田舎で暮らしてます。 (My country life!)

都会の喧騒を離れ、北関東の田舎で可愛いペット達と暮らし始めた中年夫婦の日記です。

骨盤ズレました。

2012-02-26 15:16:41 | 体と健康
2~3日前から骨盤に違和感を感じていたが、一昨日は激痛で殆ど眠らない一夜を過ごした。土曜日は整形外科か整骨院に診療に行こうと決めていたが勤務中に時間を割くこともできず夕方の6時を迎えた。幸いなことに職場に整体師の有資格者がおり、診療が可能なので早めに仕事を切り上げて同僚の手当てを受けることになった。診てもらうと骨盤が1.5センチほどズレているとのこと。早速診察台に乗ると、整体師が背中をものすごい勢いで押し始めると治療器具が体の下でガチャンと不気味な音を立てる。骨盤が元の位置に戻ったらしく、それまでの痛みが消えていた。骨盤がズレていた事による周辺の筋肉への負担があった為だろうか、今度は軽い筋肉痛を覚えた。しかし、それまでの痛みに比べれば全く問題にならない。たった10分足らずの治療で回復できるとは思ってもいなかった。半信半疑で同僚の誘いにのったのが功を奏した。感謝である。治療費も請求されず、あとで酒の1本でも持ってお礼に行かねばならない。
そして今日は日曜日と言うのに出勤である。自社部隊はパチンコ店の駐車場舗装に、協力会社2社が公共事業と自動車検査協会の舗装修繕工事に向かった。平日は8現場をかかえることもあるので、3現場は休日と言うこともあってか。貧乏暇なし、土建屋ひまなしで収入の少ない労働者は高給取りの2倍も3倍も働かなければならない日本格差社会の縮図とでも言いたくなる休日出勤である。働けど、働けど我が暮らし、、、、と現場作業員のため息が聞こえてきそうである。いそがしい、ああ忙しい、いそがしい。
昨日は国立2期の大学入試があり、我が家の受験生も早朝6時半過ぎには駅に向かった。もちろん出勤前に駅まで送るのは父親の役目であった。お陰で通常より相当早く会社に着いてしまった。7時前の出勤は暫くぶりであった。朝から雨で、あいにくの天気で受験生にとっては寒々とした一日であった。試験の結果にも多少の影響はあったかもしれない。試験で実力が発揮できるかどうかは、受験生の気分の持ち方で大きく変わってしまうだろうから。

Another SUNDAY

2012-02-19 14:34:25 | 日記
日曜日だというのに今日もまた、いつも通りに早朝出勤。昨夜やり残した見積書を完成させて月曜日には提出しなければならない。工事部は相変わらず休日出勤で現場2ヶ所が動いている。合材プラントも工事部も働いているのに営業部だけがのんびりと休日を楽しむわけにもいかず残った仕事を片付ける為に出勤した。家族サービスなど、どこ吹く風で誠心誠意もっぱら会社の為に奉仕する。とう言うのが本音ではなく、休日出勤している同僚に申し訳ないという懺悔の気持ちがこういう行動をとらせた。見積もりにしても月曜日の午前中でも間に合わないことはないのだから。
先月ふと訪問先の近くの本屋に立ち寄った際に衝動買いしてしまった本が、机の引き出しにしまったままになっていたのを思い出した。タイトルは「不機嫌な職場」とあり、なぜ社員同士で協力できないのかをテーマとした講談社現代新書中の一冊である。以前から職場内で同様の現象をなんとかしたいと考えていた自分にとって、まさにぴたりと当てはまる本であった。以前から欧米式の成果至上主義は日本の会社風土になじまないとは思っていたが、それが立証された気がする。富士通が欧米式の評価制度で失敗して多くの退職者を出し、社員のやる気を削ぎ、会社の業績が落ち込んで大失敗したという暴露本を読んだときにも感じたのだが、欧米諸国のビジネスを日本に持ち込んで失敗する例は多々ある。勤務先のような零細企業においても勘違いをする経営者や役員は例外ではない。成功報酬を餌にぶら下げれば猪突猛進、競馬場の競走馬のごとく働きだすと思ってしまうようである。とくに時代錯誤の烈しい建設業界にあっては、それが著しい。家畜のように鞭を打てば何とかなると考えているようだ。飴と鞭ならぬ、ムチと無恥で叱咤、叱咤の連続技である。社員をけなすことはあっても褒めることは全くない。子育てにおいても叱ってばかりでは、子供は素直に育たない。しつけの厳しい親のもとで非行に走る少年が珍しくないことは常識である。おそらく自分自身の成長過程において、ほめられた経験がすくないか全くなかったのであろう。ほめられたことのない者は、その喜びを知らない。常に馬鹿だ、
アホだと罵られて成長した者は、かなしいか事に同じ行為を繰り返してしまうのであろう。自分たちは、そうされながらも反骨精神で頑張ってきた。馬鹿にした連中を見返してやろうと努力して現在の会社を作り上げたという自負があるのかもしれない。いくら頑張っても正当な評価はされない、毎日が叱られるだけの生活では社員のやる気も失せるというものである。10回に1回でも褒めてやれば、社員も頑張れるのではないか。経営者がそれに気がつかないのであれば、中間管理職の立場にいる自分が正当な評価をして、大きな声を出すべきであると思いを強く持った。
「社員を認めることは、何も高い評価をつけることや、それに応じて報酬を加算したり、昇格させることではない。みんなに注目されたり、ほめられる。一緒に喜びを分かち合える。その方がずっと自分という存在に自信が持てるようになり、前向きな気持ちがもてるようになる。」という一節には特に共感した。それが、残念ながら自分の職場に欠けている。褒められない、注目されない、でも酷使される日々。なるほど、入社して3年余りで退職者が続出するのも無理ないか。

