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書道 直庵(筆耕所)

臨 十七帖<一>


十七帖一頁を半紙一枚に臨してゆけり二十五頁 丹人

じゅうしちじょう いちぺーじをはんし いちまいに うつしてゆけり にじゅうごぺーじ





表紙つけし和綴臨本開けゆけば二十八年一日のごと 丹人

ひょうしつけし わとじりんぼん あけゆけば にじゅうはちねん いちにちのごと





一頁







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書き終へてじつくり原本と較ぶるに不味きに引ける鉛筆の跡 丹人

かきおへて じつくりげんぽんと くらぶるに まずきにひける えんぴつのあと






*あかひと臨:1980.12.28(二十五歳) 当時は「翠泉」と号してゐたり

予が父(1926年~)も書にいそしみて
そのかみ
村田龍岱先生(1908年 - 1977年)に「翠岑」なる雅号を賜りき
予の「翠泉」なる雅号は父より頂くも
後に白龍書道会(秋山海堂氏-1906年~1994年-主幹)にて師範への推挙を受けるを契機として
「翠崚」と改号したる
是の号は唐の三大家なる「褚遂良」の名なる「スイリョウ」を
意識してのことなり



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コメント一覧

幽黙
http://blog.goo.ne.jp/kue-biko/
鉛筆の痕が
なんだか実に生々しい感じがします
生きた字を
なお活かさんとする
あかひとさんの思いが
その鉛筆の痕から
滲み出てくる感じです
お幸
王義之
師の口癖が
「王義之を徹底して学べ」ですが
実践した方がここに居られるのだなと
成果を見せていただいた思いです

だからと言って
後に続けるかというと
これがまた
なかなか根性なしで

秋山海堂氏
見てみました
素敵な仮名が紹介されていましたね
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