TAZUKO多鶴子

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昨日は悲しい日でした…

2008-02-29 | TAZUKO多鶴子からの伝言
プライベートな事なので、
書き込むかどうかかなり迷ったのですが…。
思い切って供養の為に書きこむことにしました。
昨日は悲しい日になりました。
私とあまり年の差のない二番目の兄が…昨日亡くなりました。
度胸が坐った強い心、愚痴一つこぼさない、勇ましい兄。
学生の頃は私と違って、成績優秀で
全校でも生徒の中で憧れられる存在であった自慢の兄が…昨日亡くなりました。
大企業で馬車馬のように一生懸命働き、
転勤族で、単身赴任も経験し…その見返りも無く…疲れ果てるまで働いた兄…。
辛い事も多かっただろうけど、
両親に全く甘える事も無く、自分の家族を自分だけの手で守りきった兄…。
そんな誇れる兄がもうこの世にはいません。
若すぎる死でした。
兄の残したものは、どんな豪華な宝石や金貨などよりも…計り知れない…
広く…深く…尊く…言葉に容易く出すことなど到底出来ないものを、
残された遺族に残してくれました。
昔、心ある医者がいっていました。
「医者の職業は多くの人の死様をみる。
 その方の亡くなり方を見ると…その遺族を見ると、
 その人がどんな生き方をして来たかわかるものだ。
 感動的な死は、見事な生き方をした素晴らしい人だ…
 …その姿は遺族の姿で観えるものだ。」
この言葉を思い出します。
まさに、兄の姿と遺族の姿でした。

だからこそ…昨日…連絡が入ってから…私も…涙…涙…でした。