連続大河ブログ 原付旅
レイラインポイントコンプリートの旅
古都奈良編
巨大松明!降り注ぐ火の粉の巻
さて、前回は東大寺二月堂「修二会」(お水取り)が、なんで3月なのに二月堂?なんで巨大松明何に「お水取り」?ってお話と、ざっくり何をする行事?てな事をお話しました。
巨大松明!降り注ぐ火の粉の巻
さてさて、今回はお水取りの実際体験したお話です。面白エピソードとかは無いですが、ゆっくりしていってください。
お昼ご飯を済まして、おやつを買って大仏殿、坂を登って突き当たり二月堂です。観音様にご挨拶して奈良の都と生駒山に心癒され列の最後尾に並びます。二月堂のすぐ下の坂のスペースに200人くらい入れるのかな?火の粉や灰かぶりのできる特別な場所です。すでに20人くらい並んでいました。そしてタイマツの時間まで4時間以上あるので、私だけ春日大社に行ってきました。妻は何回か行ったことがあって、尚且つ私がタケミカヅチのファンなので快く「ご挨拶しておいで」って言ってくれました。戻ってくるとすごい行列!猛烈!500人くらいいるのかな?
いよいよ入場です!早くからスタンバイした甲斐があり前から3列目奥から10人目くらい真ん中よりもやや左寄り!なかなか良い場所をキープ!まだこれから1時間くらいあります。生駒山に沈む夕陽を見ながらまったりです。雲ひとつない空がゆっくりとオレンジ色に染まり薔薇色、紫、紺色、そして漆黒に染まる頃、お水取り開始です。
開始前にトイレ!トイレ!会場から出る時「再入場」できる様にお札をもらってきます!会場の外も人だらけ!かき分けながら、戻ってきます。「すいません!すいません!通ります!通ります!」
いよいよ修二会の始まりです!燃え上がる大きなタイマツが左の階段を上がってきます♪降り注ぐ火の粉、見るもの圧倒し、華やかな儀式である修二会。実は人々の罪や過ちをお坊様が人々に代わり懺悔し、災いが無く、世の中が平和で、農作物が豊かに実り、人々が幸せである様に祈りが貫かれた行事なのです。修二会のタイマツはただの明かりでその実態は二月堂の中での懺悔なのです!
二月堂の境内の欄干の左でぐるぐるとコマの様にタイマツを回しながら、火の粉を撒き散らし右へ!そして二月堂の中へ!木造の国宝の中であれだけ大きなタイマツを燃やしながら!
毎日10本ずつ、水を汲み上げる 3月12日だけ11本、14日まで毎晩行われます。
タイマツが一通り終わりギャラリー(?)の皆さんはおかえりになります。練行衆と呼ばれるお坊様達は中で懺悔中!私たちはもう一度、十一面観音様にご挨拶、二月堂の境内にさっきまでタイマツが駆け抜けていた回廊、タイマツをぐるぐると回していた欄干が丸く削れて凹んでいます。国宝が…。補修されるのでしょうね。欄干の上に新しい木材がはまっています。そして二月堂からみる古都奈良の夜景は最高でした。
次回 修二会!神よ仏よそして人々よ!の巻
ここまで読んでくださった方の願い事が叶います様に…」
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