連続大河ブログ 原付旅
レイラインポイントコンプリートの旅
古都奈良編
お酒と杉玉と大神神社と三輪山との巻
さて、前回は山辺の道で読まれたとされる恋の歌!万葉集の中の和歌の一つ地名の「布留(フル)」と魂を引き寄せる呪術!袖振るの「フル」をかけた言葉遊びが、すでに奈良時代に存在したってお話でした。言葉の力ってすごいですよね!
お酒と杉玉と大神神社と三輪山との巻
さて、布留の地の石上神宮(いそのかみじんぐう)を南へ三輪山の麓「大神神社(おおみわじんじゃ)へやって参りました。日本最古の道の「山辺の道(やまのべのみち)」の起点!海柘榴市(つばいち)から少し北に位置します。海柘榴市から東に行くと、全国の長谷川さんの苗字の由来となった「長谷寺」があります。そのお話はまた別の機会に!
今回は「みわそうめん」でも有名な三輪山を御神体とする「大神神社」です!主祭神は大物主命(おおものぬしのみこと)!七福神の大黒様こと大国主命(おおくにぬしのみこと)の分身とも同一人物だとも色々な表現をされる神様です♪
万葉集で「うま酒」と言う枕詞で三輪山を表しているそうです。
大神神社の御神体は三輪山自体で本殿は無く三輪山に向かう拝殿のみがあります。三輪山ではスギの木が多く茂り、スギに神が宿り酒をうまくすると信じられ新酒を出す目印として酒屋の軒先に杉玉をつるすようになったそうです。今でも三輪山から全国に杉玉が送られているそうです♪
日本書紀に第10代崇神天皇がこの三輪山に大物主を祀ったところ、酒造りに奉仕したものが「この酒は私が作ったものではありません!大物主が醸したにでございます。」と歌い宴を模様したとあります。依頼、三輪山の神は、酒の神となり、三輪山の神杉の玉(魂)が酒屋のシンボルになったそうです。
杉玉の発祥の地はこの三輪山だったんですね!
次回 大物主ってどんな神様?の巻
ここまで読んでくださった方の願い事が叶います様に…」
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