いかなる自然の中にも
『美』を認め得ない人は
その人の心の中に
『欠陥』のあることを示す。
…… フリードリヒ・フォン・シラー……
(18世紀:独:詩人・戯曲家・思想家)
<ヨーハン・クリストフ・フリードリヒ・フォン・シラー>
(1759年11月10日 ~ 1805年5月9日)ドイツの詩人、歴史学者、劇作家、思想家。ゲーテと並ぶドイツ古典主義の代表者である(初期の劇作品群はシュトゥルム・ウント・ドラング期に分類される)。独自の哲学と美学に裏打ちされた理想主義、英雄主義、そして自由を求める不屈の精神が、彼の作品の根底に流れるテーマである。青年時代には肉体的自由を、晩年には精神的自由をテーマとした。彼の求めた「自由」はドイツ国民の精神生活に大きな影響を与えた。
劇作家として有名だが、ベートーヴェンの交響曲第9番「合唱付き」の原詞で最もよく知られるように、詩人としても有名。彼の書く詩は非常に精緻でありかつ優美であるといわれ、「ドイツ詩の手本」として今なおドイツの教育機関で教科書に掲載され、生徒らによって暗誦されている。
日本では、古くから舞台ドイツ語の影響もあって、「シルレル」あるいは「シルラー」とも表記された。
参考資料:ウィキペディア