「讃歌」4月10日練習。
長岡市立劇場小ホールにて。山本先生の練習。
改めて説明するが、
「讃歌」とは、メンデルスゾーンの交響曲第2番。
合唱付の大規模な作品。隠れファンの多い作品らしい。
この11月19日に長岡で演奏会があり、
そのために毎週月曜日練習している。
最近、女声陣が早く集まって練習している。
熱心なのは良い事で、男声もその意識を見習わないと。
まず体操。
背中を中心にコリをほぐす。
そして発声では、上半身をやわらかく開いて
伸びやかな声を意識して練習。
それを支えるのが下半身の支え。
練習。
87小節から歌詞をリズム読み。
undの発音が前に出てこなくて注意を受ける。
その後バスから練習。パートを少しずつ重ねていく。
四分音符が4つ並ぶ小節、しっかりと充実した音を鳴らすように。
言葉に負けて声になってない人が多いので。
その際、他パートと同じ動きをしているところは
ちゃんと聴きあって合わせるように。
あと、テンポが速くてフレーズが長いので、
ブレスをちゃんと考えて、計画的に。
言葉の途中で吸わないように。
今日の先生からのありがたいお言葉。
「低音は、鳴らすのではなく響かせること」
「高音は、歌うのではなく、乗っかること」
名言ですね。
N響などのいいオケは、よく低音が響くとのことも。
それにしても、声楽出身の先生にしては珍しいくらい
ハーモニーに気を遣っておられる。
ガンガン歌わせるのではなく。
それとも最近はこういう先生が増えているのだろうか。
だとしたら、合唱畑の人間としてはとても嬉しいが。
どうやら、先週は一応終わりまで行ったらしいが、
どうも忘れている感じ。
一応休憩前に曲の終わりまでいく。
休憩後は4番から。
3連符のリズムが身体に入っていないから、皆遅れる。
久しぶりというのもあるだろうが。
先生が拍を叩くと安定するのは、
各人の中にリズムが刻まれていない証拠。
これは、人によって音楽経験に差があるので、
練習で補っていくしかない。
5番を歌って7番。
これが正直全然歌えていない。
テンポについていけていない。
実はこれも3のリズムで形成されている。
4番と7番は、要練習だと思った。
しかし時間がないので次へ。8番。
このコラールは大事。
忘れているから最初のアカペラが遅れ気味になる。
オケが入ってユニゾン。
最後だけハーモニーになる。
ここを改めて注意。
ユニゾンなのは、一致した想いを表している。
最後が分かれるのは、それぞれの想いを表している。
だからこそこのコラールは重要。
そして最後、ちゃんと指揮を見よう!
そして10番を通す。
まだあまり歌えていないが、少し歌って時間が。
次回は船橋先生。
後半を歌うとのこと。
初心者の方もいるので大変だとは思うが、
一つ気をつけて欲しいことが。
たとえ、慣れていない曲でも、
常に指揮を見ないといけないのです。
慣れていないからといってテンポが遅れるのはいけません。
たとえ初見でも、指揮を見て歌うことはできるのです。
これは、見方にコツがいるのですが、
譜面を見つつも、肝心なところは必ず指揮も見る。
普段から意識するといいと思います。
実は、11月まで、随分たくさん練習するんだなと
一人思っていたが、やっぱり必要だなと感じる。
とにかくたくさん歌って、音楽の本質に迫るには、
まだまだ時間がたくさん必要だ。