「人間は、人間が開発する技術をコントロールできなくなる」ことが目に見えている。
すでに倫理的義務を放棄している。
間もなく法的義務も放棄するでしょう。
人間は人間でなくなるのかもしれない。
さて、感染症です。
鳥インフルの拡大がひそひそと進んでいます。
人間にも空気感染します。
鳥インフルは「パンデミックに発展する可能性が非常に高いウイルス」で、「いつ起きるのかが問題」と、専門家には認識されています。
新型コロナウイルスに感染した場合の死亡率が約1%なのに対して鳥インフルの死亡率は「25〜50%だろう」とも指摘されています。
米国は、ワクチン開発を進めています。
ところが、トランプは非科学的です。
他国に供与するどころか自国での開発自体も禁止するかもしれません。
米国で鳥インフル拡大、初の重症者 州が非常事態宣言
米国で家畜や動物への接触を通したヒトの高病原性鳥インフルエンザ(H5N1)感染が広がっている。
患者はいずれも軽症だったが、ここにきて重症患者の発生が初めて報告された。
当局は個人用保護防具(PPE)の配布や感染経路とされる生乳のウイルス検査拡大など取り組みを強化しているが、効果は未知数だ。
牛に感染の鳥インフル、ヒト細胞に入りやすく 東大
東京大学などは米国の牛で見つかった高病原性鳥インフルエンザウイルス「H5N1型」がヒトの鼻や喉の細胞に入り込めることを試験管内の実験で確認した。
ヒトの間で流行する季節性インフルエンザのウイルスも飛沫感染することが知られている。
河岡機構長は「季節性のウイルスほどではないが、過去に見つかったH5N1よりは伝播することが示唆された」と説明する。
牛から採取したウイルスをマウスとフェレットの鼻に感染させると、全身でウイルスが増え、強い病原性をもつこともわかった。成果は英科学誌ネイチャー(オンライン版)に掲載された。
*青字と図は、日本経済新聞電子版