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科学オタクです。
今は、原付で旅したパワースポットをめぐりを書いてます

原付旅 日本初のウヰスキー蒸留所「山崎」の巻

2022-10-05 14:14:00 | 酒の肴になる酒の話&食の話

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酒の肴になる酒の話

日本初のウヰスキー蒸留所「山崎」の巻

 

さて、前回は淀川を京都に向かい北上しつつ、織田信長の姪っ子にして浅井長政の娘、徳川秀吉の側室にして豊臣秀頼の母の淀様に思いを馳せました。大変な時代の大変な家に生まれ大変な人生でしたね!


酒の肴になる酒の話

日本初のウヰスキー蒸留所「山崎」の巻


さてさて、今回はシリーズ酒の話ですが、ここまでにサントリーさんのお話色々出ていましたね。よかったらその記事も読んでくださいね♪

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天岩戸と鳥居とサントリーの巻 


さて、淀川を北上すると桂川と宇治川と木津川が合流!ここから淀川と名前が変わるところあたりがちょうど大阪と京都の境目です。大阪と京都にまたがり山崎蒸留所はあります。淀様の名前の由来の地ですね。

今では、京都と大阪は水がまずいって有名ですが、江戸時代は美味しい水で有名だったそうです。

ここ山崎蒸留所は天王山の中腹に位置し3本の異なった地域からの水温の差がある川の合流地点!京都も大阪も冬は雪が降っていないのに山崎は積もる程、雪が降ったり、水温の差で生じる霧による湿潤な気候だそうです。ウヰスキーの本場イギリスのようですね!緯度が高いのに暖流の影響で霧のロンドンなんて言いますよね。

ウヰスキーの名前の由来やイギリスのうんちくの記事もよかったらどうぞ

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原付旅 ウヰスキーが琥珀色なのは税金のせいの巻 


そして、なんといっても湧水が!あの千利休も求めたと言う名泉「水無瀬神宮離宮」の境内から湧き出す御神水は今でも名水100選に選ばれる、美味しいお水!それと同じ水源の地下水をマザーウォーター(仕込み水)として使用しているんです。


京と大阪を結ぶ大きな河川は古くから水運として栄え、明治には鉄道が通り流通に関しても非常にいい土地柄でこんなにウヰスキーを作るのに適したこの場所を、見つけた創業者鳥井信治郎社長は「凄い!」の一言です!

1923年の本初のウヰスキー蒸留所として開設!来年でなんと100周年!おめでとうございます!


水、気候、流通に恵まれたとは言え、日本には馴染みのないウヰスキーの製造販売、研究開発、そして、世界が認めるウヰスキーを100年に渡り作り続ける!地の利だけでは、こうはいきません!鳥井信治郎社長の人間力とそれを支える周りの人達の力に他なりません。


次回からまたもや、お酒の話で脱線します!一体いつになったらゴールできるのやら、次の旅の話が書けるのやら!()


次回 ウイスキーが出来るまでの話の巻


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原付旅 マンハッタン!アメリカの地名のカクテルなのに!の巻

2022-08-06 06:40:00 | 酒の肴になる酒の話&食の話

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酒の肴になる酒の話


マンハッタン!アメリカの地名のカクテルなのに!の巻


さて、前回は酒に酔う原理と二日酔いになる原理、対処法!そして、迎え酒の効果と犬の毛の言い伝えの話でした。くれぐれも飲み過ぎに注意しましょう!お酒が皆さんにとってよき飲み物であります様に


マンハッタン!アメリカの地名のカクテルなのに!の巻


さてさて、カクテルofクイーンの別名を持つ「マンハッタン」これもまた、禁酒法時代の産物です。カナディアンウイスキー45ml、スイートベルモット15ml、アンゴスチュラビター1ダッシュ(1)ミキシンググラスでステアしてカクテルグラスに注ぎマラスキーノチェリーを添える!



禁酒法時代、アメリカの酒造メーカーはほぼ衰退してしまい、優秀な技術者は海外へ流出か転職!熟成を必要とするウイスキーは禁酒法撤廃後すぐには市場に出回れない!そこでマフィアが密輸していたカナディアンウイスキーが正規のルートで流入!というわけで、アメリカの地名のカクテルなのにカナダのウイスキー指定のカクテルは結構あります。

アメリカはこの経験をしているにもかかわらず、スペースシャトル時代に有人宇宙船の再突入の技術を失い、また現在エンジン技術をなくそうとしている!

