このときは冷静さを装っていた。幸いにも奨学金を申請していたのが、最近一時審査を通過したと妻から聞いている。社会人になってから返済しなければならない奨学金ではあるが、奨学金がでればアルバイトに明け暮れることなく、学業に専念できるであろう。大学では法律の勉強以外にも、演劇部に所属して活動しているようでお金はないなりに頑張っているようである。少しでも多く仕送りができるように、田舎に住む妻と二人の生活費も節約しなければならない。そうは言いながら、妻は菓子類を買ってきては間食を続けるが、これを止めることもせずに自分も一緒になって菓子を食べている。自己嫌悪に陥ってしまう。お腹をすかしている息子のことを考えれば、自重すべき行動であろうことは承知している。なぜか体が甘いものを欲しているようである。間食をしているのだが妻の体重は増えても、自分の体重は一向に増えないようである。残り少ない人生、有意義にすごさなければとは思うが人間そんな簡単に生き方をかえられるものではないようだ。命のカウントダウンが始まっていてもである。

前立腺癌、内分泌治療薬の副作用か

2012-06-27 22:28:03 | 体と健康
昨日からの胃通と食道の違和感に吐き気が気になりだしたので、今日は市内で開業医をしている同窓生に相談した。とは言っても、クリニックで受付をして診察を受けたのだが、結論としては毎日飲み続けている治療薬の副作用であろうとなった。男性ホルモンを抑制するカソデックスという薬を毎朝1錠飲み続けているのだが、副作用には吐き気や胸部の痛みも含まれるようである。また痛み止めに飲んでいるコデリン酸塩散も麻酔薬の一種で腸の働きを鈍らせる作用があるので、便秘になる傾向がある。それも胃が圧迫されることに繋がるという事で、便を柔らかにする薬と腸の働きを促す薬、それに加えて胃の痛みを抑える薬を処方してもらった。少なくとも、胃や食道に腫瘍が転移したのではないかという不安は取り除かれた。彼はどちらかと言うと、糖尿病の専門医で畑違いの分野ではあったが今までの入院経過、検査の種類や2ヶ月間の治療について説明して彼の意見を求めた。入院していた病院を信用していない訳ではないが、待ち時間が長いのと午前中11時までに受付をしないと診療してもらえないのでは不便である。遠くの大きな病院より、近くのクリニックのほうが気楽に相談にのってもらえるからである。たまたま高校時代の同窓生であった点も彼に相談した理由である。待合室で待たされた時間に気がついたのは彼のクリニックが糖尿病に特化しているなという事であった。壁のいたるところに糖尿病に関する情報が驚くほど貼りつくされている。インシュリン注射について患者に説明をしている看護師たちの姿が目に付いた。糖尿病患者のための食事メニュー例なども分かり易くレイアウトされたものが展示されていた。あらためて糖尿病患者の多いことに驚かされた。とりあえず、便秘をしないように食事に気をつかわなければならないと思い知らされた。入院中の便秘の苦しみを忘れてしまっていた。反省。

放射線治療終了から一週間

2012-06-26 06:16:19 | 体と健康
一週間前に放射線治療が終了した。一回の放射線照射費用が五千円弱で、これを週三回繰り返し合計9回で終了したが診察料を加えると五万円以上の出費となってしまった。医療保険でカバーしようと問い合わせたが放射線量が50グレイを超えないと先進医療費用の請求対象とはならないと言われてしまった。通院先で確認をとると実際には50グレイには満たないが、放射線が強いので50グレイ相当との診断書を書いてくれると説明を受けた。喜んで診断書を入手して県民共済宛てに郵送した。ところが、県民共済の担当者から電話があり、50グレイ相当では費用を出せないと言う。こちらは癌との闘病生活で医療費も苦労しながら工面しているというのに全く血も涙もない、お役所仕事の対応であった。こんな時の共済保険ではないのかと悲しくなってくる。癌保険に入っていなかった自分が悪いのであろうが、それにしても納得のゆかない県民共済の対応であった。
放射線治療が始まる前には、副作用などについて様々な説明があり随分驚かされたものである。放射線治療が初めての患者にとっては不安でいっぱいの治療である。幸いなことに治療中は、多少下痢気味になったことくらいで辛いと思ったことはない。ところが治療が終了して一週間たった今頃になって胃が痛み出したり、食堂に違和感があり食事を飲み込むのが楽ではなくなってきた。これも放射線治療後の副作用なのだろうか。それとも2カ月近く飲み続けている薬の副作用なのだろうか?疑問は尽きない。

まだ休職中

2012-05-24 12:49:52 | 体と健康
前立腺がんの告知をされたが5月17日に退院して、痛みがなければ職場復帰しても問題ないと担当医に言われた。しかし退院後腰の関節部が痛み出し歩くのが困難になってしまった。退院直前に痛みどめの薬を半分にしているが、これは関係ないのだろうか。昨日は痛みをこらえながら通院して全身骨の検査を別の病院で受けた。前立腺の癌が骨に転移しているという説明は入院中に受けているが、その後どうなっているのかという事であろう。今回の検査については午前中に注射をしてから、午後の検査となる程度しか文書での説明はなかったので、全く見当もつかない状況で検査に臨んだ。しかし大学病院で受けた検査はCT検査であった。入院先の病院でもCT検査は受けているので、今回の検査とどのように違うのであろうか。明日は担当医に診察を受ける予定である。その時に聞いてみようと思っている。
全く動けない状態でなく、歩く際に軽い痛みを覚える程度であるが、職場復帰は暫くの間様子をみようと考えている。テレビでは著名なタレント司会者の妻が癌で亡くなったというニュースが大きく報道されていた。