連続大河ブログ 原付旅
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刀と剣って違うって知ってました?の巻
さて、前回は、おろち一族のタタラ集団の太古の製鉄技術の技の紹介と鬼滅の刃の刀鍛冶うんちくと勝手な技を考えてみました。
刀と剣って違うって知ってました?の巻
さてさて、刀剣って言いますが、刀(かたな)と剣(つるぎ)って用途も性質も攻撃方法も違うって知ってました?
両方とも接近専用の武器ではあるのですが、見た目もちょい違いますよね。
刀は片方だけに刃が付いていて、ゆるやかに反りがあります。一方、剣は反りがなく直線状で両刃です。
刀は包丁やナイフのよう対象物を切る、切断、斬撃を与えることを目的にした武器です。構造も芯の部分に柔らかく衝撃を分散させる鋼、表面から歯の部分に切れ味の鋭くなる硬い鋼を使用。製造方法は熱した玉鋼を槌で何度も打ち、不純物を取り除き、折り返し重ねて鍛錬、水で急激に冷やす「焼き入れ」による硬度を高め、鋭い切れ味と薄く柔軟な刀身が実現できたのです。そしてその反りは対象物に触れる部分を少なくする事で一点に力が集約し、切断能力は何倍にも膨れ上がり、刀身が受ける衝撃を全体に受け流すそうです。
剣は、攻撃力のあるのは先端部、竹槍やモリなどの様に対象物を貫通、刺す、突く事を目的とした武器です。そして刺さった時に抜きやすい様に側面に溝が掘られていたりします。西洋のロングソードはその重量で甲冑ごと叩き切る打撃切断と言う使われ方もするそうです。製造方法も鉄をドロドロに溶かして型に流し込み鋳造して作られます。ゆえに単一構造で重量があります。
なんで剣の説明の中、槍でなく竹槍って言うと、槍は、突く武器でもありますが、実は打撃系!もちろん剣の様に刺すことも可能ですが、最も有効な技は、長いリーチと重量を利用した対象物の兜越しでも十分な破壊力のある打撃技です!その破壊力は、非力な少女の一撃でも優に瓦を数枚簡単に割るほど、突きの能力は、鎧の隙間を狙う事で刀の斬撃、剣のリーチを凌駕する優れもの!
勝者!槍!
いやいや!刀と剣は?
すみません!槍の能力に魅了されました。
日本では、飛鳥時代くらいから剣が廃れ刀が主流になっていったそうです。
古事記や日本書記に登場する剣はスサノウノミコトがヤマタノオロチを倒した時に使われた「天羽々斬(あまのはばきり)」
そのヤマタノオロチの尾から出てきた「天叢雲剣(アマノムラクモノツルギ)」
タケミカヅチノミコトが國譲りにその剣の上にあぐらをかいた「布都御魂(ふつぬしのみたま)」
ヤマタノオロチの話はもうしちゃったので、國譲りの話!
次回 タケタケ対決!武甕槌命vs建御名方命の巻
「ここまで読んでくださった方の願い事が叶います様に…」
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