さて、スイートベルモットって何?ですよね!ワインの記事でちょっとだけ触れましたが、ニガヨモギの花の香りをつけたフレーバードワインです。大きく分けてドライ()とスイート()があります。フランスのノイリープラットはドライ(辛口)で有名、イタリアのチンザノは甘口で有名。イタリアンベルモットの事をスイートベルモットとも呼び、フレンチベルモットの事をドライベルモットと表現するカクテルブックも沢山あります。今はどうなんだろうか?

マラスキーノチェリーとは赤いさくらんぼなんですが!クリームソーダに付いてくるコンポートのチェリーではなく、塩漬けののちに赤く染めてアーモンドシロップにつけたものです。マラスキーノと言うさくらんぼの透明なリキュールも存在します!昔はこれに漬け込んでたそうです。赤いさくらんぼのリキュールはチェリーブランデーと言いますがブランデーではなくリキュールです。



そして、お待たせしました。酒が美味しさをマシマシのうんちくです!マンハッタンの名前の由来です!マンハッタン島の夕陽をイメージしている!マリリンモンローが映画「お熱いのがお好き」の劇中に作るシーンだ有名

更にありますよ!うんちく!そもそもこの世界の中心とも表現されるマンハッタン!タイムズスクエア、ブロードウェイ劇場、ウォール街、エンパイアステートビル、セントラル・パーク、ニューヨーク市役所、近くには自由の女神!9.11のグランドゼロもここにあります!この島は元々ネイティブ・アメリカンインディアンの所有する土地でした。土地を譲ってもらう交渉で大量のお酒を振る舞われたそうです。で!「酔っ払った!」という意味で「マンハッタン!マンハッタン!」って言っら島の名前になちゃったって話です。飲み過ぎに注意しましょう!



てな感じでたくさん、お酒の勉強させてもらいました。いい思い出の神戸!辛い思いでもあったけど、マンハッタン!マンハッタン!


まだまだお酒の話はつきませんが!そろそろ旅を進めますかね!


次回 元町中華街から異人街への巻


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原付旅 二日酔い、迎え酒!犬の毛?悪酔いの秘密

2022-08-03 14:35:00 | 酒の肴になる酒の話&食の話

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二日酔い、迎え酒!犬の毛?悪酔いの秘密

さて、前回は2回に及び禁酒法時代のお話でした。バーテンダーは地下へ潜りの酒場か、海外へ移住!そこで沢山の出会いと工夫があり、産まれたカクテル!天下の悪法ではありますが沢山のドラマとカクテルを産んだ時代をおくりました。


二日酔い、迎え酒!犬の毛?悪酔いの秘密


さてさて、前回の最後ら辺に登場したレッドアイ、カナディアンサンセットなど、二日酔いの時に迎え酒として有名って話でしたが!そもそも、二日酔いって何?どうして起こる?迎え酒の言い伝えとその効果について語っていきます。


そもそも私は二日酔いになった事がありません!何故なら相当に酒に弱いからです!二日酔いになるほどお酒が飲めません!母からの遺伝です!昔、ビールを飲んでいる父の横で真っ赤な顔になっている母をよく見ました!母が入院した時、お見舞いに行ったら、ベットの枕元にA4用紙1枚に一文字づつの大きな張り紙で「アルコール禁!」って書いてあって、アル中?って聞いたら!なんと消毒もNG!私が酒に弱い訳だ

二日酔いの辛さを知らない私が酒の事語ったり、二日酔いのこと言うのはなんですが!お医者様もすべての病気になった訳でも全ての薬を飲んだ事がある訳ではないですよね!そんな感じでお願いします!


アルコールは胃で60%,小腸で90%吸収されます。ちなみに水は胃では吸収されません!血液に乗り脳に到着すると神経細胞を麻痺させます。これが「酔う」という事です!次に肝臓で「アセトアルドヒド」に分解されます!これが、二日酔いの原因!結構な毒物なのです!農耕民族である東アジアの人種は自然からくる毒から身を守るためわざとアセトアルドヒドの分解を遅らせ、外部からの毒から体を守るように進化した酒弱の民だそうです。ちなみに黒人さんや白人さんは酒強の民です。特に黒人さんは酒弱い遺伝子脅威の0%!ってNHKでやってました!二日酔いにならないのかな〜?更に体が毒を外に出そうとしておしっこが飲んだ量より沢山出て脱水状態!更に酒を追加して、血液中の毒濃度がます原因に!そしてアセトアルドヒドは再び肝臓で、酢酸などに分解され、無毒化されます!



