TAZUKO多鶴子

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『縁』を忘れている現代!

2010-10-11 | TAZUKO多鶴子からの伝言
今日は久し振りに外から聞こえて来る
「オーイ!」という僧侶の声で目覚めました。
これが以前のブログでも書き込みましたが
「オーイ!」では無く「法施!」
と言っているそうですね~。

基本は一六三八の付く日は托鉢で三人一組で出かけるのだそうです。
『仏教の教えを施す』という『法施』。
これは仏教以前からあるインドの基本的道徳律で、
これには「持つ者が持たぬ者に施すのは当然の義務」
「持たぬ者が持つ者より施しを受けるのは当然の権利」という考えが前提にあり、
これによって富者は施すという行為によって善行を積む。
貧者は施しを受けることにより、
善行を行わせるという教えがあるということです。
賤しい人間を恥じる考えの教え。
現代人には欠けている教えだとTAZUKO多鶴子は思います。

又、現代人が忘れている事と言えば『縁』。
先日、大谷大学で教えて頂いた僧侶の言葉を思い出しました。

「 物事に結果があるのは原因があるからである。
 原因と結果には縁が必ずある。
 縁を忘れていては良い結果は得られない。
 つまり物事は『因』『縁』『果』で成り立っている。
 ところが現代人は『因』と『果』しか知らない。
 最も大切な『縁』を現代は忘れている。 」

何事にも『縁』を忘れていては
決して良い結果は得られないことを教えて頂いた大切なお言葉。
『縁』を大切に!
TAZUKO多鶴子はその言葉を忘れてはならないと痛感しています。

参考資料:『教えてgoo』http://oshiete.goo.ne.jp/qa/1458758.html