水彩絵具といっても色々ありますよねー
私が普段使っているのは透明水彩のチューブまたは固形絵具です。
学生の時はポスターカラーをよく使いました。
娘が小学生の時はサクラ絵具、これは不透明水彩ですね。
*アクリル絵具も水で溶けますから水彩絵具の一種でしょうけれど
溶剤の種類が違うので、同じ素材からなる透明・不透明水彩の絵具で比較
以前、友人から透明水彩と不透明水彩の違いについて訪ねられた時に
不透明水彩は折り紙、透明水彩はカラーセロハンみたいなもんよと返事をして
とっても納得してもらったけど、内心、不透明水彩を薄く溶いたものと透明水彩絵具
どう違うの?と思っていました。
実際、私が最初に習った水彩画の先生は同じようなモンですと言っていましたし・・・
さて・・・
リンゴの下書きがあります、
下から3分の1のところは先に水で濡らして色を置いていきます。
上の段は透明水彩、左からチューブ・パンカラー・ケーキカラー
下の段は不透明水彩、左からガッシュ・ポスターカラー・ケーキカラー
透明と不透明の違いは顔料と糊(アラビアゴム)の比率の違いだそうです。
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水彩画の教室によってですがチューブの絵具をパレットに出して
乾かしたものを使うように指導している所があるようですが
チューブは大量に絵具を溶く時に便利にできているので
使い方としてはちょっと違っているそうです。
固形水彩絵具もチューブのものと素材は同じですが
ただ水分を抜いているだけではなく、高圧プレス。
水溶けがいいようにも工夫されているそうです。
(確かにチューブの絵具を固めたものより水溶けがいいと思っていました。)
途中までの工程は同じだと説明文にあります。
小さいのに少しお値段が高いのはチューブの濃縮版だから、という事。
ケーキカラーは上記に比べると工程を簡単にした廉価版。
使い心地は・・・
普段慣れているチューブ入りがさらっと描けていい。
パンカラーは絵具の伸びがいい、水溶けもいい。
ケーキカラーは伸びがちょっと悪いかな?
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不透明は顔料が多くて糊(アラビアゴム)が少な目で被覆力が強い。
普通に描いてもコテッと絵具が乗っかってる感じです。
ガッシュとポスターカラーの違いは・・・
顔料以外の増量剤を入れて、お値段を抑えたものだそうです。
学生が使いやすいように廉価版になっているんですね。
ポスターカラーの方が明度が高いので色が鮮やかな気がするのですが
顔料がしっかり入っているガッシュの赤は深みがあります。
不透明のケーキカラーは手軽だし、スケッチや絵手紙などで
しっかり色を置きたい時にはいいかも。
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で、先の疑問、
不透明も薄く溶けば透明水彩絵具と同じように使えるか?
担当の方の回答
同じ顔料ですが、不透明絵具は糊が少ないので
透明性や固着力が違ってきて全く同じ様にはなりません。
でした。ほほぅ~~