早速、図書館で借りてきましたー「絵画表現のしくみ」
・・・パラパラパラ
まだちゃんと読んでません(^_^;A
前回の講座の時に出ていた言葉の説明をメモっておきます。
●グリザイユ
北方ルネッサンスの頃に広く使われた技法
無彩色(白と黒)で描かれた絵の総称。
(上記の本によると、油絵の他、水彩・テンペラ・ステンドグラスなどでも
この言葉が使われるが、鉛筆や木炭のデッサンはグリザイユとは言わない。)
油絵の具を使ったグリザイユについて---
描き方の一つの例ですが、
溶き油を少な目にした絵の具を画面に少し(1mmほど)レリーフのように盛り上げ、
黒や白で描き上げる、油絵の具で描いたデッサンという感じ。
●カマイユ
単色で描かれた絵。カメオと同じ語源?
単色の明暗で描かれたレリーフのような絵画。
(上記書籍より)グリザイユも灰色で描かれたカマイユの一種。
●絵の具について「白」
シルバーホワイト
鉛白、材料が鉛の為、毒性あり、混ぜる絵の具や時間経過で化学変化する事もある。
チタニウムホワイト
チタンを使っている、カバー力が強すぎ使いづらい面もある。
パーマネントホワイト
チタニウムの粒子を小さくし薄めたもの、適度なカバー力と
化学変化が起き難いので使い易い。
ジンクホワイト
亜鉛を使用、毒性あり。 剥離や亀裂が生じ易い
「黒」の絵の具については特に詳しい説明無し。
●グラシ(グラッシュ・グレージング)
グラシ技法の一つの例、上記で説明したグリザイユで描かれた絵に透明色を多めの
油で溶いた絵の具を乗せる。
1色ではなく何色か塗り重ねる。肌の色などは不透明色を途中に入れることもある。
※絵の具は茶色(土で出来ているもの)以外は殆ど透明色と考えていい。
黒色の使い方は時代と共に変わってきました、以前は陰を作る色として使われていました。
印象派が絵の具の色をそのまま画面に乗せて描くようになり
「黒」は使われなくなっていく。
固有色を分解した点描画のスーラに代表される新印象派など。
フォービズムが出てくると、「黒」を使った絵を描くようになる。
ルオーやマチスなど。
ここまで、つらつらと書いてきましたが、説明がおかしい部分や足りない所があったら
ごめんなさい、理解力が・・・<(_ _)>
色の現象学についてのお話(ルビンの壷や表面色、フイルムカラーとか)もありましたが、
また後日に。。。書けたらいいなぁ~