連続大河ブログ 原付旅
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古都奈良編
大物主ってどんな神様?の巻
さて、前回は大きな鳥居がすごい迫力の三輪山を御神体とした大神神社!酒屋のシンボルである杉玉の発祥の地。自然崇拝の原点!本殿が無く拝殿から直接御神体である三輪山を拝む形の境内!ここ大神神社もまた、日本最古の神社ってことですね!
大物主ってどんな神様?の巻
さてさて、今回はこの三輪山の大神神社に祀られている主祭神、大物主についての記事です。
古事記、日本書紀によると、大物主大神(おおものぬしのおおかみ)が出雲の大国主神(おおくにぬしのかみ)の前に現れ、大物主大神は大国主神の「幸魂(さきみたま)・奇魂(くしみたま)」であると名乗らり、国造りを成就させる為に「吾をば倭の青垣、東の山の上にいつきまつれ」と三輪山に祀られることを望んだとあります。
つまり、出雲大社の大国主命と大神神社の大物主は同じ魂を持つ分身、同じ志を持つ親友、大国主命の長男事代主(ことしろぬし)であるとか、はたまた一説には、国譲りの後、大国主命が名前を変えて三輪山に引っ越したとか!
後に大物主の娘、媛蹈鞴五十鈴媛(ヒメタタライスズヒメ)は、初代天皇の妻となるそうです。つまり初代皇后ですね!
大物主神の神名の「大」は「偉大な」、「物」は「鬼、魔物、精霊」と解し、名義は「偉大な、精霊の主」と考えられるそうです。
同一視される大国主命や息子の事代主、国造りに尽力することや、大国主命と共に国造りに尽力し薬や酒作りの神様である少彦名(すくなひこな)の去った後に現れ、現在も酒の神様である事、ここでは書けないちょっとHな恋愛ストーリーなどからして、大物主のご利益は農業、工業、商業すべての産業開発、五穀豊穣、交通安全、航海安全などの厄除け、恋愛成就、安産祈願、夫婦円満、家内安全などの縁結び、国造り、酒造りなどの大願成就など、人々の暮らしの安定と幸福にまつわるあらゆることがらを網羅し、実に幅広い正に大物!
大物主の祀られている神社は大神神社の他にも全国各地の金毘羅さんや大物主神社や花園神社があります。
金毘羅宮のお話は、四国編で出てきます。お楽しみに!
そして、大神神社の摂社や末社を巡ります。
次回 病を治す薬の道と御神水の巻
ここまで読んでくださった方の願い事が叶います様に…」
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