伊豆高原シニア・ライフ日記

「老い」を受容しながら自然の恵みに感謝しつつ「残躯天所許不楽復如何」の心境で綴る80老の身辺雑記 

PDFで広がる世界

2012年10月15日 | 三金会雑記

10月15日 (月) 

福岡で行われた「三金会」最後の集まりに出席した際、Mr.NBが作成したという「三金会雑記百号記念 創刊号から百号まで」と印刷してあるCDを貰ってきた。

帰ってからこのCDをパソコンのトレイに入れてみて驚いた。

なんとこれまで刊行された「三金会雑記」の創刊号から100号まで、内容はもとより表紙から末尾の会員名簿に至るまですべてPDF文書化されているではないか。

各号とも100頁を超える冊子だから100冊分といえば千数百頁に及ぶ膨大な記事がこの薄っぺらなCD1枚に収められているとは!

これで、私の書斎の本棚1段をすべて占領していた「三金会雑記」綴りが不要となった。

場所をとらなくなっただけでなく、すべての記事がパソコンの中に取り込まれ、いつでも自由自在にみることができるようになった。

なんともMr.NBは凄いことをやってくれたものだ。如何に理系の元大学教授だとはいえ80歳を超えて自力でこれだけのCDを作ることができたとは、全く脱帽である。

早速、このCDの内容をパソコンにコピーして、いちいちCDの出し入れをせずとも簡単に見れるようにしたが、「検索」機能を使って 適当なキーワードとなる文字を入力すれば、その文字を含む頁が表示され、その文字の部分がハイライトされる。

例えば、自分の名前を入力すると、自分が書いた文章はもとよりその冊子中に自分の名前がどこかにあればそこに移行する。なんとも便利である。

帰ってから聞いてみたら、求めに応じてこのCDは10枚が会員に配られたという。30名だとすると1/3が一応パソコンを使える人だということになる。

しかし、なにしろ80歳を超える会員たちである。CDを貰いはしたが、PDFを果たしてつかいこなせるか、どうか。Mr.NBの製作努力が充分に報いられるかどうか心配になった。

これまで三金会旅行の際に写した写真をまとめたCDを時々貰っていたが、画像のCDをみるのとはちょっとわけが違う。

そこで、Skype仲間のMr.UT、Mrs.FN、Mrs.HRにPDFの扱い方をSkypeで伝授することにした。

 

ところで、PDFを使ったこのCDを貰い、膨大な文章の中から見たいと思う記事を選び出して読めるという便利さに魅了されて、よしこの機会にPDFファイルの扱い方を勉強しようと思い立った。

まず、やってみようと思ったのは、「三金会雑記」100冊の中で自分が書いた記事や関係する記事だけを選び出し、これを自分の個人用として一枚のCDに収めることだった。

PDFファイルの中の必要な頁だけを抜き取り、別のPDFファイルにする方法がフリーソフトで可能かどうか調べてみた。

すぐにSEPPDFというソフトが見付かった。このフリーソフトをインターネットでダウンロードしてパソコンにインストールしたら、扱い方は至極簡単。ファイルをドラッグアンドドロップし、必要とする頁数を入力すれば瞬時に新しいPDFファイルが別に作られる。

これでその頁を読むことは簡単になったが、このソフトでは各頁が別ファイルになっているので読むにはいちいちクリックしなければならない不便さがある。

そこで、このバラバラの頁になったファイルを更に一つのファイルの結合する作業ができるソフトを探してみた。

これも簡単に手に入った。PDFCというフリーソフトである。このソフトは結合したいPDFファイルをドラッグアンドドロップで簡単に一つのファイルにすることができる。

思ったより簡単に使い勝手のいいフリーソフトが手に入り、極めて満足だった。

ただ、なにしろ量が量だけに、自分好みの個人的な「三金会雑記」を作り上げるのには数日かかった。自分が新たに作成したPDFはエクセルで作った新しい文書の目次をPDF文書化するだけであったが……。

 

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1 コメント

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会誌のPDF化へのリアクション (kikumasa)
2012-10-15 21:27:39
小野大兄
三金会誌をPDF化された方のお話とその索引に関連した便宜性、そしてPDFの学習についての記事、大変興味深く拝読しました。

そもそも、あの三金会誌の内容には昔から大変関心がありましたし内容の濃さもなかなかのものと感銘を受けていましたので、機会あるごとに楽しませていただいていました。

しかしながら、すべての会誌を拝見したとは言い切れませんし、また忘却の彼方に消え去ったものも多く、毎回新しい会誌の発行というニュースに接するにつれ、過去の会誌の記事内容を改めて読む機会が与えられればなあ、という感慨を禁じえませんでした。

それにつけても、今回のPDF化のニュースは大変大きなものでした。((この続きはメールにいたします))
 以上です。菊池拝


 
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