柏崎市より村上まで、新潟市内を除き海岸沿いをドライブできる。好きな道路である。新潟市に向かい寺泊を越えたあたりにこの店はある。
店内を見渡して初めて気がついた。薪焼きの石釜である。炎を見ているとやはり癒される。不思議な感覚だ。オーナーシェフと少しだけおしゃべりをした。営業初めて３年目。この建物は１０年以上前よりあった。経営者が変わったのである。この建物に入るのは初めてである。
先客の大学生とおぼしきカップルは間もなく出て行き、客は天星ひとりのみだった。コーヒーを注文した。メニューには幾種ものコーヒー類が並んでいた。ひとり分のコーヒーを炒れているのが見えた。窓からは日本海が見渡せる。薪焼きのピザを食べたかった。時間が中途半端で、分量大きくて調節できないとのことなので諦めた。
薪焼きと言えば、前にも紹介した店（「ダム」）はかまどに薪である。ピザを食べた。だが評価ではなく、こちらはプロ中のプロであると感じた。店の名前は石釜に書かれている通りである。非常に、気に入った青年がひとりで切り盛りしていた。かみさんを連れてこなければと思った。
