おはようございます、こんにちは、こんばんは。ちみかなです。
観たい映画があったので、本日まとめて見てきました。
一つはTOY STORY3。1と2も観たはずなのに、記憶にほとんど残っておらず。
でも、1と2は覚えていなくても充分に楽しめました。
玩具の持ち主が大学へ行く事になり、家を出ることに。玩具たちは持ち主と一緒に新生活へ
行けるのか、屋根裏へ行くか、はたまた捨てられるのかとやきもき。
結果的に玩具は近所の幼稚園へ寄付されることになったのだけど、そこには玩具を乱暴に扱
う園児たちがいて……というお話。面白かったです。最初は映像がすごいなぁ、プラスチッ
クの質感、あるいは動物(犬)の毛並みが美しいなあと本編と関係ないところで凄さを体感
していたんですが、もう途中からは気にならないくらいに話に引き込まれました。
はらはらとさせられっぱなしのクライマックス、そう来るかというラスト。じんときまし
た。
そういえば自分も、昔遊んでいたはずの玩具、今はどこになってるんだろう。
オススメの一作でした。
次に観たのは借りぐらしのアリエッティ。ジブリアニメの最新作です。
こちらは……正直にいうと、微妙でした。mixiのアリエッティコミュを見てみても、賛否両
論のようです。よくいえば落ち着いた映画なのですが、個人的には本来の意味でのやおい
(=ヤマなし、オチなし、意味なし)映画といった感じで、消化不良です。
その原因はなんだろうな、と考えているとmixiに以下のような意見があって、なるほどと思
いました。以下、ネタバレのため反転しています。これから見ようと思っている方は閲覧注
意。
第一に、マチ針を拾うシーン・父がアリエッティに「ねずみに気をつけろよ、あいつらと会うとやっかいなんだ」というシーン・スピアーがアリエッティに恋心を抱いているようなシーンが出てくる。ドラマ・小説・映画といった《物語》を見慣れている方ならこれらは伏線で、クライマックスでこれらを回収するシーン(たとえば待ち針を使ったネズミとの決闘)があって当然だと思うのに、それがない。
第二に、翔は心臓が悪いという設定なのにラストで森を走り抜けても平然としていて違和感。さらに、翔の手術結果が分からないまま、アリエッティ一家の家探しの結果も分からないまま――つまり、何もかもが解決しないまま、物語だけが終わることに対して違和感。
第三に、ドールハウスが登場し「小人がここに住めば幸せ」という台詞が人間側から何度か出てきていることから鑑賞者は『あぁラストはここで人間と小人が仲良く暮らしてハッピーエンドなんだな』と思う。しかし、そういう展開になっていない。
第四に、翔は角砂糖を置いたり「守りたい」と発言していて、小人をかばう立場にいる反面「君たちは滅びる運命にある」と言ったりアリエッティの家を乱暴にリフォームしたりしてまるで二重人格のような存在。(実際には五万といますが、想像上の人物がここまでむちゃくちゃだと……)
第五に、「借り暮らし」という言葉に反してやっていることは「窃盗」で共感が得られない。(「借りている」なら返すのが当然。しかし、映画内でもティッシュや角砂糖など返せないものばかり借りている)また、「借りている」と言っておきながら、引越しの際には持ち物を持っていこうとしており、矛盾している。
……とにかく、アリエッティは私には合いませんでした。あ、でも、こちらも水の表現や小
人独特の視点描写などは興味をそそられました。
あともうひとつ、松たか子さん主演の「告白」という映画も見ようかなと思っていたんですが辞
めました。この映画は公開された当初から観ようかな・辞めようかなが揺れているんです。
というのも原作を読んでいるのでラストは知っていますし、また周りの評判から映画は原作
に忠実という話も聞いています。
とすると、ラストを映像で観るのはためらわれんです。でも、やっぱり、観たい。
この葛藤でやきもきしています。まぁ、原作のラストを忘れた頃に見るのがちょうどいいの
かもしれません。
===============
ちなみにクロスワードファン9月号のくろふぁん寺子屋に自作クロスワードが載っていま
す。Puzzle37です。本当はいつも通り、パズル記事を設けて紹介するべきなんでしょうが
今回のは本名で載ってるのでここでこそっと紹介。また、クロスワードは作りなれていない
ので、師範の一言が耳に痛い。精進いたします。
===============
さて、画像は四角に切れです。カンペンはこちら。
観たい映画があったので、本日まとめて見てきました。