つまりファイナルファンタジー風にいうと酒飲む混乱(バーサク)→(ポイズン)→猛毒(バイオ)→状態異常回復(エスナ)となります。わかりにくい

二日酔いは毒やられ状態が回復していない状態です。頭痛や吐気、その他諸々!

次に対処方法ですがゲームの様に呪文一発で解決しませんよね!そもそも分解しきれないほど飲み過ぎが原因なんで節度ある良いお酒の飲み方をする!が一番良いのですが、バーサク状態ではどうにもこうにも。二日酔いになった場合、水分補給、栄養補給、安静がいいですね!脱水症状を回復血液中のアセトアルドヒド濃度を下げ、荒れた粘膜の修復と肝臓の手助けの為の栄養補給!肝臓が解毒に集中できる様睡眠を取る!

ウォータガ!リジュネ!スリプル!

そして、迎え酒これは楽になった気がするだけで回復した訳ではありません!バーサク!ただ麻痺しただけです!

英語で迎え酒の事を「ヘアオブザドッグ」ギリシャの言い伝えで、狂犬病の犬に噛まれたらその犬の毛を焼いて飲むと治ると言われていました。これは、病の元である犬を焼き殺せと言う事で、犬の毛が特効薬では無く感染を食い止めよという事です!きっと!「毒を持って毒を制す」的に「酒を持って酒を制す」は麻痺しているだけですよ〜!


次回 マンハッタン!アメリカの地名のカクテルなのに!の巻


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原付旅 禁酒法時代!バーテンダー海を渡るの巻

2022-07-31 17:26:00 | 酒の肴になる酒の話&食の話

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禁酒法時代!バーテンダー海を渡るの巻

さて、前回は19201933年に渡る、13年間にも及ぶアメリカ禁酒法時代にアメリカの国内のお話でした。犯罪件数を減らすための法案が、逆に経費を上げ、税収を下げ、マフィアの資金稼ぎの舞台を作り、治安の悪化に繋がったって話と、地下酒場のお話でした。


禁酒法時代!バーテンダー海を渡るの巻


さてさて、地下酒場ってなんかワクワクしますよね!危険だけど!近酒場もいいですね!

この時代に困った人続出です。いやいや困っている人です!酒を飲みたい人!酒造メーカー!輸送会社!酒販売店および卸問屋、取り締まるアンタッチャブル!対抗するマフィア!そして、バーテンダーです。廃業する者、地下に潜り違法なバーを開く者、そして海外に出ていく者!今回は海外に出たバーテンダーの話!



さて、以前の記事にも書きましたが、アラブ地方で生まれた錬金術!その中で生まれた「アクアウエイタ(命の水)」を作る蒸留技術は、各地に渡りその土地で、その土地の酒と出会い新しい「命の水」が生まれました。イギリスのビールと出会いウイスキーに、フランスのワインと出会いブランデーに同じようにラム、テキーラ、焼酎など!そしてまたこの禁酒法時代に、アメリカのバーテンダーが各地に渡りその土地の新たな酒や食材と出会い新しい文化が花開きます。

既に紹介したブランデーベースのサイドカーはパリとロンドンのニューヨークハリーズバーで、レシピはブランデー30ml、ホワイトキュラソー15ml、レモンジュース15mlシェイクしてカクテルグラスに注ぐ!

ちなみにカクテルにはカクテルグラスに注ぎ氷の入っていない短い時間温くなりがちな「ショート」カクテルと、ゴブレットやタンブラーに作り氷がたっぷり入った比較的長い時間楽しめる「ロング」カクテルがあります。ショートの場合使うグラスの大きさによって分量が変わる為1/21/4の様に分数表記が多いですが、90mlのカクテルグラスに注ぐと言う過程でmlで覚えた方が実践的なので、私の頭の中のレシピはml表記ですのでご配慮ください!

ベリーニはベネチアのニューヨークハリーズバーこれもスパークリングワインの記事で紹介しましたね♪

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原付旅 ワインの味方の見方と飲み方の巻 



ブラッディメアリーもパリのニューヨークハリーズバーで、ウォッカ30mlにトマトジュース適量、カットレモンを添える!お好みで胡椒やタバスコ!「血まみれのマリア」イングランドのメアリー一世、多くのプロテスタントを処刑したとこから付けられたそうです!ちなみにジンベースのブラッディーサム!テキーラベースのストローハット、ウイスキーベースのバノックバーン!ビールとハーフ&ハーフ(1:1)のカナディアンサンセット!トマトジュースのみのヴァージンメアリーってのもあります!もはやお酒でもカクテルでもないですが!

