昨日からの胃通と食道の違和感に吐き気が気になりだしたので、今日は市内で開業医をしている同窓生に相談した。とは言っても、クリニックで受付をして診察を受けたのだが、結論としては毎日飲み続けている治療薬の副作用であろうとなった。男性ホルモンを抑制するカソデックスという薬を毎朝1錠飲み続けているのだが、副作用には吐き気や胸部の痛みも含まれるようである。また痛み止めに飲んでいるコデリン酸塩散も麻酔薬の一種で腸の働きを鈍らせる作用があるので、便秘になる傾向がある。それも胃が圧迫されることに繋がるという事で、便を柔らかにする薬と腸の働きを促す薬、それに加えて胃の痛みを抑える薬を処方してもらった。少なくとも、胃や食道に腫瘍が転移したのではないかという不安は取り除かれた。彼はどちらかと言うと、糖尿病の専門医で畑違いの分野ではあったが今までの入院経過、検査の種類や2ヶ月間の治療について説明して彼の意見を求めた。入院していた病院を信用していない訳ではないが、待ち時間が長いのと午前中11時までに受付をしないと診療してもらえないのでは不便である。遠くの大きな病院より、近くのクリニックのほうが気楽に相談にのってもらえるからである。たまたま高校時代の同窓生であった点も彼に相談した理由である。待合室で待たされた時間に気がついたのは彼のクリニックが糖尿病に特化しているなという事であった。壁のいたるところに糖尿病に関する情報が驚くほど貼りつくされている。インシュリン注射について患者に説明をしている看護師たちの姿が目に付いた。糖尿病患者のための食事メニュー例なども分かり易くレイアウトされたものが展示されていた。あらためて糖尿病患者の多いことに驚かされた。とりあえず、便秘をしないように食事に気をつかわなければならないと思い知らされた。入院中の便秘の苦しみを忘れてしまっていた。反省。
一週間前に放射線治療が終了した。一回の放射線照射費用が五千円弱で、これを週三回繰り返し合計9回で終了したが診察料を加えると五万円以上の出費となってしまった。医療保険でカバーしようと問い合わせたが放射線量が50グレイを超えないと先進医療費用の請求対象とはならないと言われてしまった。通院先で確認をとると実際には50グレイには満たないが、放射線が強いので50グレイ相当との診断書を書いてくれると説明を受けた。喜んで診断書を入手して県民共済宛てに郵送した。ところが、県民共済の担当者から電話があり、50グレイ相当では費用を出せないと言う。こちらは癌との闘病生活で医療費も苦労しながら工面しているというのに全く血も涙もない、お役所仕事の対応であった。こんな時の共済保険ではないのかと悲しくなってくる。癌保険に入っていなかった自分が悪いのであろうが、それにしても納得のゆかない県民共済の対応であった。
放射線治療が始まる前には、副作用などについて様々な説明があり随分驚かされたものである。放射線治療が初めての患者にとっては不安でいっぱいの治療である。幸いなことに治療中は、多少下痢気味になったことくらいで辛いと思ったことはない。ところが治療が終了して一週間たった今頃になって胃が痛み出したり、食堂に違和感があり食事を飲み込むのが楽ではなくなってきた。これも放射線治療後の副作用なのだろうか。それとも2カ月近く飲み続けている薬の副作用なのだろうか?疑問は尽きない。
放射線治療が始まる前には、副作用などについて様々な説明があり随分驚かされたものである。放射線治療が初めての患者にとっては不安でいっぱいの治療である。幸いなことに治療中は、多少下痢気味になったことくらいで辛いと思ったことはない。ところが治療が終了して一週間たった今頃になって胃が痛み出したり、食堂に違和感があり食事を飲み込むのが楽ではなくなってきた。これも放射線治療後の副作用なのだろうか。それとも2カ月近く飲み続けている薬の副作用なのだろうか?疑問は尽きない。