両刃の剣

2012-02-06 22:48:40 | 日記
土方殺すにゃ刃物は要らぬ、雨の3日も降れば良い。と言われるように3日も雨が続けば建設業者は干上がってしまう。とくに公共工事の重なる繁忙期に雨で工事ができないのは致命傷である。ただ日曜祭日もなく働き続ける作業員にとっては恵みの雨なのかもしれない。労働基準法など頭の隅にもないような経営者が多い、この建設業界のこと。疲れ切った体を休めるのは悪天候で工事のできない日がせめてもの休日となる。「雨の降る夜は~ 帰りが早い~まして~」と思わずハナ歌が出てしまう。休日出勤と残業が日常化している職場では6時台に全員帰宅は珍しいことである。一日体を休めたそのツケは数倍になって作業員に戻ってくるのだろう。悪天候が理由で公共工事の工期が延びることはありえない。月末が恐ろしい。

殺鼠剤(サッチュウザイ)その後

2012-02-05 09:09:03 | 日記
天井裏にネコイラズを撒いてから数週間が過ぎている。休日出勤が続き、天井裏が気にはなっているものの未だに天井裏を覗く時間がない。鼠の死体があちこちに散らばっていなければ良いのだが。幸いにも寒波の来襲で例年にない寒さが続いており、昨日は沖縄県を覗く全国で最低気温が零度を下回った。腐乱してハエがたかる心配はないだろう。今日こそは、天井裏の大捜索を開始しなければならない。しかし今日も午後から客先での打ち合わせが控えている。日曜日しか自宅にいないので、日曜日の打ち合わせを希望する個人客も多い建設業の実態がここにある。そうかと言って、この忙しい時期に代休が簡単に取れる訳でもない。休みなく働く工事部の作業員たちにも日ごろの疲れがたまってきており、故障者が相次いでいる。予算使いきりの公共工事が冬の③~4ヵ月間に集中することで、限られた数の業者が掛け持ちで能力以上の施工を請け負うことになる。夏場は公共工事がほとんどなく、暇を持て余す建設業者が多いなか、過去数十年にわたり、この環境は全く改善されない。県土木も市役所も役人天国で自分たちの生活が困るわけでもない、建設業者の迷惑など、全く気にならないようである。不平不満を抱えながらも、役所に対しては何も言えない悲しい建設業界の現実がここにある。一般入札や指名競争入札などで正式に予算が取れる公共工事はまだ良い方で、緊急の道路維持工事などは入札対象外で、これらは小額工事として別扱いされるのだが、地域住民からの強い要求がある為か、早急の対応を要求される。しかし、工事が完了した後で支払いがスムーズに行われることはない。支払いが数カ月後、いや1年以上も延ばされることが頻繁にあるようだ。自社だけの問題かと思っていたが、他社でも役所に1年以上の貯金をため込んでいる状況はかわらないようである。厳しい督促でもしようものなら、今後の維持工事を貰えないという懸念から、支払いの催促にも二の足を踏んでしまうのが公共工事に頼る建設業者の性である。異業種からの転職組としては、建設業界の特殊性ばかり目立つ。役所が建設業者を見下しているのはあきらかである。仕事をあたえてやっているというのが見え見えで腹立たしい。