一つはTOY STORY3。1と2も観たはずなのに、記憶にほとんど残っておらず。
でも、1と2は覚えていなくても充分に楽しめました。
玩具の持ち主が大学へ行く事になり、家を出ることに。玩具たちは持ち主と一緒に新生活へ
行けるのか、屋根裏へ行くか、はたまた捨てられるのかとやきもき。
結果的に玩具は近所の幼稚園へ寄付されることになったのだけど、そこには玩具を乱暴に扱
う園児たちがいて……というお話。面白かったです。最初は映像がすごいなぁ、プラスチッ
クの質感、あるいは動物(犬)の毛並みが美しいなあと本編と関係ないところで凄さを体感
していたんですが、もう途中からは気にならないくらいに話に引き込まれました。
はらはらとさせられっぱなしのクライマックス、そう来るかというラスト。じんときまし
た。
そういえば自分も、昔遊んでいたはずの玩具、今はどこになってるんだろう。
オススメの一作でした。
次に観たのは借りぐらしのアリエッティ。ジブリアニメの最新作です。
こちらは……正直にいうと、微妙でした。mixiのアリエッティコミュを見てみても、賛否両
論のようです。よくいえば落ち着いた映画なのですが、個人的には本来の意味でのやおい
(=ヤマなし、オチなし、意味なし)映画といった感じで、消化不良です。
その原因はなんだろうな、と考えているとmixiに以下のような意見があって、なるほどと思
いました。以下、ネタバレのため反転しています。これから見ようと思っている方は閲覧注
意。
第一に、マチ針を拾うシーン・父がアリエッティに「ねずみに気をつけろよ、あいつらと会うとやっかいなんだ」というシーン・スピアーがアリエッティに恋心を抱いているようなシーンが出てくる。ドラマ・小説・映画といった《物語》を見慣れている方ならこれらは伏線で、クライマックスでこれらを回収するシーン(たとえば待ち針を使ったネズミとの決闘)があって当然だと思うのに、それがない。
第二に、翔は心臓が悪いという設定なのにラストで森を走り抜けても平然としていて違和感。さらに、翔の手術結果が分からないまま、アリエッティ一家の家探しの結果も分からないまま――つまり、何もかもが解決しないまま、物語だけが終わることに対して違和感。
第三に、ドールハウスが登場し「小人がここに住めば幸せ」という台詞が人間側から何度か出てきていることから鑑賞者は『あぁラストはここで人間と小人が仲良く暮らしてハッピーエンドなんだな』と思う。しかし、そういう展開になっていない。
第四に、翔は角砂糖を置いたり「守りたい」と発言していて、小人をかばう立場にいる反面「君たちは滅びる運命にある」と言ったりアリエッティの家を乱暴にリフォームしたりしてまるで二重人格のような存在。(実際には五万といますが、想像上の人物がここまでむちゃくちゃだと……)
第五に、「借り暮らし」という言葉に反してやっていることは「窃盗」で共感が得られない。(「借りている」なら返すのが当然。しかし、映画内でもティッシュや角砂糖など返せないものばかり借りている)また、「借りている」と言っておきながら、引越しの際には持ち物を持っていこうとしており、矛盾している。
……とにかく、アリエッティは私には合いませんでした。あ、でも、こちらも水の表現や小
人独特の視点描写などは興味をそそられました。
あともうひとつ、松たか子さん主演の「告白」という映画も見ようかなと思っていたんですが辞
めました。この映画は公開された当初から観ようかな・辞めようかなが揺れているんです。
というのも原作を読んでいるのでラストは知っていますし、また周りの評判から映画は原作
に忠実という話も聞いています。
とすると、ラストを映像で観るのはためらわれんです。でも、やっぱり、観たい。
この葛藤でやきもきしています。まぁ、原作のラストを忘れた頃に見るのがちょうどいいの
かもしれません。
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ちなみにクロスワードファン9月号のくろふぁん寺子屋に自作クロスワードが載っていま
す。Puzzle37です。本当はいつも通り、パズル記事を設けて紹介するべきなんでしょうが
今回のは本名で載ってるのでここでこそっと紹介。また、クロスワードは作りなれていない
ので、師範の一言が耳に痛い。精進いたします。
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さて、画像は四角に切れです。カンペンはこちら。