田舎で暮らしてます。 (My country life!)

都会の喧騒を離れ、北関東の田舎で可愛いペット達と暮らし始めた中年夫婦の日記です。

検査入院

2011-05-31 05:48:31 | 体と健康
告げられぬ
病名のまま
検査する
医師の説明
書はあいまい

告げられぬ
病名悔いて
はは(義母)見舞う
妻の心情
夫知りてか

TO BE
OR NOT
TO BE
THIS IS A QUESTION
FOR TELLING CANCER

かくごせよ
いわんばかりの
検査結果
書面で出すは
せきにん回避

数週間前に検査入院した義母の経過説明書なるものが義妹からファックスされてきた。他の臓器への転移が確認され、腎不全など機能障害が予測されるとの説明あり、退院は困難となっている。治療方法なく、痛みを和らげるのみとの事。昨年の手術から半年以上経っても本人に告知すべきだったか後悔しているような言動が妻に見られる。患者本人への告知が一般的になりつつある今日、ガンを隠しての治療と闘病生活には限界があるのかと感じている。

負けいくさ

2011-05-22 06:55:16 | 日記
除草剤
まかずにひとり
草むしる
化学兵器は
ひきょうなり

庭の草取りをしながら考えた。雑草軍団も必死になって生き残ろうと戦っている。対戦する人間も素手で立ち向かうべきである。薬品や機械を使うのは、歩兵に対して戦車や化学兵器を使用するようなもの。実にアンフェアーである。一本一本抜き取るのが敵に対する誠意であると。多勢に無勢。敵は百万ありとてもである。それにしてもこの強靭な生命力。名前も知らず雑草のひとことで切り捨てるのは忍びない。人の役に立たない植物は全て雑草の仲間である。人間の社会にも似たような扱いをされる人々がいるようだ。役に立つ人は健常者と呼ばれ、そうでない者は障害者として隔離してしまう制度が国によって確立されてしまっている。養護学校の名のもとに、精神的に肉体的に普通の生活が困難な者たちを公立の学校から隔離してしまう。

バリアフリー
設けず国は
隔離する
たてまえ論は
彼ら守るため

昔の日本は弱者も隔離されることなく普通に社会生活を送っていたのではないだろうか。そしてコミュニティーの中で弱者をかばってゆく社会が存在していたのだろう。スーパーに並ぶ野菜が不気味なくらい色や形が揃っているのは、JAが農産物の等級を選別し管理するようになってからだろうか。形の悪い野菜は農家で消費されるか破棄されてしまう。味も栄養価も全く同じ野菜なのに全く理不尽である。健常者と障害者の区別も似たようなものである。姿かたちはたとえ違ったとしても人間としての中身は同じなのに。これも日本社会を管理する霞が関官僚たちの陰謀のようなものである。彼らエリートたちにとっては、障害者は不ぞろいの野菜同様に価値の無い者と映るのであろう。全ての官僚たちがそう思っている訳ではないだろうが、エリート意識の強い彼らの大半は間違いなく弱者は排除すべきと考えているに違いない。さすが競争社会を生き抜いたエリート集団である。

やさしさは
ひつようないと
エリート言い

悲しいよ
こんな日本に
誰がした

友めーる

2011-05-21 05:34:05 | 体と健康
友メール
来たりて妻は
悩み増し
うつ病同士
愚痴を聞かされ

うつ病は
存在しないと
息子言い
理由は医者の
かねもうけだと

身勝手さ
友を中傷
火の子とび
延焼されて
夫ひだるま

うつ状態の友人とメールのやり取りをしている妻がやり場のない不満を夫にぶちまける。友人の娘が仕事をやめてニートなのだがひきこもり状態で困っているような様子、本人も長期にわたるうつ病であるが妻へのメールは続いている。妻はうつ状態でメールができることが理解できないようだ。自分がうつ状態に入るとメールさえする気になれないのに友人はうつ状態だと言いながらメールをしてくると不思議がっている。何度かのメール交信の後で、もうメールはしないで欲しいと言われたらしく身勝手だと妻は怒っていた。30数年来の付き合いをしている妻と友人との関係など本人同士しかわからないことも多いと推測すれば、安易にアドバイスなどできるものではない。それこそ相手もいい迷惑であろう。ひたすら聞き役に徹することにした。

うつ病について深く理解しようとすること自体が無意味なのかもしれない。最近は、妻も普通の生活に戻り通院もしていないし薬も飲んでいない。これらについては賛否両論あるだろうが、普通の生活に支障がない限りこのままで良いと感じている。

伝染病
でもあるまいに
うつ病が
うつる病気と
言いきる息子

うつ病がうつるとは思わないが、類は友を呼ぶで同じ悩みを持つ人間が磁石のようにお互いにひきつけあうことはありそうである。妻の知り合いには余りにうつ病で悩む友人が多いように感じてしまう。

クリーン大作戦

2011-05-15 21:43:10 | 日記
ボランティア
休日なのに
ごみひろい
遅れて参加
恥はかきすて

運転の
マナーが知れる
ごみのやま
どうろにぎわす
ビン、カンボトル

すいがらは
まだよいほうだ
箱もある
ライターひろい
我もスモーカー

早朝の8時半に集合せよと町内会から清掃奉仕の案内があったが、10分ほど遅れて集合場所に近づくと既に大きなゴミ袋をもったボランティア達がこちらに向かって歩いてきた。とりあえず集合場所の神社まで歩き出席者名簿に記入して、市から提供されたゴミ袋を二人分もらい出発した。何名かはすでにゴミ拾いを終了して、ゴミ収集場に袋を持ちこんでいたが、拾い残しもあるかと思い、周辺を歩き回った。道路脇の田畑の中には、まだ汚れた空き缶や潰れかかったペットボトルが姿をかくしていた。煙草の吸殻や空き箱も落ち葉や草むらの中に姿を隠し潜んでいた。これらのゴミは殆どが車の中からポイ捨てされたものと思われる。使い捨ての100円ライターが数本、大きなものでは缶ビール用の段ボールケースとウーロン茶用の段ボールケースもあった。こんなものを一体誰がすてるのだろうか。90Lのゴミ袋は30分も持たずにいっぱいになってしまった。菓子類の空き袋やカップ面の容器まで落ちていた。日本人の公衆道徳はどうなってしまったのだろうか。自分の車の中さえ汚れなければ、道路や田畑はゴミの山となってもかまわないといわんばかりである。

ごみひろい
すんだあとには
くさむしり
社宅の庭で
くさとたわむる

雑草に
おしえてもらう
たくましさ
汗をふきふき
手指はみどり

雑草がはびこる季節になった。


今日は何の日

2011-05-11 21:51:54 | 日記
たんじょうび
かんれきせまり
よろこべず
めいどのたびの
いちりづかなり

いちねんが
すぎさるさまは
最新テクノ
高速つうしん
光ファイバー

としをとる
ああとしをとる
としをとる

歳をとるということは、こういうことかと身にしみる今日この頃である。頭の働きも、体の動きもスローライフとなる。ただ時がものすごいスピードで通り過ぎてゆくようだ。あれも、これもと考えていることが一向に進展しない。

好物の
胡麻赤飯で
祝う夜
ハッピバースディ
で和洋折衷

たんじょうび
ひんこんかてい
不ケーキか
ジョークでえがお
ハッピースマイル

この歳では誕生ケーキなどは気恥ずかしいし、食べたいとも思わない。バースディケーキなどというものは元来日本に存在しなかった風習である。舶来の行事があれこれと、日本にはびこるのも如何なものか?お赤飯とガンモドキの煮ものに感謝。