セリアーニ（ＧCB）フォークO/H

ＨＦメカです

イタリア製のＦｒフォークのオイル漏れ修理をしております



しかも倒立タイプでちょっと変わった作りで特殊工具がいくつか必要なんです

まずこんな感じでオイルシールが入っている部分を緩めます
傷をつけないように要注意
生産時期によってはネジロッグがつけられておりかなり厄介です
アルミ製のアウターチューブなので特にです



無事に分解が済んだら洗浄と部品点検



ネジの１本１本まで入念に洗います
そしてインナーチューブの研磨と曲がり点検



同じようにアウターチューブも測定し、内側の磨耗具合も点検
なかなかのビレット部品胸がゾクゾクいたします



こちらもよく汚れている部分。。。綺麗にしておきましょう
すべての部品の点検が終わったらさくさくと組み上げていきますが。。。。。
一口にＯ／Ｈといっても地味な作業工程が多いものです。。。が
できるだけ良い常態で長く使っていただけるようにと思っております

写真を撮り忘れてしまいましたが。。。ダンパーロッドの状態やダンパー内部の点検も怠らずしっかりやっております

もう少しで梅雨が明けそうですが。。。愛車の足回りはいかがですか