IBUSHI GALLERY 瓦廊

兵庫県伝統的工芸品『淡路鬼瓦』指定窯元 株式会社タツミのブログ

修理鬼

2007年06月21日 | 工場の仕事
今回の修理は鬼面と牡丹の隅蓋瓦   修理前   修理再焼成後  棟鬼瓦  下り鬼瓦  牡丹隅蓋 鬼面の方は比較的良い状態でしたが、牡丹は花びらや葉、 土台のワンの部分の損傷が激しく、難易度の高い作業になりました。 しかし、難しいほど我々はやりがいを感じています。 修理の仕事は新たな命を吹きこむような気持ちで 毎回作業に取り組んでいます。 . . . 本文を読む

創造力を高めるいぶし瓦

2007年06月20日 | 瓦廊 TATSUMI
和瓦の屋根には様々な構造、模様が見られます。 陽のあたり方、時間帯によって刻々と変化する様は 他の屋根材では味わえない魅力の一つと言えるでしょう。 また、このように部分を切り取ってみると面白いですね。 真新しいいぶし瓦はもちろん、時と共に変化し 味わい深くなった物も見るものを飽きさせません。 グラフィック関係のクリエーターの方にはこの和瓦の テクスチャーを素材として取り入れている方もいる . . . 本文を読む

恵比須、大黒の飾り瓦

2007年06月19日 |  >七福神
以前別注瓦の恵比寿大黒の巴瓦をご紹介しましたが、 レギュラー品として飾り瓦を御用意しております。   扇型恵比須大黒  高さ約20cm 巾約44cm   恵比須大黒の置き物(台付き)  高さ約24cm                        台の高さ4.5cm 巾33cm ふくよかに微笑む恵比須様。元々は漁業の神様です。 『論語』に「釣りして鋼せず」という、「むやみに殺生しない」 . . . 本文を読む

いぶし瓦製 角柱花器

2007年06月18日 |  >いぶし花器
このブログ上でも何度かご紹介してきた角柱の花器。 サイズは10cm角と15cm角の2種類です。 高さは30cm、50㎝、65cm、85cm。 ひとつひとつ職人の手作りですので在庫は少数です。 なお品切れの場合は制作期間に一ヶ月頂いております。 上記のサイズ以外にもオーダーメイドでの 制作も致しますので、お気軽にご相談下さい。 . . . 本文を読む

昨日の続きです。

2007年06月16日 | 鬼瓦、鬼師について
  イヌ(ドーベルマン)   サル   ヘビ   ウシ   ウマ   ウサギ お客様はヘビが苦手だそうで、最初はもっとリアルなものを ご提案させて頂いていたのですが、ご要望で少しコミカルな 感じに仕上げることになりました。 一番苦労したのはドーベルマン。 ドーベルマンの特徴は毛の色にあります。 いぶし一色でそれと分かるようになるまで 何度も作り直した末、なんとか鬼師の納得 . . . 本文を読む

アロワナの鬼瓦

2007年06月15日 | 鬼瓦、鬼師について
以前制作依頼を受けた鬼瓦です。 熱帯魚の好きな方に人気の魚アロワナ。 これのついた鬼瓦を屋根に上げたいという熱い思いに 答えるべく、鬼師が色んな図鑑を参考に作りあげました。 屋根に葺くものと、室内に飾るもの2つ制作させて頂きました。 このアロワナの鬼瓦の他にも数種類の動物の鬼瓦も制作しました。   ネズミ   ヒツジ   イノシシ 他には、ウシ、ウサギ、ヘビ、ウマ、サル、イ . . . 本文を読む

いぶし瓦のプレート

2007年06月14日 |  >瓦小物
卓上をいぶし瓦のプレートで装う。 15cm角のプレートに鬼師がデザインした模様を彫ったものです。 モダンなデザインは和のみならず、あらゆる空間に調和します。 グリーンとの相性もよいですし、鍋敷きとして使用される かたもいらっしゃいます。 脇役でありながら、存在感のある素材。 それがインテリアでのいぶし瓦の魅力です。 インテリアに取り入れる方が増えつつあります。 日々の暮らしの中でもぜひ . . . 本文を読む

パンフレット作りました!

2007年06月13日 | 会社案内
一般の方々に淡路いぶし瓦を間近で見て触れてもらえる場 いぶしギャラリー「瓦廊」をもっと知ってもらおうと 簡単なパンフレットを作ってみました。 これから島内の観光施設等に置いて頂こうと思っています。 より多くの方に淡路瓦の魅力を知ってもらうこと、 そして、屋根にも関心を抱いて頂けるよう願っています。 . . . 本文を読む

龍野で出会った鬼瓦たち

2007年06月12日 | 日本の町並み
昨日に続いて城下町龍野の事です。 町にはたくさんの社寺仏閣があり 様々な鬼面瓦や飾り瓦を見る事が出来ました。 屋根はいぶし瓦で統一されています。 鬼瓦やその他の飾りもそれぞれに個性があり 見ごたえ十分です。 またこのように古い鬼瓦を廃棄せずに、飾りに置いている所が たくさんあります。 訪れた際には屋根から役目を終えた鬼瓦にも 注目し、是非触れて古瓦の質感を感じて下さい! . . . 本文を読む