天星人語

世間と空、そして(時々)海をぼんやり眺める毎日です。

ドバイ3人旅

2017-01-19 02:46:18 | リラックス

  何度目かのドバイ旅。今回の旅にも、忘れられない体験があった。3人旅だった。団体扱いの旅行なのだが、一緒になったのは、旅慣れたひとり旅の🚺だった。この女性のおかげで、我々夫婦だけでは体験できない時間を過ごせた。

 今回の旅の特徴は、初めてビジネス席を利用したことだ。成田のラウンジは、JALさんのも使えた。

 西方向へ離陸して、右旋回、いったん太平洋に出て、右下に銚子付近の利根川が見えた。経由地香港へ向かうので、日本列島を西に向かった。羽田が見え、しばらくすると富士山の火口がほぼ真下に見えた。機会を逸したので、写真はない。

 

 良く知れ渡るように、香港はキャセイさんの拠点なので、7か所程度のラウンジが用意されている。往復とも乗り換え地だったので、贅沢出来た。

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 現在の香港国際空港は海上空港だが、それまで使われていた啓徳空港はこのような光景が日常。筆者も肉眼ですぐ上を飛ぶ飛行機を見て、驚いた。

 食事あとの軽食タイム。

 今回、お供した本はこれ。何故か惹かれるニーチェ。未だ理解していないが、死ぬまでには少し理解したい。

 さて、目的地の空港について分かった。今回は参加者3人である。日本製のエステマで、ガイドさんと運転手さん含めて5人旅だった。飛行機は乗り継ぎ含めて各自で、現地では、個人旅行の濃密さがあった。一人旅のAさんはホテルで部屋食の対応してもらっていた。ゴールドスークでは、値段交渉にも参加してくれた。さらに、現地での旅程外の行動も一緒の時間があり、書きつくせないほど、個人ガイドさんのような役割をしてもらえた。

 Aさんは、豪傑だった。これまでに逢ったことのない人間だった。個人経営者で、日本と外国をまたにかけて活躍中だ。食べつくす、飲みつくす、そして体験しつくす行動力だった。旅の行動には戦略と臨機応変さが際立っていた。来年には外国を主とする拠点にする予定らしい。海外旅慣れているので、英語には堪能でもあり、非常に頼れる存在だった。間合いのとり方もうまい。最終日、ガイドさん含めて、個人連絡先の交換をした。日本で、同窓会が開かれるだろう。なお、現地ガイドさんは日本人で外国人夫と子供がいる。毎年里帰りしているそうだ。

 

 海をイメージした地下鉄構内。気候は、1月だが昼間の最高気温は27度程度。晴れ間ばかりで、メトロの駅はじめ室内は空調が効いている都市だ。短パンTシャツも見かけた。

 SUMART MALL(スマート自販機)。ドバイメトロの駅構内で見かけた。パネルをタッチする。宅配もできる。駅は外部と遮断している。完全空調である。ドバイメトロのおかげで、ひとり旅でも遊びやすくなった。

 1日普通乗車券は22ディルハム(1ディルハム30~35円)。電車は無人運転。加速減速も自然だった。先頭車両1両だけが別料金のゴールド車両。椅子などの仕様が違う。女性専用車両もある。車内にはネクストステーションを表示する案内表示はある。だが、車内のドアー上部に、走行地点を点滅して示す、案内盤はない。音声案内を聞き取るのは難しい。ホームと線路側とは遮断されている。駅の出入口にもドアーがある。外部の暑さ寒さに無縁の構造だ。時刻は現地お昼前。日本と同じく朝夕のラッシュはあった。

 23歳のひとり旅(ひとりで旅行手配する)日本人女性がいた。Aさんもだが、英語ガイド付きのアブダビ観光に参加していた。

 思い出作りで、高級ホテルまで出かけた

 帰国前夜、メトロとタクシーを使いホテルまで移動した。彼女がいなければ無理な出来事だった。ここではおつまみとワインを2杯飲んだ。一杯は彼女お勧めの赤ワインだった。確かに、上出来だった。店をでるのが遅くなり、途中駅までしか行けなかった。慣れない土地の深夜。気持ちだけでホテルまで戻った。

 つきもののお茶タイム。どこかのホテルか?

 メトロに乗り世界最大の屋内人工スキー場を見に行った。だいたいが、このお国は世界最大がお好みのようだ。リアドに1,000mの高さの建物が建設中だ。これに対抗?してか、これよりも高い建物の建設に着工したと聞いた。また、世界最大のショッピングモールである「ドバイ・モール」にはスケートリンクがある。

 また、モールでは前回も買った店で、金のネックレスを買った。以前、24Kのネックレスを買ったが、素人にも金の色が違うのが分かる。本場だけあって、金の質とデザイン、そして加工技術は高い。

 それを探し当てるのが楽しいのだ。また、電卓片手の値段交渉も楽しい。まだまだ時間が足りない。次回はいつになるだろうか。今回は24Kは見かけなかった。金と言えば、空港にも売店がある。こちらも、旅行者には人気ある。現時点での金の相場表が街中にあるので、これが値段交渉の基準になる。

 どの観光地でも同じことだ。リピーターになるひと。もうこりごりだになるひと。我々は前者。奥様は、金とダイヤの、ささやかなコレクションを作るそうだ。死ぬ前に換金処分ができる。生きる目的があって良かった。筆者には分かりかねるが、ひとそれぞれだ。

 今回は、通常のコースからずれた場所を訪ねた。何しろ3人の旅だから、意思の確認が早い。

 キャセイさんの飛行機旅を満喫した。が、3月にこのような記事を見かけた。拠点香港の地の利を活かして躍進した。しかし、ドバイやカタールがハブ空港として発展するので、相対的な優位性は低下し始めた。さらに、中国共産党の政治的経済的な締め付けがあるので、先行きは不透明だ。


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