連続大河ブログ 原付旅 外伝
レイラインポイントコンプリートの旅
タイム原付旅神戸編
地上36階、扉の向こうは100万ドルの夜景の巻
さて、前回は某ホテル入社数ヶ月目にして天国と地獄とケーキを味わった話でした。まんじゅう怖い〜!まんじゅう怖い〜!
恐ろしい話です。皆さんも気をつけてくださいね。
今回も天国と地獄の話〜
地上36階、扉の向こうは100万ドルの夜景の巻
さてさて、そのホテルはその当時オープンして2年目で、建設当時は西日本一の高さでした。翌年には抜かされましたが。
ホテルのコーヒーハウスのキッチンの勤務は、夕方に出勤して、深夜にクローズ2時間くらい休憩or仮眠を取り再び帰宅する事なく出勤!お昼ぐらいにやっと帰宅!一番遅い出勤「M勤」と一番早い勤務「A勤」がペアになった「M A勤務」魔の勤務でした!上手いことなってんな〜!
M勤が終わっても、大抵の場合、全然眠れません!よく深夜のホテルのバックスペースを探検して回りました。
今回のお話はその中の一つ、従業員エレベーターを不確かですが多分36階まで上がるとそこは「スカイラウンジ エトワール」フランス語で「星」と言う意味。のキッチンにつきます。勿論誰もいません!何せ深夜3時!草木も眠る丑三つ時。私と1つ上の先輩2人と3人で、探検です。誰もいない他の職場を見学できるのは、おそらく、警備の人と僕たちコーヒーハウスのキッチンスタッフだけでしょう!勿論ホールに出たり、物を動かしたりはしません!
先輩が謎の扉を発見!「ベランダ」と書いてあります。こっちからは鍵を開けられるようです。カチャ、キ〜!扉を開けるとそこは外でした!足場は奥行き約70センチ高さ50センチくらいのコンクリートの手すり、それが左方向に伸びています。30メートル先で曲がっていて先は見えません!おそらく、窓掃除の作業スペースです。今思えば超危険で超怖い筈ですが!
目の前に広がる圧倒的な夜景は、それらの感情を凌駕しました!右には明石、淡路島、正面にポートピアや港、左にかけてカーブする大阪湾!息を呑む絶景!100万ドルの夜景とはよく言った物です!
かつて、この言葉が生まれた時、神戸市の電気代が1ヶ月(?)アメリカドルに換算して約100万ドルたったからだそうです。チコちゃん、ありがとう!
先端まで行って夜景をしばらく眺めているのですが、後ろの奴が戻らないと先頭の奴は帰れないんです。いつも私が急かされていました。しまいにゃ、「頼むもどろう!お願い!アイス!アイス買ってやるから!」てな感じで楽しくやっていました。良い子は真似しないでね!
ちなみにそこから2つ上の階が、ロイヤルスイートルーム!甘いものが苦手なので遠慮しときます!
次回 魔女の大釜と謎のオカマの巻
ここまで読んでくださった方の願い事が叶います様に…」
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