10月26日午後に桑名正博氏が死去されましたね。
ご冥福を心よりお祈り致します。
若い方は、あまりご存知ではないでしょうが私たち40代には、インパクトのある方ではないでしょうか。
氏の名前を耳にする度に思い出す事があります。
阪神淡路大震災の時、自分のクルーザーを横付けして「お風呂入って行って~!」と声をかけている姿。
彼の中で自分にできる事を考えられた結果の行動だったのでしょうね。
誰に強制されるわけでもなく、誰に頼まれるわけでもない。
やもすれば、自己満足で終わってしまうかもしれないボランティアというもの。
でも、自分にできる事をやる事への素晴らしさをあの映像から教わった気がしました。
人間は、誰かに褒められたい、誰かに認められたいと思う生き物です。
ですが、人によって作られた自尊心は、人によって壊される事が往々にしてあります。
そこで皆様は、「はちどりのひとしずく」というお話をご存知でしょうか?
アンデスの先住民族に伝える民話なのですが、こんなお話です。
森が燃えていました。
森の生きものたちは
われ先にと逃げていきました。
でもクリキンディという名のハチドリだけは
いったりきたり
くちばしで水のしずくを
一滴ずつ運んでは
火の上に落としていきます。
動物たちがそれを見て
「そんなことをして
いったい何になるんだ」
といって笑います。
クリキンディはこう答えました。
「私は、私にできることをしているだけ」
一見無駄とも思えるこの行動を皆様は、どう思われますでしょうか?
山火事で一滴ずつ水を落としても消える事はないし、火の広がりを阻む事も出来ないでしょう。
クリキンディは、無駄だろうがなんだろうが何かをしたかったのだと思います。
自分に出来る最大限の何かを。
それがこの行動に出たのでしょう。
彼を褒めるものも居なければ、誰に喜ばれる事も無く、賛同者も現れないでしょう。
聞こえてくるのは、馬鹿にした笑い声だけ。
でもクリキンディは
「私にできる事は、何か」
を考えすぐに行動に移しただけでしょう。
この行動で誰が喜べるでしょう?
そう。自分自身です。
結果はどうあれ、やった自分を褒めてあげられるはずです。
逆にやらなかったらどうだったでしょう。
きっと、後悔します。
今の世の中は、誰かがやってくれる事を待ち、やってくれなかったら怒り、やってくれたとしても遅いと文句をいう。
そんな事を良く見かけます。
誰かの何かを待つのではなく、自分から行動したいものです。
今の仕事を精一杯やる事も
病気ならゆっくり休むのもあなたの出来る事です。
あなたの守護霊様は、あなたの心と行動をじっと見ておられます。
そして、あなたにこうささやいています。
「あなたは、どう生きたいの?」
その答えを出すのは、あなた自身です。
あなたは、逃げた生きものとして生きたいですか?
それともクリキンディとして生きたいですか?
皆様が明日も笑顔でありますように。
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