昼間は鬼瓦と向き合い、終了後に例のごとく自作の瓦花器に花を生けていました!
時節柄綺麗なローズ色でクリスマスバージョン…。
と言ってもこの花、ガーベラは4月から10月の花で
冬の花ではないそうですが…。
良いのかどうかは分かりませんけど、今は便利な時代で、
季節に関係なくいつでも欲しい花が手に入るとの事です。
兎にも角にも和洋折衷、あらゆる品種にいぶし花器は
馴染むことに違いはありま . . . 本文を読む
先日お伝えした、経の巻の復元が完成しました!
今回はこの一つだけのご依頼でした。
鏡部分に付いている家紋は
「丸に釘抜き」
釘抜きについて
大工道具の釘抜きで、大工道具の万力とも呼ぶ
座金利用の釘抜きを紋章化したもの。
別称釘抜座金紋とも呼ぶ。
これとは別に、8の字の形状の鋏型紋もある。
九城抜(くきぬき…九つの城を落城させると
いう戦勝の縁起紋だそうです。)の意味と、
千金 . . . 本文を読む
工場内の一角には、古い鬼瓦が沢山。
復元などの仕事の際に持ち込まれた古瓦で、
こちらで引き取らせて頂いた鬼瓦達です。
これらの鬼瓦はこれからの復元の仕事の際の見本にまたは、
新しく鬼瓦を創作する際の参考資料として大切に置いてあります。
中にはこんな面白い顔や形をした鬼瓦も…。
当時の鬼師の創造力には常に考えさせられるものがあります。
目の位置、鼻の向き…何故この形になったのか。
. . . 本文を読む
記念品、贈答品として人気の古代鬼面の飾り瓦。
高さ約15㎝と、室内に飾るには程よい大きさ。
壁に掛けることも出来ます。
先日、この古代鬼面とペーパーウェイトを1セットとして
記念品にお送りするというご依頼を頂きました!
裏面には記念の文字入れも施しました。
室内のアクセントに古代鬼面。
古代鬼面も魔よけの意を込めています。
この記念品を貰った方々にはお蔵入りさせずに、
是非とも飾って頂きた . . . 本文を読む
久しぶりに鬼瓦の修理のご依頼です。
今回は唐破風用、唐獅子付の鬼瓦。
以前にも唐獅子付鬼瓦の修理をしましたが、
前回とは異なる意匠です。
立派な牡丹が唐獅子の脇を固め、威風堂々と言った所でしょうか。
若干の欠けや割れがありますが、結構良い状態でやってきました。
同時にもう一つ修理。
こちらは結構珍しい瓦です。
松の木に乗った鷹。
鷹の羽根が片方無くなってしまっているので急いで工 . . . 本文を読む
今週はずっと悪天候続きでしたが、今日は久しぶりの快晴!
でも気温が急激に下がってとても寒いです…。
晴れてはいるものの、この季節は常に風がきついのです。
工場裏の堤防には、播磨灘の荒波が勢いよく押し迫る毎日です。
霧雨のごとく潮が舞い落ちてきます。
おかげで、この時期は工場の窓ガラスも、車のガラスも潮で真っ白に…。
手入れを怠ると自動車の寿命も早まってしまうので、
潮取りのための . . . 本文を読む
今日の別注鬼瓦です。
紋入り竹に亀、波付き鬼瓦
家紋は「丸に下り藤」。
鶴は千年、亀は万年と言われるだけあって
長寿の縁起物として昔から親しまれていますね。
鶴と亀は瓦でも一対で良く扱われます。
亀、竹、竹の子、波と、一つの鬼瓦になんとも贅沢な
飾りが施されました。
屋根に上がってしまったら小さくて細かいところまでは
見えませんが、それでも一つの鬼瓦に細部まで手を掛けて行き . . . 本文を読む
淡路島、洲本市の外れに、蓮花寺というお寺があります。
個人的に前々から訪れてみたかったお寺の一つです。
先日休日を利用して初めて行ってきました。
山門をくぐると、正面に本堂、左に鐘楼、香炉、地蔵堂。
右に羅漢堂、多宝塔、経蔵、天神様と、境内には七堂伽藍が整っているのです。
中でも、ここの羅漢堂は必見!
新しい大きな鬼瓦が威風堂々佇んでおります。(弊社製作の鬼瓦ではありません)
その綺麗になった . . . 本文を読む
今日の別注鬼瓦。
縁起の良い宝珠が付いた鬼瓦の復元です。
上の瓦を見本に8コ製作のご依頼でした。
いつものように一つ一つ職人の手によって形づくられて行きます。
約一ヵ月半かけて乾燥し…
ようやく完成です!
宝珠の下の渦巻き模様や、宝珠の土台部(鏡)も宝珠のカタチになっていたりと
今のレギュラー商品には無いデザインが見所です。
昔の作品は毎回ほんとに豊かな表現力を感じる物 . . . 本文を読む