BROOCHという絵本

朝。食パンと最中を食べた。
最中は、白あんと黒あんとがあって、
ワタシは本当は黒あんの方が食べたかったけど、
お母さんが前に
「白あんって、なんか、好きじゃないのよね」と言っていたので
白あんの方を食べた。

なんか、白あんの方を「食べてあげてる」みたいな気持ち。
ワタシって、なんか、偉そう。
本当は黒あん、食べたかったクセに。
そんなことでちょっと、気分がモヤモヤ。

本当はきっと、もっと違うことでモヤモヤしているんだけど。
でそうになった溜め息を、モヤモヤっと止める。

『溜め息をしすぎたら
深呼吸になった』

BROOCHという絵本の中で見つけた。

きれいな絵と、きれいな言葉がいっぱいの絵本。
すごいきれいな本。
すごいきれい。すごいきれい。
と、ちょっと溜め息。

お裁縫百科事典

水曜日は、ベロアのジャケットにクリスマスリースのブローチつけてた。
金曜日はいつも、赤い服なんだよね、タモリ。
今日は休みかぁ。

朝からカバン作り。
糸がなくなったので、一巻き買いに。

昨日買った古本。
恵文社でやってた古本市。
道具の説明、編み物、ヌイグルミの作り方、糸巻きの秘密まで。
フランス語で書かれた、お裁縫の全て。

新しく出てた「spoon.」
京都のパン屋とカフェの特集。
mizucaもでっかく載ってた。
なっちゃんごひいきの「キートス」も。

洋酒漬けのフルーツ砂糖固め。シュトーレン、おいしい。

やよいちゃんと、Trade Mark Kyotoのクリスマス・フリーマーケットへ。
フリーマーケットなんて、久しぶり。
うれしくて、ムズムズといっぱい買ってしまった。
１００円のピンとか、１００円のＧジャンとか、５０円のノートとか。

その後、mizucaへ。
上のギャラリーでは香西くんが古本屋をやっていて、
荒井さんに「先にそっち見て来てくれるとありがたいわぁ」と
言われたので、そうした。
ワタシたちの後から来た人もそう言われて、そうしてた。
その人の時は
「今、手が離せへんから」ていうのも付け加えられてて、
みんな笑いながら、荒井さんの言うとおりにしてて
面白かった。

カシューナッツ柄のカバン 中、黄色のシマシマ

朝。
体調悪かったから、おかゆを作った。
土鍋にいっぱい出来てしまってビックリした。
残しちゃいけない精神から、全部食べた。

午前。
カバン作ったり、またレース編みの髪飾り作ったりして過ごした。

午後。
パン屋バイト。
隣のお店のお兄さんにシュトーレンの説明をしたら、
「ああ、塩鮭みたいなものね」と言われた。
今度お客さんに聞かれたら
「まあ、塩鮭みたいなものです」と答えようと思った。

でもシュトーレン、買ったことなかったから買ってみた。
ドイツのクリスマスケーキなんてはじめて買った。
ていうか、クリスマスケーキなんてはじめて買った。

でっかいから、おばあちゃんと友達にもあげよー、と思った。
でも、いっぱいあげたら自分の分が無くなってしまうから
ちょっとづつあげよう、と思った。

夜、年賀状を作った。
絵の具で木を描いて、ピーマンの輪切りにインクをつけて
ポンポン押して花が咲いたみたいにした。
本当はオクラを輪切りにして、星みたいにしたかったけど、
オクラがなかったから、庭の唐辛子を輪切りにして、やった。

鳶色の瞳のウェンツ

来年の目標を一文字で考えた。


ようよは、「素」。
素直の素。
遼ちゃんは「瞬」。
一瞬を大切にしたり、瞬間に決めること、とか、だって。かっこいー。

ワタシは結局「安」にした。
来年は、安心しよう。という気持ちを込めて。