今回のデッサンはコスチューム、沖縄の民族衣装の女性です。
メイクもなかなか派手です、でもこの衣装にはとても合っています。
このコスチュームは1回限り、衣装も色鮮やかなので、いつもより自由な感じで
画材も木炭だけでなく着彩できるものを持参される方が多いです。
鉛筆のデッサンをせず、いきなり絵の具で描いていく方もいらっしゃいます、
細かな所にこだわらず描いていくのでその方法もいいと思います。
私は透明水彩で、COTMAN、F6のスケッチブックを用意、
野外スケッチの時のように鉛筆でデッサンしてから色を置きました。
着物の模様の下書きは殆どせず、全体のデッサンが出来た所で絵の具の用意
モデルさんがポーズを取っている間は人物を描きます、
休憩の時間に背景を刷毛でざっくり塗ります、
赤みのオレンジを下に、乾いたらセルリアンブルーを重ねてグレーっぽくしています。
着物もざっくり刷毛でオレンジ色を塗ってしまいます。
小回りが利かない刷毛の方が、勢いのある線が出たりするのでよく使っています。
人物の水彩はどうしても顔がイラストっぽくなって納得できる絵になりません、
今後の課題の1つです。
黄色~オレンジ色の影色の難しさを思い出しました。
背景を全部均一に塗ってしまったのも反省点、
水彩画は手軽に始められますが、やればやるほど奥の深さを実感します。
写真を撮る事が出来ないので本当の雰囲気はわかりませんね、
モデルクラブの規則なので仕方ありませんが、珍しい衣装なので残念です。
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今年は忘年会がありませんでしたが、1月の後半に新年会を考えています。
新しい年を皆さんでお祝いしたいと思います。