ブラッディメアリーやカナディアンサンセットに生卵を入れたレッドアイは二日酔いに効く向かい酒として有名です。

フランスやイギリス、イタリアなのにニューヨークハリーズバーていうんだー!ってバーテンダーが言うてましたんだー!

これでまた美味い酒が増えましたね!でも飲み過ぎには注意してくださいね!


次回 二日酔い、迎え酒!犬の毛?悪酔いの秘密


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原付旅 禁酒法時代 アンタッチャブル!あんたちゃグル!の巻

2022-07-28 11:33:00 | 酒の肴になる酒の話&食の話

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禁酒法時代 アンタッチャブル!あんたちゃグル!の巻

さて、前回はテキーラに続きウォッカの事語りました。また美味い酒が増えましたね!お酒飲めない人も歴史や地理、製法やメーカーの思いなんかを楽しんでいただけると幸いです!ちなみに、私もほぼ飲めなせん!てへ!年間でビール500mlくらい!甘いものも、お酒も苦手です!


禁酒法時代 アンタッチャブル!あんたちゃグル!の巻


さてさて、今回は天下の悪法とうたわれたアメリカの禁酒法のお話!

禁酒法の時代!映画アンタッチャブル!ゴットファーザー!バグジー!などの時代!アルカポネ、チャールズルチアーノなど名だたるギャング、イタリアンマフィア、ファミリーなどの時代です。お酒の密造、密輸、密売などがマフィアの資金となり、それを取り締まるアンタッチャブルとの物語の時代です!



アルコールによる犯罪は1650年代より、政治的論争の一つであり、1920年に大統領の反対にもかかわらず、禁酒法可決!13年間にも及ぶ法案でした!アルコールを飲んではいけないって法律ではなく、造ってはいけない!売ってはいけない!輸送してはいけない!と言う法律でした。ですが、手に入れる方法が無いので多くの人が闇市、地下酒場、密造、密輸などの犯罪に手を染めました。そこで利益を上げたのがマフィアです!さらに海外に酒を求め人々が流出!カナダ、キューバ、メキシコなどのアメリカ近隣の酒造会社も大いに利益を上げました。さらにさらに!取り締まり組織の運営維持に予算を割き!毎年あった5億ドルの酒税がゼロ!失業者の増加!ニューヨークだけで地下酒場の数、なんと約35千軒!1年間に飲まれたであろうアルコールの量、禁酒法前に比べて460%増!犯罪件数、アルコール中毒による死者増加!何よりマフィアとの抗争で警官、マフィア、一般市民の死者数も相当なものだったそうです!

さて、ここで注目したいのは!バーテンダーの行方!そうです!スピークイージーと呼ばれる地下酒場へ潜るか、ヨーロッパなどに移り住む事に!地下では、お酒を飲んでいることがバレないように、沢山のカクテルが生まれました!スクリュードライバー、ブラッディマリー、ロングアイランドアイスティーなど





ロングアイランドアイスティーは紅茶の名前を持つ超アルコール度数も高めのカクテルです!クラッシュアイスを詰めたグラスに、ラム!ウォッカ!テキーラ!ジン!ホワイトキュラソー!40°にお酒をそれぞれ15mlづつレモンジュース30ml、ガムシロップ10ml、コーラ適量、レモンの輪切りを添える!完成!単純に同じ量のウヰスキー水割りの2.5倍のアルコール量!素敵な時間を過ごすのにはあまりお勧めしません!早く酔いたいのであれば、さらにストローを追加するとより効果的!


スピークイージーも色々あったみたいです。ブラインドピッグ(盲目の豚)、ブラインドタイガー(盲目の虎)とも言われ、要は見せ物小屋、豚を見るために料金を支払いおまけとしてジンのカクテルだ飲める的な!お酒は飲んじゃいけない訳ではないし、販売もしていないと言う言い分!他にも壁についた引き出しを開けて金を入れて閉める、ほしいものを呟き、合図の後再び引き出しを開けると希望の酒が入っている!有人自動販売機的な!

優良な市民が酒欲しさに犯罪に手を染めたそうです。

この時代に色んなドラマが生まれ消えていったようですね!


次回 禁酒法時代!バーテンダー海を渡るの巻


ここまで読んでくださった方の願い事が叶います様に


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