田舎で暮らしてます。 (My country life!)

都会の喧騒を離れ、北関東の田舎で可愛いペット達と暮らし始めた中年夫婦の日記です。

小鳥の一生

2012-11-07 18:17:04 | ペット
癒される
心の支え
愛鳥が
去りゆく秋に
悲しき別れ

男泣き
ちいさき命
まっとうし
先立つ鳥に
目をはらしつつ

可愛がっていた文鳥が先週の土曜日に亡くなった。元気がなく弱っていたようなので動物病院に駆け込んで治療を受けたが、そのかいもなく数日で死んでしまった。その日の朝は止まり木に留まる体力もなかったようで、鳥かごの床でよたよたとしていた。すぐに手のひらに乗せて寝かせたのだが、次第に呼吸も苦しそうになり一時間も経たずに息を引き取った。文鳥の平均寿命が7年ということであるから、そろそろ危ない時期ではあったのだろうが、余りにも急な死に男泣きをせずにはいられなかった。どうしてもこみ上げてくる感情が抑えられず涙が止めどなく流れた。家族の一員として、どこに行くにも一緒であった文鳥のチョボはあっという間にいなくなってしまった。

火葬にて
骨を拾いし
愛鳥の
繊細なるや
灰になりても

ペット専門の葬儀屋さんを探してチョボの遺体を火葬してもらうことにした。家族の一員として人間同様に接してきた小鳥である。庭先に埋めることはできない。ペット供養塔のある寺に問い合わせたが、お骨にしないと供養はできないという。人間同様にペット達も骨壺に入れて埋葬するようである。こんな小さな体を火葬するのは可哀そうではあったが埋葬できなくては仕方がない。問い合わせたペット葬儀屋さんでは、幸いにも小鳥も火葬して骨壷に納めてくれるというサービスがあったので依頼することにした。移動火葬車という設備があり、家族立ち会いのもとペットを火葬してくれる。犬や猫などの大きなペットでは臭いや煙などが発生する為、場所を選ばないといけないようであるが、小鳥の場合には短時間で煙も出ないので庭先でも問題ないと事前に業者から説明を受けた。すべて灰にならないかと心配をしていたが、ちゃんと頭の骨も体の骨も形が残っていた。ただ、そのあまりにも細い糸のような骨に哀れさが増して、さらに悲しくなった。

納骨先は後でゆっくりと探すことにする。


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