休日を利用して城下町龍野へ行ってきました。
ここは、兵庫の南西部、揖保川と鶏籠山の懐に抱かれた町です。
良質な水と赤穂の塩、播州平野の大豆や小麦が
この地の特産品である醤油や手延べそうめんを育んできたそうです。
龍野城の隅櫓
江戸時代から続く下川原商店街
町並にあったたたずまいの銀行
漆喰に黒板壁の醤油蔵とレンガの煙突
路地へ入っても民家には統一感がありま . . . 本文を読む
唐獅子の修理のです。
獅子は一般に隅巴蓋瓦(軒先の隅巴と軒巴、掛巴の接点を覆うために使われる瓦)
として使われる事が多いのですが、
この様に鬼瓦の飾りに使う事もあります。
焼成前
焼成後
獅子付鬼瓦唐破風
欠落していた足や尾は新たに制作、取り付けました。
唐獅子隅巴蓋
同じ獅子でも三者三様の作りと表情ですね。
この瓦達もまた邪気を祓うために再び屋根へ戻ります。
. . . 本文を読む
現在「瓦廊」入り口前にある花壇やプランターが
色とりどりの花で埋め尽くされています!
花壇にはいぶし瓦のオブジェでアクセント。
花は心を穏やかにしてくれます。
しかし花の魅力は咲き誇っている時だけなのでしょうか?
咲くまでの過程や、徐々に枯れ、落ちていく様も含めて
時と共に移りゆく姿に私は美を感じます。
何の変化もない無機質なものよりも
よっぽど魅力的だと思います。
. . . 本文を読む
京都の町屋の屋根を見ると、30cm程の高さの置き物
「鐘馗さん」がよく飾られています。
(据え置き型 尺寸)
「鐘馗さん」とは中国で鬼を退治したという伝説の英雄で、疫病神を祓い
魔を取り除くと信じられてきました。
では京町屋ではなぜ鐘馗さんを飾るようになったのでしょうか?
昔、ある薬屋が大きな家を建てた際、屋根に大きな鬼面瓦を据えたそうです。
その鬼瓦を見た、向かいの家の娘が、そ . . . 本文を読む
先日の修理鬼完成しました。
今回はかなりはげしく損傷していましが細部まで修繕し
再び綺麗ないぶし銀となりました。
その一部をご紹介します。
蔓若葉隅鬼
角張下り鬼
びん付鬼唐破風
鯱
他にも経の巻や御所鬼、鳥伏間なども修理させて頂きました。
最近修理の御依頼が続いています。
現在も別の鬼瓦の修理作業中です。
詳細は随時報告していきたいと思います。
. . . 本文を読む
「瓦廊」の看板ただいま制作中です。
これまでは看板がなかったため、外観からは
何なのかわかりにくかったようですが、これで
少しは入りやすくなるのではないでしょうか。
焼成、設置が楽しみです。
弊社では、いぶし瓦製の看板や表札の制作もしています。
サンプルを今後ご紹介していく予定です。
お好みのデザインをかたちにしてみませんか?
「和色、いぶし」で装いを。
. . . 本文を読む
淡路島の特産品の代表ともいえるタマネギ。
農家の方々は現在収穫の真只中です。
いぶし瓦の家々の前に広がるタマネギ畑。
淡路島ならではの光景です。
しかし時代とともに建物も変わってしまい
淡路でも少しずつ減りつつある風景でもあります。
地域ならではの風景を残して行くために
景観とは何か、町並とは何か。
この仕事を通じて伝えていければと思います。
. . . 本文を読む
飾り用鬼面瓦のご紹介
室内、または庭などに飾る事を前提に
鬼師が制作した鬼面瓦です。
高さは約30cmです。
屋根用の鬼面瓦との違いは土台の薄さにあります。
厚みは通常の約1/3程度。
これだけで随分重量が違ってくるので
壁掛けとしても御使用頂けます。
一般の家屋にはあまり葺かれない鬼面瓦ですが
室内外の装飾の一つとして鬼面を選ぶ方は沢山おられます。
オーダーメイドでのオリジナル . . . 本文を読む