黄昏のかりんとう

日々黄昏ていく自分と向き合う日記

第二十六番 南明山 清瀧寺

2022年02月09日 | 札所巡り

千葉県のお寺参りは結願寺を残して、これから茨城県のお寺を回ります

 

第二十六番 南明山 清瀧寺(なんめいさん きよたきじ)

 

場所は霞ケ浦の近く土浦市の長閑な田園風景のなかにあります

 

小野小町の伝説が残る小野の里

境内への階段を登ると仁王門

 

なかなか凄みのあるお顔をしていらっしゃる

金剛力士像は文化15年(1818)の造立

昭和44年不審火による火災が発生したが仁王門は焼け残った

 

観音堂(本堂)

昭和52年(1977)地元方の篤志で再建された

 

廃寺同然だったが江戸時代観音巡礼が流行り元禄年間に(1688~1704)再建された

しかし明治の廃仏毀釈の影響を受け寺は無住となった

以来村人によって寺としてのたたずまいは整えられてきた

しかし昭和44年、参拝者が上げたローソクが倒れ本堂が全焼した

現在の本堂は昭和52年地元の人々の篤志で再建された

新しい観音像は23番正福寺から寄贈された

現在も無住だが地元の人々が管理されている

ご苦労もおおいことと思うがお参りする私たちにとってはありがたいことであった

 

 

 

「フォトさいたま」さまのホームページより写真をお借りしています

「フォトさいたま」 https://www.photo-saitama.jp/