『 武蔵野を散歩する人は、
道に迷うことを苦にしてはならない。
どの路でも足の向く方向へ行けば、
必ずそこに見るべく、
聞くべく、
感ずべき獲物がある。 』
…… 国木田独歩 ……
頭が人間の全てを決定すると考える近代の脳科学者。
しかし
昔からの日本は
頭以外の捉え方をした『肌に合わない』『肌に合う』等の見事な言葉がある。
さて
『幸せ』も頭だけで感じるのだろうか?
そんなことを考える昨今である。
最近、あることを考えた結論がある。
幸せも不幸も人は皆、他者のせいにする。
それは自分勝ってに思えても、自然物の生き物として当然ではある。
でも本当は
本人自身の原因が大きいのではないだろうか。
『幸せ』になる為には
頭だけで考えるのでは無く
自分という生命の全てを含む
…自分の本質を知ることに答えがあるのだと思い始めている。
自分に合った仕事・生き方・・・
自分の本質に従えば
たとえ他者が不幸と見えても
本人は幸せだと感じるのだと。
その道に辿り着くには
迷いもするし苦悩もある。
でも
自分の本質であれば
それも幸せなのだと思えてならない。
その結論から
今の私の生き方は
自分の本質に合っているのだと確信している。