超い久しぶりの更新です。
ちょっといろいろと人生が動き出して、その準備をしておりました。
また、詳しくご報告できると思います。
最近、「自由がほしい」という方が増えてきています。
その自由とは、何かから解放された状態を意味しています。
それがほしい原因は、仕事や家庭でのストレスがあるようです。
現代の方々は、多くの人は、ストレスを抱えて生きています。
私も以前は、大きなストレスを抱えていました。
その原因を自分なりに考えてみたら「怒り」にあります。
またその怒りの原因は、「自分が正しい」と思っているところからきています。
自分の意図しない事が起こると、それに対し拒否反応がでます。
それが怒りです。
私の怒りの原因は、長年やってきた仕事に対し、後輩からの否定的な意見に怒りを覚えました。
20年近く、プロとしてやってきた事を8年目の後輩に否定されました。
自分のプライドが傷ついたのです。
それからその後輩に対し、ずっと怒りをもっていました。
今思えば、心の中でずっと拒否していたのでしょう。
そして「こいつは、こういうやつ」と更に怒りを作り出していました。
ある時、気がつきました。
怒りをもっているのは、やられた私だけでその後輩は、平然と暮らしている。
つまり、独り芝居をしているのと同じで私だけがずっと怒りを持ってその怒りに心を占領され、現れる現実は、更に怒りを増すものばかり・・・
「ばかばかしい」って
笑えて来た時があって、怒ことに何のメリットもない事に気付きました。
そして、その後輩の話を改めて聞いてみると意外と名案だったりして(笑)
後輩君は決して悪気があるのではなく、自分なりに解釈して自分の意見を言っているだけで、誰かを落としてやろうとか、いじめてやろうとしているのではないのです。
それを悪気がある。いじめられていると感じるのは、自分の心です。
もしかしたら、自分が勝手にそう解釈しているのかも知れません。
人間は、決して完璧ではありません。
完璧な人間がいらっしゃったとすれば、その方は、生き神様になれるでしょうね。
私たちは、完璧じゃないから人間です。
自分が完璧でないのに人に完璧を求めるのは、道理から外れます。
例え、相手の方が悪いとしても自分にだって悪いところがあるのだからお互い様なのです。
完璧でないから人間は、共存しお互いをお互いが支えあって世の中が成り立っています。
キリストのお話である女性を救った話をある本で読みました。
その村で信仰されてる宗教では、不倫は死罪なのだそうです。
村人全員が不倫をした人に石を投げて殺してしまう。
村人にとって不倫は、悪で石を投げて殺すことは、善である。
それがその宗教での約束事で、それを守らない人が悪い。
だから殺しても構わない。と正義を味方に人を殺すのです。
ある時、ある女性が不倫をしてしまい、村人が石を投げていたそうです。
そこに通りかかったキリストが事情を聞いたら
「お前に止める権利はない」
と言われたそうです。
「いえいえ、止めようと思っているのではありません。どうぞ、投げてください。
正し、罪の無い方からお投げになってください」
と言われ、誰一人石を投げることができなかった。
そして、その女性は、救われたそうです。
と、こんな話だったと思います。
村人は、全員正義を尽くそうとしただけです。
正義を貫くのは、素晴らしい事です。
しかし、時にその正義は、悪になる事もあります。
日本でもそんな事件がありましたよね。
人間は、完璧でない事を知らねばなりません。
・生きてきた中で持つプライド。
・上司や先輩だからという地位。
・私は、有名だからという名誉。
それを私は、持っているから素晴らしい。
だから偉い人間だ。と思う方がおられます。
偉い人間かどうかは、自分が決めるものではなく、人が認めてくださるものです。
確かに生きる中でプライドなどは、必要ですが多くの場合「我」をプライドと勘違いされています。(笑)
プライドや地位、名誉は、過去の栄光です。
これから先の人生に本当に必要かどうか分かりません。
だって、自分の人生は、どうなるか実際のところ誰にもわかりませんよね。(笑)
だからそんなものを持っていても仕方がないのです。
わが師がこんな事を言われました。
「お前の中に驕り（プライド＝我）があるな。こう考えて人と接しなさい。
お前以外の人間、動物、植物は、みんな師匠だ。
万物すべてから学ぼうとしなさい。
すべてだから老若男女すべての人間からもだ。
どういう事かわかるか。
お前がこの世で一番低い地位にいるんだ。
だからすべてを教わろうとするとすべてが教えに聞こえ、見えるだろう。
赤ちゃんもご老人もすべて師。犬もカラス師。桜も菊も師だ。
学ぼうをしなさい。そうすると決して怒りを持つ事はないです」
この言葉を10数年前に頂き、その意味が最近痛いほどわかるようになりました。
自分の恥ずかしいところを見られても、自分のドジなところ見られて笑われても
師の笑顔は、勇気をもらえます。
みなさん。
本当の自由とは、場所や人が作り出すものではありません。
自分の心を自分で解放してあげることで、どんな場所でもストレスのない自由な自分になれます。
取り留めのないお話ですが、人や環境のせいにせず、自分を解放してあげてください。
あなたは、選ばれてその場におられます。
決して投げやりになったり、くじけないでまっすぐ前を見て自分の夢に向かって歩いてください。
大丈夫。
あなたは、この世でたった一人のあなたですから。
皆様のお幸せを心から祈念致します。
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