スカーフより軽い傘。

パン・バイトから帰ると
小枝さんから「KUNKUNMAAAKET」
チラシ案が、届いていた。

優しい色づかいのレトロタッチな少女達が
わいわい集って、
マーケットのお知らせをしている。

うっとり。

私も、ポスターを仕上げようと取り組んだけれど、
なんだか、
お固くて、色気のないものになりつつある。。。

ちょっと、気分を変えようと、
超軽量折り畳み傘を買いに出かけることにした。

カフェ・ピスタチオ案

ハリー・ポッターに出てくる
ロンの双子のお兄さん「フレッドとジョージ」役の
オリヴァー＆ジェームズ・フェルプス兄弟が、
かっこよくて、
朝、遼ちゃんの髪型が、彼らに似ていると、
惚れ惚れした。

彼らが画面にでてくると、ハリーも字幕も、見えなくなってしまう。

夕方、今日１日何をしたか忘れてしまうほど
大きくて新しい夢の話が持ち上がり、
遼ちゃんと二人、盛大に想像を膨らませた。

「ピスタチオ」という名前の響きを確かめていたら、
バンバンに
「ピスタチオ、って、ももさんのヘアスタイルのことですか？」
と言われ、
一気に夢が、しぼんでしまった。

けど、帰り、みなみ会館へ行って
「ネコのミヌース」を観て、
機嫌が直った。

明日は、もうすぐ閉館してしまうらしい
東一条チャオ！シネマで、
「はなればなれに」を、みれたらいいなあ。

小心者の色

午前中。
秋物のつもりで作ったカバンは、
秋だからって、ちょっと地味すぎるかなあ、
と、思う。

午後。
映画を観よう、と、大津パルコへ行く。
９月には、パルコにヴィレッジ・ヴァンガードが
出来るらしい。楽しみ。

今日は、大好きな子供冒険モノでも観たいなあ、と
「ハリー・ポッターとアズカバンの囚人」をみた。

冒険映画は大好きだけれど、
私はあまり、冒険をしない。
よく旅にでかけるので、「勇気がある」と
言われることがあるけれど、
私の旅では、勇気は使わないし、危険も冒さない。

私の旅は、小心者がただよっているようなものだ。

映画が終わってから、お母さんを誘って
パルコの近くの　frogというカフェで
お茶をした。
ロンドン・パブの雰囲気の、かっこいいお店だった。

手作りの丁寧なタルトと、贅沢なキャラメル・パフェ。

ライム水

パン屋のマドさんに聞いた、
ライム水を作る。

普通の水に、ライムのかけらを入れるだけで、
そのライムが、カルキや塩素を吸収してくれるらしい。
そして、きれいになったその水は
浄水器のセールスウーマンが嫉妬するほどの
きれいさ、なのだそうだ。

新鮮なライムの香りと、つめたく冷えたおいしい水は
夏の終わりにも、気持ちがいい。

窓から入って来る風は冷たくて、
今日の夜の果物は、おおきな葡萄だった。

このまま秋になるのなら、
私はしあわせな気持ちでいられそうな気がする。

毎日が冒険

最近は、バイトが終わって家に帰っても
「つかれたんだ！」と言って、寝てしまっていた。

そうしつつも、
行きたい所や、行こうと思っていた所にいけなくて
どんよりした気持ちでいたりもした。

なので、今日はがんばって、パン屋バイトが終わってから
でかけた。

毎月１５日、京都・百万遍で開かれている
てづくり市に。
行ったけど、５時すぎに着いたので
みんなもう、店をたたんでいた。

「こんな時間に来ても遅いわ」と言われた
悲しい気持ちと、
かどを猛スピードでまがってきた、心ない車におどろいて、
帰り道、少しだけ　ないた。

少しないた自分を、なぐさめるために
カフェ・コチへ行って、
おいしいものを食べた。

soramimiで買った、「ムーミンパパの思い出」を読みながら、
私も、冒険家になりたい、と、思った。