今日は久しぶりの休みです。
少し風邪気味なので一日おとなしく寝ていようと…
朝何気なくテレビをつけて
思わず見入った番組がありました。
松江市出身で神話や古代史にも深い関心を持つ佐野史郎さん等が出演する
「古代ロマン 歴史の源流・出雲~古事記に秘められた謎を探る~」という番組。
番組を見て思い出しました。
そう言えば今日は10月10日。
出雲では神無月を神在月(かみありづき)と呼ぶそうです。
こちらでは、旧暦の10月10日から17日の間、全国の神々が集まるとされている日ですね。
「神道の真髄は書籍にも儀式にも法律にも存しない。
ただ、国民的心情の中に活きて永存して居るばかりである。
そこに国民のあらゆる全部の魂、偉大なる霊力が潜在して震えつつある。
この魂が遺伝し、内在し、無意識的、本能的に働いているのが、神道である。
神道を解するには、この神秘な魂を知らなくてはならぬ」
これは日本に魅せられ、神話の地・出雲に住み着いて
日本研究に生涯を捧げたラフカディオ・ハーン(小泉八雲)が
『日本印象記』の中で述べている言葉です。
震災や台風等の大変な自然災害等の様々な問題多い今年の日本。
日本は遠い歴史の中で
様々な危機を乗り越えてきました。
神道が好きとか嫌いでなく
小泉八雲は
言葉で言い表せない
日本人の凄さを信じた一人だと感じます。
その期待通りに
きっと日本は新しい何かをつかまなければならないと…。
今日の番組を見て
そんなことをふと感じました。