TAZUKO多鶴子

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「良い絵を描け!」と画学生の頃厳しく言われました。

2007-02-24 | TAZUKO多鶴子からの伝言
私が作家として大きくなっていったのも、
先生との出会いに、大変恵まれていた事だと思います。
小学校に出会った芸術専門の先生
(現在彫刻家として大変地元では有名な方です)の指導を初め
受験デッサン指導の先生
(東京芸大卒業の画家の先生で生前デッサン指導では地元の最高峰の方でした)
画学生の頃、尊敬する先生
(独立美術の画家の先生で、
その当時の同級生は数多くの先生の中から最も尊敬されていました)
に厳しい指導を受けました。この先生との出会いは大変大きかったと思います。
その後の都展の発表でも多くの良い先生方との出会いがありました。
様々な凄い先生方のご指導で、
芸術に於いての考え方の深さを知る事が出来ました。
「良い絵を描け!上手い絵でなく良い絵を描け!」
「良い作品とは、
その絵をみて『良い』と言う人と
『嫌いだ』と言う人がハッキリと分かれる絵だ!
皆に人気がある絵や、
皆が好きだとか…良いとか言う絵は、本当はたいした事が無い絵なんだ!
これが良い絵を見分けるコツだぞ!」
「売り絵を描いちゃいかん!売れる絵が良い絵じゃない!」
「ペンキ絵や劇画は駄目な絵だ…悪い絵は決してみるな!良い絵を一杯みろ!」
「畏れを知れ!もっと怖ろしくなる絵が良い!畏ろしいのが良い!」
「物を言い過ぎるといけない、描かずして描く!それが良い!」
多くの心に残る言葉を頂き育てて頂きました。
その言葉が、今になってより鮮明に理解出来るようになりました。
そして…不思議な事があります。
過去ご指導頂いた先生方が
様々な方向から偶然に繋がっていた事なのです。
本当に出会いとは不思議です!
その中で特に、
印象に残った先生の事を近々またブログで書き込もうと思っています。
引き続き、是非ご訪問下さい(^ ^)