今週は壁面のリフォームが大分進みました。
黒焼杉を一面に張り、かなりのイメージチェンジ!
ここまで来ると、リフォームと言うより新築みたい。
予定よりかなり多くの新材が必要になったようです…。
順序としては、瓦を先に葺くほうが、木の軸組みも
ガッチリ収まって良いのですが、
やむなく外壁の作業が先になってしまいました。
大工さんも明日からはお盆休み。
盆明けからの作業、よろしく . . . 本文を読む
明日から工場はお盆休みに入ります。
休み前に恒例の全員総出で大掃除の真っ最中!
普段は白地の乗った台車がひしめき合っています。
これらを全て移動。
日ごろの汚れを全て水で綺麗に洗い流します。
どうしても土埃の多いこの仕事です。
半年に一度はこうして隅々まで丹念に清掃します。
工場内を綺麗にすると、休み明けの仕事始めも
清々しく、気持ちよく仕事に入れるので
汗だく、埃まみれになりな . . . 本文を読む
工房では別注物の制作がたて込んでいます。
いつになく鬼師たちも大忙し!
以前作ったパンフレットの効果でしょうか?
近頃「瓦廊」へ少しづつではありますが一般のお客様が
見学に来られることが増えつつあります!
今日も神戸からご家族で来てくれました。
なかなか間近で見る機会がないいぶし瓦を、
見て触れて、とても喜んで頂けました。
ありがとうございました!
昨日の夕焼け
日中は暑い日が . . . 本文を読む
唐獅子の修理再焼成です。
修理前の写真がありませんが、今回はわりと良い状態だったので
あまり手を掛けることなく仕上げることが出来ました。
光の具合で写真上では少し色味が違いますが
実物は2体とも同じいぶし色です。
この唐獅子を見た鬼師たちが口々に「えぇ獅子やな~」と感心しきりでした。
表情、立ち姿、どれを取っても稀に見る仕上がりです。
サイズは尺寸程で、それほど大きくはありませんが
確 . . . 本文を読む
角張覆輪鬼瓦が完成しました!
以前の記事 角張覆輪鬼瓦の復元(1)
角張覆輪鬼瓦の復元(2)
裏張りの模様も忠実に復元。
約100年前の鬼瓦がほぼ当時と変わらない手法で
見事に現代に蘇りました。
通常よりも手間の掛かる鬼瓦ですが、
焼き上がりを見ると鬼師の苦労も報われた。
そんな感じのする今回の鬼です。
鬼に付いている家紋は「丸に角立四つ目結」
目結紋につい . . . 本文を読む
以前に制作中の様子をお伝えしたサルの鬼瓦。
以前の記事はこちら
一ヶ月近くかけてゆっくり乾燥させ、ようやく完成しました。
窯から出すまでは緊張が続きます。
窯入れのタイミングを間違えると、せっかく作った瓦に
ヒビが入る事もあります。
乾燥の見極めも職人仕事。
焦らずじっくりとを心がけていますが
それでも失敗することもたまにあります。
乾燥という工程はとても重要な作業です。
綺麗に焼き . . . 本文を読む
大阪府内のお寺です。
昨年こちらの屋根の鬼瓦と鯱の修理再焼成と復元制作を
しました。
鬼面と同じで、鯱にも様々な表情があります。
中でも、こちらのお寺の鯱は珍しいデザインの
一つに上げられています。
棟にある2体のうち、一体は古瓦を修理再焼成し、
もう一体は新たに制作させて頂きました。
修理の瓦が届いた時、すでに鯱のヒレが欠け落ちて
ない状態だったので、鬼師もこのヒレを復元 . . . 本文を読む
今日は門屋の現場で、偶然の再会がありました。
私事ですが、小学生の頃バスケットボールをしてました。
その当時のコーチ(本職は板金屋)が今日
「水切り」を取り付けに来ていたんです!
実に20年ぶり!ちょっと白髪混じりにはなってましたけど
それ以外はあんまり変わってなくてびっくりしました。
久々でついつい話し込んでしまいました。
小学生の時は、とにかく恐いコーチでよく怒られました…。
でも . . . 本文を読む
今日の別注鬼瓦です。
今回は、修理再焼成と復元のご注文でした。
修理前の鬼瓦
修理再焼成後
こちらは鬼師が復元したものです
生まれ変わった古瓦と、新しい瓦が同じ屋根の上で
この先何十年と家を守っていきます。
日本の国花の一つでもある菊の紋。
いつまでも輝き続けてくれますように!
. . . 本文を読む